マツコ、“日本一のコスプレイヤー”えなこの悩みに驚き「コスプレイヤーと女装に共通点があったなんて」
関連 :
“日本一のコスプレイヤー”として活躍するえなこが3日放送の『マツコ会議』(日本テレビ系/毎週土曜23時)に出演。マツコ・デラックスが、自身とえなことの共通点に、深い共感と驚きを見せた。
【写真】数々の雑誌グラビアで活躍する“日本一のコスプレイヤー”えなこ
番組の中で、えなこが所属する芸能事務所のマネージャー兼社長・乾曜子(以前はアイドルグループ「腐男塾」などで活動)が、えなこの魅力をものすごい勢いで紹介する様子に大ウケしたマツコ。口数の多くないえなこに「自発的にしゃべらない理由もあるんだよね?」と乾が問い掛けると、えなこは「今でもテレビに出させていただいてお話をすると、その自分の言動がすべて、コスプレイヤーの代表や総意見だと思われる」と告白した。
えなこの意見に、以前同じことを考えていたというマツコは深く共感。「私が何かについて意見をしてしまうと、それがゲイの総意みたいになったワケよ。中には『あんたみたいに影響力のある人が、先頭に立って発言しなきゃダメでしょ』という先輩方もいた」と明かすと、えなこも「同じこと言われました」とうなずいた。
続けてマツコは「私が言ってしまって、みんなゲイがそう思ってるって取られてしまう方が危険。だからセクシャリティーのこととか発言したことほとんどないでしょう?」と話し、「びっくり。こんなにコスプレイヤーと女装に共通点があったなんて」と驚いた。番組ではほかにも、コスプレイヤーとして世間の目にさらされながらも活動を続けてきたえなこに、女装家として同じく偏見にさらされたマツコが共感していた。
えなこは、「テレビに出させていただいて4年くらいになるんですけど、4年間ずっと言葉選び、立ち振る舞いをテンプレート形式じゃないですけど、誰も傷つけない、波立てない、荒立てないような発言をしてきて、自分自身の一意見として捉えていただけないので、すごいつまらない人間だったんですよ」とし、「今後は私個人の意見をちゃんと言っていきたいなと思うし、言えないっていうのもストレスが溜まるし、また違う誤解もされますから、困ってるんですよね」と本音を明かした。
対してマツコは「すべてを理解してもらうことはまず不可能なのよ」とした上で、「社長を信じて、今まで自分を支えてきてくれた人たちを信じて、その人たちにウソをつかずに本音で話してれば、そのほかの人たちも『あいつ変だよね、ダメだよね、嫌だよね』とはならない。絶対に。だからそんなに気にすることないよ」とアドバイス。
さらに、ネガティブな意見を気にするのではなく、「えなこちゃんを今まで応援してくれた人たちのことを忘れちゃダメ。その人たちのことだけを思って活動してればイイだけの話なの」とアドバイスしていた。