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広瀬アリス、『トイ・ストーリー5』で声優に! 最先端タブレットのリリーパッド役 米レカペにも登場

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(左から)ジム・モリス、広瀬アリス、ピート・ドクター 映画『トイ・ストーリー5』ワールドプレミアの様子
(左から)ジム・モリス、広瀬アリス、ピート・ドクター 映画『トイ・ストーリー5』ワールドプレミアの様子 (C)2026 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

 女優・広瀬アリスが、映画『トイ・ストーリー5』に登場する最先端タブレットのリリーパッド役日本版声優に決定。日本時間10日に米ロサンゼルスの由緒正しき劇場エル・キャピタン・シアターで行われた、本作のワールドプレミアに参加し、レッドカーペットにも登場した。

【写真】テイラー・スウィフトも登場! 『トイ・ストーリー5』ワールドプレミアの様子

■USオーディションを経て合格

 コミカルから繊細、感情の起伏が大きい役まで幅広く演じ分ける高い表現力を持つ広瀬が今回演じるリリーパッドは、内気な少女ボニーのもとにやってくる最先端のタブレットのキャラクターで、多様な声色と複雑な感情を併せ持つ難役。

 ボニーを思い強い意志で行動する芯の強さが広瀬の魅力と一致すること、そしてボニーの幸せを願うからこそ周りに置いていかれないよう“おもちゃ離れ”して成長すべきだと考え、ジェシーたちと対立する“最大の敵(ライバル)”になるという二面性のある役柄を表現できる演技力が評価され、US本社のオーディションに見事合格した。

 声優に決まった時の気持ちについて「世界中で愛されている作品に参加できるって決まった時は、素直にめちゃくちゃ嬉しかったですね。自分も小さい時から、1の時からずっと見ていたので夢のようです」と喜びの気持ちを爆発させた。

 広瀬が演じるリリーパッドは、おもちゃ遊びが大好きで友達ができなくて悩むボニーのことを思って、おもちゃから“卒業”して周りに追いつかないといけないと考えており、ウッディらおもちゃたちと対立する。

 そんなリリーパッドの魅力について広瀬は「今の時代の最先端のタブレットなので、いろんなことが出来ちゃうんです。予告でもあったように聞いてない風で実は全部聞いていたし、スペイン語にもなるしとか、今までのおもちゃとは違うキャラクターで、そこが魅力的だなと思いますし、タブレットだからこそのキャラクター性は演じていて面白いなと思いました」と明かす。

 『トイ・ストーリー』は今年で日本公開30周年を迎え、子どもから大人までたくさんの人が『トイ・ストーリー』と共に歩んできたが広瀬もその一人。

 広瀬は「何時までに絶対寝なさいというのが小さいころにあったのですが、『トイ・ストーリー』が夜テレビでやっている時は絶対に見せてくれたり、うちの両親は『トイ・ストーリー』に緩かったんです(笑)。多分両親も大好きだからそれを伝えたかったんだと思います」と『トイ・ストーリー』との思い出を告白した。

 そんなシリーズの最新作については、「これまでのおもちゃと最先端のタブレットが、対立してしまう部分もあるんですけど、これまでにない今どきの掛け合いがすごく多くあるので、ぜひそこを楽しんでいただけたらと思います。あとジェシーがとても勇敢でカッコよくて、これまで見てきた方は特に、ちょっとうるっとしてしまう瞬間がたくさんあると思います。初めて見る方もこれまで見てきた方も、皆さんが楽しめる『トイ・ストーリー5』になっていると思います」と、見どころを全力でアピールした。

 そんな広瀬はアフレコを振り返って、「声優さんのお仕事っていうのは本当に大変なので、結構時間をかけてじっくり撮らせていただきましたし、ヘッドホンで完成前のジェシーやウッディの声を聞いて結構テンションが上がっていました。『みんなが私と喋ってる!』みたいな感覚でアフレコしてました」と、苦労しつつも楽しんで収録したことを明かす。

 広瀬の演技については、US本社の担当者も「たまに暴走してしまうものの、実は優しさを持ち合わせているリリーパッド。アリスさんは全編を通してキャラクターを深く理解しており、リリーパッドの対抗心や親しみやすさに加え、その繊細さも見事に表現してくださいました。さまざまな表情を見せるリリーパッドを、とても魅力的に演じていただいたと思います。この、たまに暴走するけれど実は優しいリリーパッドの魅力が、日本の観客の皆さまにもきっと伝わると確信しています」と絶賛のコメントを寄せている。

 本作の吹替演出を担当したディレクターの鍛冶谷功も「まっすぐに画面を見つめる集中力にただならぬオーラを感じましたが、収録が進むにつれ、良い意味で肩の力が抜けて、違った一面も見せてくださり、それは映画の中のリリーパッドそのものだったように思います。時折、こちらの予測を超えたコミカルな爆発力を発揮されて、笑いの絶えない収録でした」と収録の様子を振り返っており、その演技に期待が高まるばかりだ。

■レカペにはテイラー・スウィフトも

 『トイ・ストーリー』声優としてレッドカーペットを歩いた広瀬は、たくさんのメディアとファンが集まった会場を見て「とにかく熱量がすごいです! 世界各国からたくさんの方々が来ていて、親子で来てたりカップルで来てたり、自分と同世代の人が来ていたり…本当に幅広い世代の方に愛されているんだなと感じました」と笑顔。

 広瀬は胸元の開いた白いドレスに、耳元には日本版声優を務めるリリーパッドの緑のアクセサリーを身に着けており、「全身白色のドレスなんですが、(アクセサリーは)リリーパッドカラーです。ここが私はすごく好きなポイントで、ネイルもリリーパッドにあわせてグリーンにしてきました」と衣装やネイルについてもアピールした。

 さらに、レッドカーペットでは、広瀬と、シリーズ全作品に深く関わり続けているアンドリュー・スタントン監督、共同監督を務めたケナ・ハリス、プロデューサーのリンジー・コリンズ、ピクサーのトップ(CCO)としてスタジオを率いるピート・ドクターら制作陣の初対面が実現。

 広瀬が日本から持ってきた日本限定のリリーパッドのグッズをプレゼントすると、スタントン監督たちは「ありがとう!」と口々に述べ、ケナ・ハリス共同監督は日本語で「かわいいー!」と大喜び。広瀬は熱い歓迎を受けた。

 そして、スタントン監督は“シリーズ最高の物語”になった本作について、「私は何年も前から、小さな子どもたちがどんどんデバイスを持つようになっていることに気づいていました。この作品を書き始めたころには、それは無くなることのないことだと感じたんです。テレビと同じように、もう生活から消えることのない存在だと。だからこそ、興味深いテーマになりまし、人間だけでなくおもちゃにとっても大きな意味を持つんです。どうおもちゃに影響を与えるのかという問いにもつながるんです」と、最新作を作るきっかけを明かす。

 そして、『トイ・ストーリー』の原案を手掛けた一人でもあるピート・ドクターは「私たちは手強い敵役が必要だと考えていました。なぜなら、現実の世界を見渡すと、子どもたちはいつもデバイスを手にしているからです。それを『トイ・ストーリー』の世界でどう表現するか。そして、ウッディやバズ、ジェシーを極限まで追い込めるような強力なキャラクターをどう作るかを考えました」と制作の裏側を告白。そしてピートは、「私たち自身も子どもたちが画面ばかり見ていて、自由に想像力を働かせる時間が減っているのを目にしています。ただ、これは決して絶対的な悪ではありません。私たち全員が向き合っている課題なんです」と、今の時代だからこそ描くべき物語になっていることを語った。

 そのほか、おもちゃの世界に入り込んだかのような装飾がされた会場には、シリーズ1作目からウッディのオリジナル版声優を務めるハリウッドの大スタートム・ハンクスや、バズ・ライトイヤーのオリジナル版声優のティム・アレンのほか、名曲「君はともだち」などシリーズ全作品を彩る楽曲を手掛ける作曲家のランディ・ニューマンなど『トイ・ストーリー』のレジェンド声優&スタッフ陣が大集結。さらに、本作のために書き下ろされた新曲「I Knew it, I Knew You」を歌う世界的歌姫テイラー・スウィフトもサプライズ登場し、会場のボルテージは最高潮に盛り上がった。

 アニメ映画『トイ・ストーリー5』は、7月3日より全国公開。

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