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吉沢亮『青天を衝け』、麗しい新ビジュアル7種公開 渋沢栄一ゆかりの地で撮影も

ドラマ

 俳優の吉沢亮が主演を務める大河ドラマ『青天を衝(つ)け』(NHK総合/毎週日曜20時ほか)より、物語後半のメインビジュアル7種が公開された。

【写真】美しく凛々しい吉沢亮のアップバージョンも 『青天を衝け』後半メインビジュアル

 大河ドラマ第60作となる本作は、約500の企業を育てた上、約600の社会公共事業に関わり、「日本資本主義の父」とも呼ばれた渋沢栄一の生涯を描く。3週間の放送休止を経て、8月15日より放送を再開。大政奉還を経て、物語の舞台はいよいよ明治時代へ移る。

 今回公開されたメインビジュアルは、東京都台東区の東京国立博物館の庭園と表慶館、東京都北区の通称・赤煉瓦(れんが)酒造工場(旧醸造試験所第一工場)という、渋沢が生きた時代の趣を色濃く残す場所や、ゆかりのある建物で撮影された。

 このうち東京国立博物館表慶館は、1901(明治34)年に皇太子(後の大正天皇)の成婚を記念して計画され、1909(明治42)年に開館した美術館。設立にあたって渋沢が中心人物の一人となった。

 赤煉瓦酒造工場は、大蔵省醸造試験所の清酒醸造試験工場として1904(明治37)年に設立された。建物で使用されている赤れんがは渋沢らがおこした日本煉瓦製造のもの。

 渋沢を演じる吉沢は「江戸から昭和まで、激動の時代を、激動の荒波に飲まれる人々を、誰よりも見続けた人だと思います。そんな彼の目線の先に広がる何かをイメージしながら撮影させていただきました。前回の物とはまた違う、別の色の熱量がこもったビジュアルになったと思います」とコメント。

 メインビジュアルを撮影した写真家の瀧本幹也は「時代は明治に移り『青天を衝け』はいよいよ後半へ。多岐にわたり手腕を発揮した渋沢栄一ならではのメインビジュアルとは何かを模索しました。激動の時代を生きて、様々な顔を持つ渋沢栄一を表現するには、多角的に描くのが最適だと考えました。そのような理由から、様々なシチュエーションでの撮影をおこない、複数枚のポスターで展開することにしました。ファインダー越しの吉沢亮さんは、時代を遡りまさに『渋沢栄一』として佇んでいました。その姿が吸い込まれるようで、凛々(りり)しく美しかったです」と話している。

 大河ドラマ『青天を衝け』は、NHK総合にて毎週日曜20時ほか放送。

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