志田彩良、新しい家族&淡い恋に揺れる女子高生に 『かそけきサンカヨウ』予告解禁
女優の志田彩良が主演を務め、俳優の井浦新と父子役で共演する映画『かそけきサンカヨウ』より、予告編とキービジュアルが解禁された。
【動画】『かそけきサンカヨウ』予告編
本作は、家庭環境のせいで早く大人にならざるを得なかった高校生・陽の葛藤と成長を、同級生・陸との“恋まではたどり着かないような淡い恋愛感情”を交えて描く。主人公・国木田陽を志田、陽を優しく見守る父親・直を井浦、陸を日曜劇場『ドラゴン桜』でも志田と共演した鈴鹿央士が演じている。監督は、映画『あの頃。』『街の上で』と今年既に2本の作品が公開されている今泉力哉。
高校生の陽(志田)は、幼い頃に母・佐千代(石田ひかり)が家を出て、父・直(井浦)とふたり暮らしをしていたが、ふたり暮らしは終わりを告げ、父の再婚相手である美子(菊池亜希子)とその連れ子の4歳のひなたと4人家族の新たな暮らしが始まった。そんな新しい暮らしへの戸惑いを、陽は同じ美術部に所属する陸(鈴鹿)に打ち明ける。実の母・佐千代への思いを募らせていた陽は、絵描きである佐千代の個展に陸と一緒に行く約束をする。
予告編は、陽が「自分史上一番古い記憶って何か覚えてる?」と同級生の陸に言われたことをきっかけに、母親と過ごした幼い頃の記憶を思い出すシーンから始まる。母親不在の父との静かな暮らしに満足していた陽だったが、父から「恋人ができた。その人と結婚しようと思う」と唐突に打ち明けられ、陽の生活は一変。新しい母親と連れ子の幼い妹が家族に加わり、陽は一人宙ぶらりんな気持ちを抱えていた。
そしてそんな陽の抱えていた感情がついに爆発。父親や新しい母親、友人たち、それぞれが胸の内に悩みや思いを抱えながら、周囲との関係性を築き上げ「淡く強く大人になる」陽の様子が、崎山蒼志が書き下ろした主題歌「幽(かそ)けき」にのせて切り取られている。
映画『かそけきサンカヨウ』は10月15日より全国公開。