宇垣美里&篠田麻里子が語る、芸能界「おちたらおわり」と感じる瞬間 「女の園」を生き抜くサバイバル術も告白
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現在放送中の、タワマンに住むママ友たちの泥沼の人間関係を描くドラマ『おちたらおわり』(中京テレビ・日本テレビ系/毎週水曜24時24分)。本作で主演を務める宇垣美里と、彼女を追い詰める最恐のママ友を演じる篠田麻里子が、互いの印象や役作りへの思いをはじめ、過激なタイトルにちなんだ「おちたらおわり」な危機感、女の園での立ち振る舞い方、そして自身が生きる上で大切にしている信条まで、作品の裏側とパーソナルな素顔を語った。
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■本番はバチバチ、カメラの裏では和気あいあい
ドラマ『おちたらおわり』第3話より (C)すえのぶけいこ/講談社 (C)中京テレビ
――台本を読んだ時の役の印象と、実際に現場に入って変化した部分はありましたか?
宇垣:私が演じる明日海は「受難の人」ですが、困難に対しても自分の思いを曲げない頑固さを持っています。怖がっても違うことは違うと言える不器用さに共感しましたし、嫌がらせを仕返さず、同じレベルに落ちない高潔さがかっこいいなと。ただ、私自身ならもっと受け流すだろうなと思うほど繊細なキャラクターです。でも現場で、麻里子さん演じる孔美子と対峙したら、もう普通に怖くて(笑)。「そりゃ震えるわ」と実感し、立ち上がろうとする明日海をより好きになりました。
篠田:原作は人間感情がすごくリアルに描かれています。孔美子は強いように見えて、実は色々な葛藤を抱えている女性です。強さを出しつつ、彼女なりの繊細な葛藤をしっかり作り込まなければと思いました。台本を読みながら、客観的に求められる孔美子像を考えて現場に入りました。
ドラマ『おちたらおわり』第1話より (C)すえのぶけいこ/講談社 (C)中京テレビ
――宇垣さんから見てトラウマになりそうなキャラクターの孔美子ですが、現場での距離感は意識されましたか?
篠田:最初は悩みました。宇垣ちゃんとは以前お仕事もしていて話しやすいのですが、現場で楽しく話してしまうと、あのヒリヒリした距離感が作れないかなと。でも、ずっと孔美子でいると現場全体が怖い雰囲気になってしまうので、カメラが回る時だけスイッチを入れることにしました。
宇垣:私は本当に何も気にしていませんでした(笑)。麻里子さんがいる喜びが強すぎて、直前までキャンキャン懐いていて。シリアスな作品ですが、関西出身のキャストも多く、カメラが回っていない時は関西弁が飛び交う明るい現場でした。全員が楽しいと思える現場であることが、働く上でとても大切だと思っているので、ムード作りはそちらの方向で進めました。
――実際に本番で対峙してみて、お互いのお芝居はいかがでしたか?
篠田:宇垣ちゃんは本当に真っ直ぐで、曲がったことが大嫌いな正義感の強いところが、まさに明日海にぴったりですごくナチュラルでした。思い切りやっても一つひとつしっかりリアクションしてくれるので、やりやすかったです。ルックスも可愛いので、映像としての綺麗さも素敵に仕上がっていると思います。
宇垣:麻里子さんは、カメラが回った瞬間に「孔美子様」になるんです。圧倒的なオーラでカッと睨まれた時、「蛇に睨まれた蛙ってこういう気持ちなんだ」と体感しました(笑)。目の光を消した真っ黒な目で、ねっとりとまとわりついてくるような眼差しが本当に恐ろしくて。おかげで素直にプルプル震えることができました。
篠田:孔美子なりの正義や「裏切られた」という気持ちを持って、明日海に執着しながら睨んでいました。でもそういう負のパワーってすごく体力を使うので、撮影後はすぐにお腹が空いてしまって。2人でよく「お腹空いたね」とキャッキャ言いながら食べていました(笑)。
