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『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』全ての始まり、“DAY1”が生まれたきっかけはSNS

映画

映画『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』全ての始まり、“DAY1”の様子
映画『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』全ての始まり、“DAY1”の様子(C) 2021 Paramount Pictures. All rights reserved.

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エミリー・ブラント

ミリセント・シモンズ

ジョン・クラシンスキー

キリアン・マーフィ

ジャイモン・フンスー

 本日公開を迎えた『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』。同作のプロデューサーを務めるブラッド・フラーが、前作『クワイエット・プレイス』へのSNS上での反響が、本作製作の大きなヒントになったとの秘話を明かした。

【写真】平穏な日常から一転、「何か」が襲来 『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』場面写真

 本作は、音に反応して人間を襲う「何か」の恐怖から逃れようとする一家を描いた『クワイエット・プレイス』の続編。

 キャストは前作同様、母親エヴリン役を実力派女優エミリー・ブラント。自身も役柄と同じ聴覚障害を持つミリセント・シモンズと『フォードVSフェラーリ』のノア・ジュプが娘リーガン役と息子マーカス役で続投。実生活でもエミリーと夫婦で知られ、夫リー役&監督を務めたジョン・クラシンスキーが、今作でもメガホンをとる。そして、新キャストとして、『ダンケルク』(2017)のキリアン・マーフィ、『キャプテン・マーベル』(2019)のジャイモン・フンスーが加わった。

 本作では、前作で生き残ったアボット家の妻エヴリン(エミリー・ブラント)、リーガン(ミリセント・シモンズ)、マーカス(ノア・ジュプ)らが、住み慣れた家を後に無限の危険が広がる外の世界へと踏み出していく物語に加え、ついに「何か」が現れた「恐怖の始まりの日」でもあるDAY1の出来事も描かれる。

 プロデューサーのブラッド・フラーは「前作公開後に我々が(SNSを通して)観客から聞かれたことは、『Day1に何が起こったのですか?』という問いだった」と語り、「前作で観客が得られなかったものを僕らは提供しなくてはいけないと思った」と、1作目のファンたちによるSNS上での多くの要望によってストーリーが構築されたことを明かす。

 また、フラーは「もし映画を作るうえで、幸運にも多くのファンを作ることができ、ファンが映画をサポートするなら、彼らが求めているものを聞くのは我々(製作陣)の義務だ。SNSを通じて提示されたアイデアは、会話の出発点だった」と、ファンたちの声が本作製作の出発点であり、ファンが映画をサポートしてくれるならば製作陣も寄り添わないといけないという持論も語っている。
 
 一体なぜ、世界は荒廃してしまったのか? 平穏な日常から一転、音に反応して殺りくを繰り広げる「何か」の襲来を描くDAY1と、「何か」の脅威が迫りくる中、周囲の恐ろしい静けさのなかに希望を見出そうと奮闘するアボット家の結末に注目だ。

 映画『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』は6月18日より全国公開。

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