『ウルトラマン』CGアニメ長編映画製作へ 円谷プロダクション×Netflixがタッグ
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日本の国民的ヒーロー・ウルトラマンを描くCGアニメ長編映画『Ultraman（原題）』が、Netflixと円谷プロダクションの共同で製作されることが発表。ティザーアートが公開された。
【写真】アニメシリーズ『ULTRAMAN』場面写真
『Ultraman（原題）』の主人公は、野球界のスター選手、サトウ・ケン。彼のもうひとつの姿は、地球を守るスーパーヒーロー、ウルトラマンだった。その役目を果たすべくサトウは日本に帰国するも、戻ってすぐに「宿敵」の子である赤ちゃん怪獣の養育を任されるという予想外の事態に。チームの一員として、また新米パパとして奮闘しながら、ケンは自分の中にあるエゴや疎遠になっている父、過激な怪獣防衛軍の台頭と向き合い、ウルトラマンであることの本当の意味を見出していく。
監督をシャノン・ティンドル、共同監督をジョン・アオシマが務め、脚本はシャノン・ティンドルとマーク・ヘイムズが手掛ける。そのほか、プロデューサーをトム・ノット、共同プロデューサーをリサ・プールが担当する。
シャノン・ティンドル監督は「この映画を作ることは、私の長年の夢でした。円谷英二さんの『ウルトラマン』に対する私の愛から生まれたオリジナルストーリーが、幸運にも映画として実を結ぶことになりました。円谷プロダクションの方々からの素晴らしい信頼と、Netflixアニメーション部門の皆さんのサポートに、心から感謝しています。優れたメンバーがそろった私たちチームの斬新な『Ultraman（原題）』を、世界中の視聴者にお届けできる日を楽しみにしています」と、作品にかける思いをコメント。
Netflixと円谷プロダクションは、過去にもアニメシリーズ『ULTRAMAN』（シーズン2を発表済み）を共同制作している。今回のCGアニメ映画化について、円谷プロダクション代表取締役会長兼CEOの塚越隆行氏は「『ウルトラマン』は55年前、当社の創業後間もなく日本で誕生しました。円谷プロダクションにとって今回のNetflixとの取り組みは、創業以来初めての本格的な全世界に向けての展開になります」と語る。
続けて「『ウルトラマン』は、これまで多くの人たちを魅了してきました。シャノン・ティンドル氏もその一人です。彼は子供のころからウルトラマンに大きな影響を受けて育ち、そしてクリエイターになったとお聞きしています。今度は世界中の子供たちが、Netflixを通じてシャノンのウルトラマンを観て、勇気と希望と思いやりの気持ちを育んでもらえたらうれしいです」とメッセージを寄せている。
