Snow Man主演『おそ松さん』実写映画化決定 2022年春公開
大人気アニメ『おそ松さん』の実写映画化が決定し、ジャニーズの9人組アイドルグループ・Snow Manが主演することが発表された。2022年春に公開される。
【写真】アニメ『おそ松さん』6つ子のキャラクタービジュアル
赤塚不二夫生誕80年記念として2015年10月からアニメ化された、赤塚不二夫の名作ギャグ漫画『おそ松くん』を原作にした『おそ松さん』。20歳を過ぎてもクズでニートで童貞、だけどどこか憎めない大人に成長した松野家6つ子を主人公に、何でもありの予測不可能な物語が人気を博し、2016年には流行語大賞にノミネートされるほどの社会現象を巻き起こした。
以降も、アニメシリーズは3期に渡り放送され、2019年には劇場版も公開。さらに2.5次元の舞台化も果たし、いずれもスマッシュヒットを記録している。そして、6周年の記念企画の一環として、新作アニメが2022年、2023年に公開されることも決定している。
そんな『おそ松さん』の実写映画化が決定し、主演を、2020年のデビューから3作連続でミリオンを達成するなど、今最も勢いを見せるグループ・Snow Manが務めることが発表された。
気になる配役は、おそ松を向井康二、カラ松を岩本照、チョロ松を目黒蓮、一松を深澤辰哉、十四松を佐久間大介、トド松をラウールが演じ、オリジナルキャラクターとなるエンドに渡辺翔太、クローズに阿部亮平、ピリオドに宮舘涼太がふんするなど、メンバー総出演となる。
メガホンをとるのは、映画『ヒロイン失格』(2015年)、『映画賭ケグルイ』(2019年)などの話題作を手掛け、最近では『東京リベンジャーズ』(2021年)の大ヒットも記憶に新しい英勉。実写版ならではのオリジナル要素を盛り込み、新境地を切り開く。
Snow Manリーダーの岩本は、「“え!『おそ松さん』実写でやるの?” 大好きな作品であると同時にその世界観にメンバー一同、嬉しさと“どうしよう?”という思いでした(笑)」と主演決定時を振り返る。「メンバー、共演者の方々と本読みをしましたが、今までの本読みの中で一番笑ったかもしれません。僕が登場しないシーンでもメンバーがやりとりしているのを聞いて、声に出して笑ったのは初めてです」と語り、「『おそ松さん』を好きな方にも、Snow Manを知ってくださっている方、知らない方も、誰が観てもくすっと笑えたり、声を出して笑ってしまうような作品に仕上がると思います」とコメントした。
なお、本日8月3日12時に、Snow Man YouTube公式チャンネルにて特別映像が公開される。
Snow Manが主演する実写映画『おそ松さん』は2022年春公開。
<コメント全文>
■岩本照(Snow Man リーダー)
“え!「おそ松さん」実写でやるの?”大好きな作品であると同時にその世界観にメンバー一同、嬉しさと「どうしよう?」という思いでした(笑)
先日、メンバー、共演者の方々と本読みをしましたが、今までの本読みの中で一番笑ったかもしれません。僕が登場しないシーンでもメンバーがやりとりしているのを聞いて、声に出して笑ったのは初めてです。
撮影はこれからになりますが、全部が楽しみです。他のメンバーのシーンで実際に撮影を見られないシーンもあるので、作品が出来上がった時にどういうふうに脚本から変わるのか、本読みで自分が笑った部分がどのような映像になっていくのか、とてもワクワクしています。
「おそ松さん」を好きな方にも、Snow Manを知ってくださっている方、知らない方も、誰が観てもくすっと笑えたり、声を出して笑ってしまうような作品に仕上がると思います。
観ていただく方に楽しんでいただけるよう、まずは自分達が精一杯楽しみながら撮影に挑みたいと思っています。
■菅原大樹(プロデューサー)
アニメ「おそ松さん」は毎週楽しみに見ていました。6つ子の関係性を中心に多種多様な“笑い”全開の作品で、深夜に何も考えずに見て笑えるアニメでした(笑)。そんなアニメ「おそ松さん」の実写映画を企画した意図としましては、コロナ禍という状況が大きかったかと思います。閉塞感のある状況が続く中、観てくれた方が一瞬でもそういった気持ちを忘れ、何も考えずに笑えるような作品を制作したくて「やるなら今しかない!」と思いました。また主演でご出演頂くSnow Manさんですが、彼らの公式YouTubeチャンネルを拝見する機会があり、そこで見せる無邪気なやり取りや、お互いのことを想っている様子は見ていて本当に微笑ましくて、まさに「兄弟」そのものだなと感じました。もちろん笑いのセンスもある皆様ですので、彼らとなら「おそ松さん」を実写化出来ると確信しました。本作が「おそ松さん」「Snow Man」ファンの皆様はもちろん、今回初めて知って頂いた方々にも“笑い”や“笑顔”を届けられる作品にしたいと思いますので、皆様是非ご期待ください。