『青天を衝け』“惇忠”田辺誠一、“栄一”吉沢亮と再会し新政府へ参加 「胸熱展開」と反響
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俳優の吉沢亮が主演を務める大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合/毎週日曜20時ほか)第29回「栄一、改正する」が3日に放送。栄一(吉沢亮)と再会した惇忠(田辺誠一)が新政府を手伝う決意をした展開に、視聴者からは「胸熱展開」などの声が寄せられ、反響が集まっている。
【写真】栄一と杉浦は郵便制度確立のために奮闘する
明治政府に出仕した栄一は、各省の垣根を超えた“改正掛”を設置。栄一は大蔵省に勤めながらその掛をまとめることになり、国づくりにまい進する。前島密(三浦誠己)は、飛脚便制度を提案し、栄一たちはその名称を「郵便」と名付ける。
栄一は家を尋ねてきた惇忠(田辺誠一)と久しぶりの再会を果たす。栄一は製糸場を建てるため、蚕に詳しい惇忠に新政府に来てくれないか、と訴えるが、惇忠は「平九郎(岡田健史)は新政府に殺されたんだ。首を斬られ、さらされ、いまだ亡骸も見つからねぇ。その政府に手を貸すなど、平九郎にどう顔向けしろというんだ。お前はよくても俺にはそんなことはできねぇ」と断る。
そんな惇忠に栄一は、自分たちも異人を焼き払おうとしたではないか、と訴え「もう侍の世はごめんだ。壊すんじゃねえ。作るんだ。俺は平九郎に顔向けできなくてもできることをする。己の手でこの国を救えるんならなんだってやる」と強い自分の意志を伝える。
明治4年には、いよいよ郵便制度が開始。無事に切手が貼られ、判が押された手紙が前島の後を継いだ杉浦譲(志尊淳)の手元に届くと、栄一と杉浦は「届いたぞ!」と声を上げ、抱き合って喜ぶ。栄一は慶喜(草なぎ剛)に文を送っていた。そしてそんな中、惇忠は新政府を手伝う決意をして栄一の元へ。栄一は「あにぃ…来てくれたのか。そうか。そうか…」と笑顔を見せるのだった。
栄一の強い思いと、惇忠の新政府参加に視聴者からは「あにぃの本領発揮や!!」「胸熱展開」「あにぃに向けた言葉の重さは今の世に通じる」「ジーンと来た」「あにぃが来てくれたことに涙」などの声が続出。また、郵便制度の開始という展開にも「郵便アツイ~」「明治はドラマに満ちてる」「手紙を出したくなる」などの声が寄せられ、反響が集まった。