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『青天を衝け』“慶喜”草なぎ剛「おぬしの顔に見入り聞いていなかった」“篤太夫”吉沢亮との掛け合いに反響

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大河ドラマ『青天を衝け』第19回「勘定組頭 渋沢篤太夫」場面写真
大河ドラマ『青天を衝け』第19回「勘定組頭 渋沢篤太夫」場面写真(C)NHK

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NHK大河ドラマ

 俳優の吉沢亮が主演を務める大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合/毎週日曜20時ほか)第19回「勘定組頭 渋沢篤太夫」が20日に放送。篤太夫(吉沢)と慶喜(草なぎ剛)の掛け合いに視聴者からは「かわいいかよ」「ほっこりする」などの反響が集まった。

【写真】“篤太夫”吉沢亮は、商才を発揮し頭角を現す

 一橋家の懐を豊かにするために動き始めた篤太夫は、木綿の売り買いの流れをよくするため、慶喜に一橋の銀札を作りたいと提言する。篤太夫は銭は重たい、といい「紙ならば軽いし気軽に多くの物を売り買いできる」と主張。篤太夫が「銀札をただの紙切れではなく、きちんと銭と思ってもらうのに入り用なのは信用だ。一橋が責任を持ってこれを作り、これで木綿の売り買いをさせ…」とまくしたてると、慶喜は何も言わずに篤太夫をじっと見ながらそれを聞いていた。

 思わず篤太夫が「某の今の話お分かりになりましたでしょうか?」と問いかけると、慶喜は「否。途中からおぬしの顔に見入り聞いていなかった」と答える。「なんと」と驚き目元を隠す篤太夫に、慶喜は「おぬしは円四郎風に言えばまことおかしろい。このひと月、実に不毛なことばかりに気をすり減らしていたゆえ、おぬしを見て少しばかり気鬱が治った」と話し「おぬしが誠に信用のできる札を作り、民をも喜ばせることができると言うならば、ぜひ見てみたいものだ」と提言を受け入れる。

 こうして篤太夫は偽札対策など細かいところにまでこだわりながら一橋家の銀札を作り、半年かけて銀札引換所を設立。額面どおりの銀と引き換えたことで、百姓たちからの信用を得る。この成功により、篤太夫は一橋家の勘定組頭に抜てき。慶喜は「渋沢篤太夫よ。よくやった」と篤太夫を褒め、篤太夫は「この道でさらなるお役に立てるよう、精進してまいります」とうれしそうに誓うのだった。

 篤太夫が銀札を作り出す展開に視聴者からは「銀札を作る未来の壱万円札」「どんどん商才を発揮し始めた」「本領発揮」「この年からお札作って令和には一万円札になるの趣深い」「後に札の顔になろうとは…」などの声が続出。また、篤太夫の話の途中で慶喜が「おぬしの顔に見入り聞いていなかった」と明かし、篤太夫が目を隠すシーンにも「掛け合いがかわいい笑」「ほっこりするシーン」「篤太夫を見つめる慶喜の眼差しがとても優しかった」「かわいいかよ」などの反響が寄せられていた。

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