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野村萬斎、民放連ドラ初出演 『ドクターX』で米倉涼子の前に立ちはだかる

ドラマ

『ドクターX~外科医・大門未知子~』第7シリーズに出演する野村萬斎と主演の米倉涼子
『ドクターX~外科医・大門未知子~』第7シリーズに出演する野村萬斎と主演の米倉涼子(C)テレビ朝日

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 女優の米倉涼子が主演する人気ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』の第7シリーズ(テレビ朝日系/10月より毎週木曜21時)に、狂言師で俳優の野村萬斎が出演することがわかった。民放の連ドラ初出演となる野村は、米倉演じる大門未知子の前に立ちはだかる元外科医の内科部長を演じる。

【写真】『ドクターX』に出演する野村萬斎と、主演の米倉涼子

 本作は、群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけを武器に突き進む米倉演じるフリーランスの外科医・大門未知子が、病院組織で数々の騒動を巻き起こしながらも、手術や治療のため一切の妥協を許さず突き進む姿を描く医療ドラマシリーズ第7弾。

 100年に一度のパンデミックによって世界中で医療崩壊が起こる中、新局面を迎えた日本最高峰の大学病院・東帝大学病院。今や感染治療と内科を最優先し、不要不急の外科手術は延期する方針を採用し、かつて花形だった外科は別棟の分院へ追いやられ、メスを使わない「ケミカルサージェリー」を推進する内科が台頭の兆しを見せていた。そんな中、感染危機と新たな権力が渦巻く東帝大に舞い戻った大門が、まるで戦場のように疲弊しきった医療現場でもひるむことなく、確実に目の前の命を救うべくまい進する姿を描く。

 大門役の米倉のほか、大門が所属する神原名医紹介所の仲間を演じる内田有紀ふんする城之内博美や、岸部一徳演じる神原晶をはじめ、縦社会の医局で“御意軍団”を形成する外科医を演じる遠藤憲一や勝村政信、鈴木浩介、さらに前作ラストで東帝大院長の座を奪われた蛭間重勝を演じる西田敏行ら、常連メンバーも再結集する。

 野村が演じるのは、院長代理も兼任する元・外科医で、現・内科部長の蜂須賀隆太郎役。超がつくほどの完璧主義者ゆえに、たとえ98点もしくは99点のオペでも自分を許せず、内科医に転科したキャラクターという役どころ。旧態依然とした外科手術をゼロにし、「薬治療」と「ケミカルサージェリー」を軸にした内科主導の組織変革を目論む蜂須賀は、大門の「失敗しない」オペを目の当たりにし、内科の実験的先進医療の道具として利用しようとするのだが…。

 「未だ決定打のないコロナ禍の今、パンデミックと向き合う蜂須賀という役は結構な大役だと感じています」という野村。「医師役は初めてですが、撮影初日に“やはり白衣を着ると、気持ちもお医者さんになるのだなぁ”と実感した」と語り、「僕は民放の連ドラに出演するのが初めてですし、これだけ出来上がっているチームに途中から入ることに、最初は戸惑いも感じていたのですが、実際に撮影に参加して『売れている作品のチームワークはやはり素晴らしいな!』と心が躍り、今後の撮影が楽しみになりました」と意気込んだ。

 ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』第7シリーズは、テレビ朝日系にて10月より毎週木曜21時放送。

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