船越英一郎、15年ぶりにラブストーリー参戦 『推しの王子様』で比嘉愛未と初共演
女優の比嘉愛未が主演する7月スタートのドラマ『推しの王子様』(フジテレビ系/毎週木曜22時)に、俳優の船越英一郎が出演することがわかった。“サスペンスドラマの帝王”と称される船越がラブストーリーを描く連続ドラマに出演するのは15年ぶりで、比嘉とは初共演となる。
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本作は、乙女ゲーム(女性向け恋愛ゲームの総称)を手がけるベンチャー企業「ペガサス・インク」の社長・日高泉美(比嘉)が、借金取りから逃げようとしていた五十嵐航(渡邊圭祐)と偶然出会い、無作法で無教養で無気力な航を理想の男性に育てるため奮闘する、“逆マイ・フェア・レディ”な日々を描くロマンチックコメディー。比嘉、渡邊のほか、ディーン・フジオカ、白石聖、徳永えり、瀬戸利樹、佐野ひなこ、谷恭輔、藤原大祐らが共演する。
船越が演じるのは、大手アウトドア・メーカー「ランタン・ホールディングス」の代表取締役社長を務める水嶋十蔵役。大胆不敵な人柄で、常に抜け目なく、目的のためなら手段を選ばない一方で、情に厚い顔も持つという役どころとなる。泉美は次回作となる乙女ゲームへの出資を「ランタン・ホールディングス」に掛け合っていて、出資するかどうか、すべては十蔵の考え次第だが、物語が進むにつれて十蔵により思いもしなかった“崖っぷち”に立たされることになる―。
“サスペンスドラマの帝王”とも称される船越がラブストーリーを描く連続ドラマに出演するのは、『ブスの瞳に恋してる』で脚本家役を演じて以来、実に15年ぶり(単発ドラマを入れれば『恋するJKゾンビ』(テレビ朝日系/2016年12月29日)以来5年ぶり)。主演の比嘉とは、『本日は、お日柄もよく』(WOWOW/2017年1月~2月)で作品をともにしたが、すでに亡くなっているキャラクターを船越が演じ演技を交わすことは無かったため、本作でついに初共演を遂げる形となる。
久しぶりのラブストーリーへの出演に、「熟年の恋愛模様を演じられるかと期待しましたが(笑)」と語る船越。比嘉については、「芳醇な感性に裏打ちされた確かな演技力に、かねてから魅力を感じておりました」とコメント。そして、「乙女ゲームの世界を借りた“逆マイ・フェア・レディ”なストーリーであると同時に、ヒロインの成長譚でもあります。若い方たちだけでなく幅広い層の方たちも楽しんで頂ける作品になると確信しています。ぜひ視聴者の皆さん、『推しの王子様』を育成して頂ければ幸いです」とメッセージを寄せた。
木曜劇場『推しの王子様』は、フジテレビ系にて7月より毎週木曜22時放送。