『おかえりモネ』「行きなさい。自分の思う方へ」“サヤカ”夏木マリの優しさにネット涙
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女優の清原果耶がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK総合/月曜~土曜8時ほか)の第9週「雨のち旅立ち」(第44回)が15日に放送され、気象予報士試験に合格した百音(清原)を送り出そうとするサヤカ(夏木マリ)の姿に、ネット上には「涙が溢れた」といった反響が寄せられた。
【写真】サヤカ(夏木マリ)が百音(清原果耶)に「行きなさい。自分の思う方へ」と送り出す感動のシーン
百音はサヤカに嘘をついてしまったこと、そして気象予報士試験に合格していることを伝えるために能舞台を訪れる。そこには着物姿で優美に舞うサヤカの姿が。
能舞台を介して改めて向かい合う2人。サヤカは百音に「舞を舞うことはね、能では物事の陰と陽を整えることを意味すんの」と説明し「陰と陽のバランスが悪いと、この世界全体が不安定になんのよ」と話す。すると百音は「あ、低気圧と高気圧も陰と陽かも…」とつぶやく。これにサヤカは「舞を舞って、天の陰陽が整うと“雨が降る”って言われてるの」とほほ笑む。
風が吹き木々が揺れる音を聴いた百音は、神妙な表情で「サヤカさん…すみません…嘘ついて…」と頭を下げる。これにサヤカは笑顔で「分かってるよ〜。アンタの気持ちは」と応える。サヤカは「年寄りは甘やかすと途端に弱っからね。下手に情けなんてかけてくれなくていい」と言いつつ、百音を慈しむように「行きなさい。自分の思う方へ」と背中を押す。
若い百音の未来を思い、夢の実現のために送り出そうとするサヤカの言葉と姿に、ネット上には「サヤカさん、ホントかっこいい」「強いなぁ寂しさをこらえて送り出す覚悟できてる」「言葉全てがあったかい」「優しさが染みる」などの声が集まった。
サヤカの言葉を真剣に受け止める百音の表情が映し出されると、そこに雨が降ってくる。サヤカが笑顔で「ほ〜らね、全てが整ったら雨が降る」とつぶやくと、百音も笑顔でうなずいてみせる。第44回冒頭のこのシーンに、ネット上には「この雨、サヤカさんの心模様か」「雨降って地固まるか」「サヤカさんの涙雨にも見える」といった投稿が寄せられ、さらに「サヤカさぁ〜ん泣けちゃう」「早くも涙…」「サヤカさんの言葉に朝から泣ける」「じんわりした。何だが涙が溢れた」などのコメントも相次いでいた。