広瀬アリス、8年ぶりの映画単独主演『沖晴くんの涙を殺して』10.2公開 余命1年を宣告された音楽教師役
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額賀澪による長編小説『沖晴くんの涙を殺して』(双葉文庫)が、広瀬アリスを主演に迎えて映画化され、10月2日より公開することが決定。場面写真が初解禁されたほか、本作で8年ぶりの映画単独主演を果たす広瀬と、額賀からのコメントが到着した。
【写真】『沖晴くんの涙を殺して』原作書影と著者の額賀澪
原作『沖晴くんの涙を殺して』は、2015年に『屋上のウインドノーツ』で第22回松本清張賞を、『ヒトリコ』で第16回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー、吹奏楽小説『風に恋う』やテレビドラマ化された「転職の魔王様」シリーズが話題となった額賀澪が手掛ける長編小説。
主演を務めるのは、2025年にドラマ『こんな私が神説教』(日本テレビ系)で主人公の教師役を演じて話題を呼び、藤原竜也と共演する『全領域異常解決室』(フジテレビ系)の映画版が2027年春に2作連続で公開することが決定している広瀬アリス。本作が2018年公開の『巫女っちゃけん。』以来、8年ぶりの映画単独主演作となる。
今回広瀬が演じるのは、末期の乳がんを患い余命1年を宣告され故郷に戻ってきた音楽教師・踊場京香。故郷で死と引き替えに「喜び」以外の感情を失った高校生・沖晴と出会うことにより、2人は死を抱える者同士として、次第に心を通わせていく。
場面写真は、京香(広瀬)の物悲しい表情が印象的なシーンを収めている。
本作について、広瀬は「“生きる”という事に直面した京香と沖晴くんの人間物語だと思っています。京香を演じていくと、自然と自分の弱いところも愛そう。そんな優しい気持ちになれました」とコメント。
原作の額賀は「刊行直後に映画化の打診をいただき、長い時間をかけて完成したことをとても嬉しく思います。『ネガティブな感情などなければどれほど楽に生きられるだろう』と思うことも多い日々の中で、怒りや悲しみや不安を感じるからこそ噛み締められる幸せがある。映画の中の京香や沖晴が、原作者である私にも改めて教えてくれました」と語っている。
監督は、人間の感情の揺らぎや孤独、性や生と死の関わりを、絵画を思わせる詩的な映像と緻密な音響設計で繊細に描き、数々のヒット作を生み出している矢崎仁司。
矢崎監督は、1980年に日本大学芸術学部映画学科在学中に発表した『風たちの午後』で監督デビューし、ヨコハマ映画祭自主製作映画賞を受賞。1992年に発表した『三月のライオン』ではベルリン国際映画祭フォーラム部門に招待され、ベルギー王室主催「ルイス・ブニュエル『黄金時代』賞」を受賞するなど、国際的な注目を集めた。
そして、文化庁芸術家海外研修員としてロンドンに留学中、ロンドン、パリ、東京を舞台に『花を摘む少女 虫を殺す少女』(2000年)を制作。その後も魚喃キリコ原作の『ストロベリーショートケイクス』(2006年)、江國香織原作の『スイートリトルライズ』(2010年)、辻村深月原作の『太陽の坐る場所』(2014年)、小池真理子原作の『無伴奏』(2016年)、西加奈子原作の『さくら』(2020年)、柚木麻子原作の『早乙女カナコの場合は』(2025年)など、人気小説やコミックの実写化作品を手掛け、国内外で高い評価を受けている。
映画『沖晴くんの涙を殺して』は、10月2日より全国公開。
※主演、原作者のコメント全文は以下の通り。

