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『おかえりモネ』“菅波”坂口健太郎、患者に寄りそう言葉にネット感動「涙が出る」

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 女優の清原果耶がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK総合/月曜~土曜8時ほか)の第6週「大人たちの青春」(第29回)が24日に放送され、医師の菅波(坂口健太郎)がガン患者の田中(塚本晋也)に積極治療を勧める言葉に、ネット上には「やっぱりいいお医者さん」「優しいなあ」「涙が出るよ」といった反響が寄せられた。

【写真】「助けられるならやってます!」“菅波”坂口健太郎、“百音”清原果耶にいら立ちをぶつけてしまう 『おかえりモネ』第29回より

 百音(清原果耶)は、田中(塚本晋也)にもう一度テーブルとイスを作らせてもらえないか頼んでいた。そこで百音は、田中に別れた妻や娘がいることを知らされる。自分の娘が出産を控えていることを人づてに聞いたと明かす田中は、孫の顔が見たいと本音を漏らしつつも、自分がステージ4の肺ガンを患っているため死期が近いことも悟っている。百音は、生きたいという気持ちと迫る死期の間で苦悩する田中の姿を目の当たりにする。

 どうにか力になれないかと悩む百音は、菅波に相談。しかし田中自身が積極治療を避けていたことや、ガンが進行している今の状況で田中の命を救えないと自覚している菅波は、百音にいら立ちをぶつけてしまう。自分へのいら立ちを百音にぶつけたことを後悔した菅波はある日、田中の自宅を訪ねる。

 医師として東京と登米を往復し診察を続けている菅波は、その生活について「時々うんざりします」と本音をもらしつつ「でも時々東京で、無性にこっちに来たくなったりもします」と相反する気持ちを吐露。「どっちが本心かって聞かれたら、自分でも分かりません」と話す菅波は「本心なんてあってないようなもんです。でもいいんです。毎日言ってることが変わっても」と田中に語りかける。菅波の優しい語り口と田中の心情に寄り添おうとする言葉に、ネット上には「すごくすごくすごくうなずいてる」「人の気持ちは揺らぐからね。それが自然なのだけど」「抱えてるとほんと毎日気持ちが変わる」「振り子のように揺れる心は皆一緒(共感)」などの声が集まった。

 さらに菅波は田中に「毎日考えが変わってしまうなら、固定観念や意地や罪悪感のために結論を急ぐことをやめて、本当に自分がそうしたいと思う方向に、いつでも進路を変えられるように“結論を先延ばしにできる治療”を続けておきませんか?」と提案。さらに菅波は積極治療について「“迷う時間を作るための治療”だと思いたいです」と語りかける。菅波の真摯(しんし)な言葉に、ネット上には「やっぱりいいお医者さんやな菅波先生」「あぁ、いいなぁ。優しいなあ」「これは良い説得」「どう伝えるか一生懸命考えたんだろうな」「名言だね 先生」といったコメントが相次ぎ、さらに「田中さんの気持ちに寄り添ってくれて泣いちゃう」「全私が泣きましたよ、菅波先生」「優しい、優しいなあ 涙が出るよ」「菅波先生に号泣」「菅波先生の話で勝手に目から涙出てた」などの投稿も多数寄せられていた。

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