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松たか子、松尾スズキと初タッグ 藤本有紀脚本ミステリーで神木隆之介&小日向文世と共演

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舞台『パ・ラパパンパン』に出演する(左から)神木隆之介、松たか子、小日向文世
舞台『パ・ラパパンパン』に出演する(左から)神木隆之介、松たか子、小日向文世

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 女優の松たか子が主演するCOCOON PRODUCTION 2021+大人計画の舞台『パ・ラパパンパン』が、東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンにて11月3日~28日に上演されることが決まった。演出は松尾スズキで、松尾の舞台に松が出演するのは初めて。

【写真】主人公の小説家を演じる「松たか子」

 2020年1月にシアターコクーンの芸術監督に就任した松尾が新たに演出を手掛けるのは、現実と物語が交錯するゴージャスでファンタジックなミステリーコメディー。同劇場で次々とオリジナル作・演出作品を発表し続けてきた松尾が、今回初めて自作以外の戯曲演出に挑戦する。

 脚本を担当するのは、2016年に松尾が主演を務めたNHKの木曜時代劇『ちかえもん』で第34回向田邦子賞を受賞した藤本有紀。松尾のラブコールを受け、松尾のホームグラウンドである舞台で“演出家と作家”として初タッグを組む。

 鳴かず飛ばずのティーン向け小説家が、つい雰囲気に流され、「次は本格ミステリーを書く!」と宣言してしまう。無理やりひねり出したのは、19世紀イギリスのクリスマスイブを舞台にした欠陥だらけの物語。本人はアガサ・クリスティーばりの傑作が書けたと満悦し、久しぶりの安眠を得るが、深夜にハタと気づいて飛び起きる。現実と小説の世界が交差しながら物語が進んでいく中、作家自らが事件の真相を突き止めるため、そして“彼女自身の物語”を完結させるために奔走する-。

 主人公のティーン向け小説家役を松が演じ、松尾の舞台に初挑戦。そのティーン向け小説家に振り回される担当編集者役には、2度目の舞台出演となる神木隆之介。物語の中に登場する極悪非道の守銭奴と名高い貸金業者スクルージ役には小日向文世。このほか、大東駿介、皆川猿時、早見あかり、小松和重、菅原永二、村杉蝉之介、宍戸美和公、少路勇介、川嶋由莉、片岡正二郎、オクイシュージ、筒井真理子、坂井真紀が出演する。

 主演の松は「横文字の登場人物達、有名なクリスマスソング、二重構造の物語、、、。その中に自分がいることが許されるのか、まだドキドキしています。『リトル・ドラマー・ボーイ』を頭の中で鳴らしながら、ただただ稽古、本番に向けて、突き進んでいきたいと思います」とコメント。

 演出の松尾は「このたび、初めて藤本さんの戯曲を演出するという長年の夢がかなうのです。出演者も松さん、神木くん、小日向さんを初め、盤石とも言えるつわ者が一同に介し、僕がこれまで作ってきたものとは趣を変えた、一大エンターテインメント作品が立ち上がる予感、それしかしていません。コロナの時代だからこそ、困難に明るく立ち向かいたいものです」としている。

 COCOON PRODUCTION 2021+大人計画『パ・ラパパンパン』は、東京・Bunkamuraシアターコクーンにて11月3~28日、大阪・森ノ宮ピロティホールにて12月4~12日上演。

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