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King & Prince・神宮寺勇太、初単独主演舞台『葵上』『弱法師』ビジュアル完成

エンタメ

 King & Princeの神宮寺勇太が舞台単独初主演を務める「『葵上』『弱法師』-「近代能楽集」より-」のチケット一般発売に先駆け、メインビジュアルが解禁された。

【写真】ドラマのイベントに登壇した神宮寺勇太

 両作は、全8編の短編戯曲から成る三島由紀夫の『近代能楽集』所収の作品。『葵上』は、『源氏物語』を原典に、能楽、そして近代劇へと移り変わりながらも時代を超えても変わることのない、嫉妬や欲望、情念など、心の内に秘められた闇を生々しくも幻想的に描く。『弱法師』は、終末観に腰を据えた青年が、いかに大人の世界に報復するかを軸に、滑稽にも見える両親とのやりとりと、主人公がこの世の終わりを語る長ぜりふ、現実的なもの全てに対する敗北を表す最後のせりふが印象的な作品。この2作を宮田慶子の演出で連続上演する。

 ストレートプレイ初挑戦の神宮寺は、『葵上』では美貌の青年・若林光役、『弱法師』では戦火で視力を失った20歳の青年・俊徳役という、これまで数々の名優たちが演じてきた役に挑む。また、5年ぶりの舞台出演となる中山美穂が、『葵上』では光のかつての恋人・六条康子を、『弱法師』では俊徳を救おうとする調停委員・桜間級子を演じる。

 ビジュアルでは、神宮寺と中山にまといつく光の軌跡が、『葵上』では生霊、『弱法師』ではごう慢さなど、それぞれの作品の根底に流れる“執着心”を表現している。

 チケットは10月17日10時より一般発売される。

 舞台「『葵上』『弱法師』-「近代能楽集」より-」は、東京グローブ座にて11月8~28日、大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて12月1~5日上演。

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