岡田龍太郎、自身の提案でバイクへのライドを直訴! 「王道な作品なので」
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俳優の岡田龍太郎が12日、都内で行われたVシネクスト『ゼロワンOthers 仮面ライダーバルカン&バルキリー』完成披露舞台あいさつに女優の井桁弘恵と共に登壇。監督に自ら直訴しバイクシーンを追加してもらったことを明かした。舞台あいさつには、岡田、井桁のほか、鶴嶋乃愛、桜木那智、中川大輔、砂川脩弥、山口大地、中山咲月、筧昌也監督も出席した。
【写真】岡田龍太郎、井桁弘恵ら登場 『ゼロワンOthers 仮面ライダーバルカン&バルキリー』完成披露舞台あいさつの様子
本作は、特撮ドラマ『仮面ライダーゼロワン』のVシネクスト第2弾。『ゼロワンOthers 仮面ライダー滅亡迅雷』の続編であり、『ゼロワンOthers』シリーズ完結編。不破諫/仮面ライダーバルカン(岡田)と刃唯阿/仮面ライダーバルキリー(井桁)が、新たな戦いに挑む姿が描かれる。
約1年前に撮影された作品が、この日ファンの前でお披露目されたことに、岡田は「やっと届きました」と笑顔を見せると「『滅亡迅雷』ときて、『バルカン&バルキリー』を無事出せて良かった」と感慨深い表情を浮かべる。
本作で脚本になかったシーンが岡田の提案によって追加されたことを司会者が告げると、岡田は「衣装合わせのとき、バイクに乗るシーンを提案したんです」と明かす。続けて岡田は「なぜか不破は、車より先に走ったり、森から走って出てきたりとかいうシーンが多いんですよね。今回は王道な作品ということもあり、『仮面ライダー』としてライドさせてほしいとお願いしたんです」と裏話を披露する。これを受け、筧監督は「確かに1人でいる時間が多いキャラクターだから、それもありだなと思いました」と、岡田の案を採用したことを明かした。
一方、井桁ふんする仮面ライダーバルキリーは、劇中で新強化フォームを披露する。井桁は「いままでのラッシングチーター(変身形態の1種)に慣れ過ぎていて、初めて見たときは圧倒されたのですが、バルキリーらしさを残しながら、力強さもあり、お気に入りのフォームが1つ増えました」と笑顔を見せていた。
コロナ禍で混とんとするなか、会場に足を運んだ観客に向かって、岡田や井桁は感謝の気持ちを述べると、岡田は「最後まで不破諫は不破諫でした。いまカオスな時代ですが、こういうときに励ましてくれる存在が、みんなの心のなかにあるヒーロー像だと思います」とキャラクターに込めたメッセージを伝えた。
Vシネクスト『ゼロワンOthers 仮面ライダーバルカン&バルキリー』は8月27日より期間限定上映。