マユリカ、3歳の自分たちが今の姿を見たら「泣き崩れると思います」 30年超えの絆感じるインタビュー
これまで「クレヨンしんちゃん愛」をたびたび公言してきたお笑いコンビ・マユリカ。そんなマユリカの阪本と中谷が、『映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ〜ション』で、ゲスト声優を務めることになった。幼少期から自転車で映画館へ通い、主題歌を出囃子にするほど「しんちゃん愛」の深い阪本と、3歳からの幼なじみである中谷が、息の合った毒舌混じりの掛け合いをしながら、憧れの世界に飛び込んだ喜びや、アフレコの舞台裏、そして30数年来の深い絆について語った。
【写真】3歳からの幼なじみ マユリカの仲良し撮りおろしショットがたっぷり!
■大好きな「しんちゃん」の世界へ。念願のゲスト声優出演への想い
――以前から「クレヨンしんちゃん」が大好きだと公言されていた阪本さん。今回、作り手側として作品に参加が決まった時のお気持ちはいかがでしたか?
阪本:ほんまに感慨深いですね。ずっと見ていた映画に声で参加させていただけるなんて、ただただ感慨深かったです。オファーをいただいた瞬間は、思わず「マジで?」と声が出るくらい驚きました。
――中谷さんはいかがでしたか?
中谷:現実味がなかったですね。この業界に入ったとき「クレヨンしんちゃん」の映画に参加できるというのは一種の「嘘みたいな夢のライン」だと思っていました。それがまさか現実になるなんて、今でも不思議な感覚です。
――演じられたのは「妖怪イカ」と「妖怪カレイ」というキャラクターですが、役柄については後から聞かされたのでしょうか。
阪本:そうですね。後から聞いて「妖怪か! その発想はなかったな」と思いました(笑)。でも、自分としては人間よりも妖怪の役の方が、すんなりと世界観に入り込めた気がします。
――野球チームに所属する妖怪という独特な役どころでしたね。
中谷:僕は野球も詳しくないですし、妖怪をどう演じればいいかも分からなくて。監督さんに相談しながら、意見をいただいてなんとか形にしていった感じですね。
――お2人一緒にアフレコに臨まれたそうですが、現場の雰囲気はどうでしたか?
中谷:めちゃくちゃ難しかったです。台詞になっていない「いてっ」とか「うっ」といった発声が特に。プロの声優さんが何気なくやっていることが、こんなに難しいんやと思い知らされました。
阪本:僕は関西人なので、標準語で演技をするよりは、こういう「飛び道具」的な妖怪役の方がやりやすかったかもしれません。存在自体が吹っ飛んでいるキャラクターだったので、ありがたかったです。
マユリカ・阪本
■妖怪役は人間よりやりやすい!? 試行錯誤のアフレコ舞台裏
――音響監督さんからは、どのようなディレクションがあったのでしょうか。
阪本:何パターンか言い方を試してみて、「その言い方でいきましょう」という感じでした。妖怪には「正解」がないので、指示がなかったら終わっていましたね。いかついおっちゃん役なら想像がつきますけど、妖怪ですから(笑)。
中谷:僕の方は「もうちょっとドスを効かせた感じで」といったやり取りを数回させていただきました。僕らが不安そうにしているのが伝わっていたのか、だいぶ優しく接してくださいましたね。
――実際にでき上がった作品をご自身で観て、点数をつけるなら?
中谷:正直、プロの方と比べると発声も滑舌も全然ダメで、自分の下手さが目についてしまいました。もっと上手くできたんじゃないかって。
阪本:僕は100点ですね。
中谷:えぐっ! 自己評価高すぎやろ。
阪本:俺以外に、この「妖怪イカ」は絶対にできないと思います。それくらい、いいキャラに仕上がっていました。
――作品全体をご覧になって、いかがでしたか?
阪本:むっちゃ良かったですね。もともと「田舎の夏休み」というシチュエーションが大好きで。ノスタルジックで、二度と戻れないあの感じ。それがしんちゃんの世界観と合わさって、最高の一夏の思い出という感じがしました。
中谷:実は今作は映画33作目なんですよ。僕らマユリカもNSCの33期生。偶然ですけど、そこに強いご縁を感じてうれしかったですね。
――「中の人」として参加したことで、ファンとしての観方に変化はありましたか?
阪本:いい意味で変わらなかったですね。しんちゃんとがっつり会話する役ではなかったので(笑)、自分のシーンは緊張しつつも、全体としてはフラットに楽しめました。大人が見ても泣けて、子どもから大人まで楽しめる作品やなと改めて思いましたね。
