『キネマの神様』菅田将暉&野田洋次郎の歌声初公開! 主題歌入り最新予告解禁

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歌手の沢田研二と俳優の菅田将暉がダブル主演を務める山田洋次監督の最新作『キネマの神様』より、RADWIMPS feat.菅田将暉による主題歌「うたかた歌」入りの最新予告映像が解禁された。
【動画】菅田将暉&野田洋次郎の歌声初公開! 『キネマの神様』主題歌入り最新予告
松竹映画100周年を記念し企画された本作は、作家・原田マハによる同名小説を映画化。映画監督になる夢を追いかけ、挫折を経験するが映画をこよなく愛するゴウ(現在・沢田/過去・菅田)、かつて若きゴウが思いを寄せる食堂の娘であり、ゴウの妻となった淑子(現在・宮本信子/過去・永野芽郁)、そしてゴウとはかつての撮影所仲間で、名画座・テアトル銀幕を営むテラシン(現在・小林稔侍/過去・野田洋次郎)など、各キャラクターの思いと共に、夢と愛に満ちた青春、そして時代を越えて訪れる“奇跡”に満ちた物語が描かれる。
主題歌「うたかた歌」は、若き日のテラシンを演じるRADWIMPSの野田が作詞・作曲、若き日のゴウ役の菅田がゲストボーカルを務め、劇中の2人の役柄と重なり合うように歌詞に合わせて歌い分けされている。元々は主題歌と意識して制作した楽曲ではなく、野田が作品への愛情とリスペクトを込めて「監督にこのデモをお渡しください」と贈ったものだったという。
最新予告映像では、野田と菅田が切なくも力強く歌い上げる「うたかた歌」のノスタルジックなメロディーにのせ、かつて恋に胸焦がれたゴウと淑子の、過去から夫婦となった現在にかけて築かれていく深い愛が映し出されている。映画への夢を諦め、迷惑ばかりかけて後悔しているゴウと、いつもそばで支え、ゴウを愛し続ける淑子。壊れかけた家族の関係も、諦めてしまった夢も、何度だってやり直せる―。
当初ダブル主演予定だったコメディアンの志村けんさんの死去、緊急事態宣言に伴う撮影の長期中断、そして2度の公開延期と、さまざまな困難が降りかかっても、決して諦めず、多くの人の思いがつながり完成した本作。それとも重なるように“映画の神様”を信じ続けたゴウや淑子、その家族や友人たちに一体どんな奇跡が待ち受けているのか。本作に対して「あの世界が音としてもこの世にずっと残っていってほしい」という野田の願いが込められた主題歌は、映画のエンドロールでも流れる。
映画『キネマの神様』は8月6日より全国公開。