“理想の父娘”永野芽郁&田中圭、“魔性の女”石原さとみ―『そして、バトンは渡された』場面写真解禁
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女優の永野芽郁が主演を務め、俳優の田中圭と女優の石原さとみが共演する映画『そして、バトンは渡された』より、物語をひもとく新場面写真が解禁された。
【写真】永野芽郁、田中圭、石原さとみの人生が交差―映画『そして、バトンは渡された』場面カット
本屋大賞を受賞し、累計発行部数90万部を突破した瀬尾まいこの同名小説を映画化する本作は、血のつながらない〈父と娘〉と〈母と娘〉の2つの家族の物語。
原作の大ファンで「この役は絶対に自分が演じたい!」との熱い思いを実現させた永野が主演を務めるほか、田中が血のつながらない父娘という全く新しい親子像を感動的に演じ切る。石原は物語のキーパーソンとなるシングルマザーで初の母親役を演じ、さらに子役の稲垣来泉、飛躍中の岡田健史、実力派の市村正親や大森南朋と、若手からベテランまで豪華キャストが集結。『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』の前田哲監督がメガホンを取る。
今回解禁されたのは、キャストたちが集った新場面写真全7枚。
本作では、4回名字が変わった優子(永野)と義理の父親・森宮さん(田中)、自由奔放な魔性の女・梨花(石原)と義理の娘みぃたん(稲垣)という2つの家族の物語が、優子の元に届いた手紙をきっかけに交差していく。
メイン画像では、そんな数奇な人生をポジティブに捉え前を向いて生きる優子と、森宮さん、梨花の3名が交差。まったくタイプの違う二つの親子が劇中でどのように絡み合っていくのか、謎と期待が詰まったカットとなっている。
優子と森宮さんがキッチンに立って一緒に料理を作っているほっこりとしたカットからは、血のつながりや隠し事など感じさせない仲の良い理想の父娘像が写し出されているが…。また水戸さん(大森)との結婚によりみぃたんを手に入れた梨花は、実の母親同然にたっぷりと愛情を注ぎながら幸せな毎日を過ごすが、みぃたんを抱きしめる表情にはどこか影が差しており、大きなうそと秘密を隠していることが感じられる。
そして先ほど森宮さんと見せた笑顔から一転、たった一人、手紙を読みながら思いを巡らすように立ち竦む優子のカットも。あたたかく穏やかな2つの家族が切り取られる一方で、随所に意味深な要素もちりばめられている。
さらに、風変わりな家族構成の優子に惹かれていく天才ピアニストの同級生・早瀬くん(岡田)と、ほのかに早瀬くんに恋心を抱く学生時代の優子の初々しい姿も。一度は疎遠になるも、やがて優子の人生に大きく関わってくる二人の恋模様も見どころとなる。
映画『そして、バトンは渡された』は、10月29日より全国公開。