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『グーニーズ』meets『死霊のはらわた』? SFゴアスプラッターヒーローアドベンチャー公開決定

映画

 映画『バイオハザードV:リトリビューション』、『パシフィック・リム』など、数々の大作に特殊効果として参加してきた若き天才クリエイター、スティーヴン・コスタンスキ監督の最新作『PSYCO GOREMAN(原題)』が、邦題を『サイコ・ゴアマン』として、7月30日より全国順次公開されることが決定した。

【写真】キッズアドベンチャー映画の傑作『グーニーズ』フォトギャラリー

 本作は、冒険心を描いた子ども映画の名作『E.T.』や『グーニーズ』などを彷彿(ほうふつ)とさせつつ、『死霊のはらわた』や『マスターズ 超空の覇者』といったジャンル映画愛に溢れた、80年代的懐かしさ満載で描く“SFゴアスプラッターヒーローアドベンチャー”。

 コスタンスキ監督が、「もし自分にコントロールできるモンスターがいたら?」という、自身が幼少期に思い描いた夢を、“子ども向けテイスト+スプラッター”というありえない組み合わせで再現。個性豊かな宇宙怪人が多数登場するなど、特撮ファンも唸ること必至の愛すべきB級感を醸し出しながらも、喧嘩が絶えなかった兄妹の成長や残虐宇宙人に芽生えた新たな感情なども描かれており、鑑賞後には、忘れかけていた“大切なもの”が胸に響くストーリーとなっている。

 ある日、庭で遊んでいた8歳の少女ミミと10歳の兄ルークは、ひょんなことから地底に太古から埋められ、銀河で恐れられていた名前のない悪魔<残虐宇宙人>をよみがえらせてしまう。怒りと憎しみの感情しか持たず、計り知れない特殊能力を持った残虐宇宙人の復活により、地球は絶体絶命の危機に!

 しかし、光る謎の宝石をミミが手にしたとき、残虐宇宙人はミミに絶対服従せざるを得なくなる。暗黒の覇者でありながら1人の少女に逆らえない残虐宇宙人は、サイコ・ゴアマンと名付けられ、子どものいたずらに付き合うはめに。一方その頃、銀河系の怪人たちが残虐宇宙人の復活を察知。宇宙会議を開き、サイコ・ゴアマン抹殺のため地球に向かおうとしていた…。

 解禁された日本版ポスタービジュアルは、サイコ・ゴアマン、ミミ&ルークを中心に、個性的な怪人や登場キャラクターたちの姿が散りばめられたもの。コスタンスキ監督も、「このポスターは、私が愛する日本のジャンル映画のポスターを彷彿とさせます。風変わりな雰囲気を持っていて、目を見張るような芸術作品だと思います。壁に飾りたいです!」と大絶賛している。

 当初は、世界中から大きな注目を集める巨大カルチャーイベント、SXSW 2020(サウス・バイ・サウスウエスト)でのお披露目が決定していたが、新型コロナウィルスの流行によりイベント自体が中止に。そんな状況下でも、日本の早耳映画ファンから公開が熱望されていた本作に注目だ。

 映画『サイコ・ゴアマン』は7月30日より全国順次公開。

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