夏川結衣、『ドクターX』で銀座のクラブのママに 西田敏行と念願の初共演
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女優の米倉涼子が主演するドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系/毎週木曜21時)の第2話(10月21日放送)に、女優の夏川結衣が銀座のクラブのママ役でゲスト出演することが発表された。
【写真】『ドクターX』に初出演する夏川結衣
100年に一度のパンデミックで新局面を迎えた日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」。14日に放送された第1話は、天才フリーランス外科医・大門未知子(米倉)がワクチンも特効薬もない感染症にかかってしまうという衝撃の展開と共に幕を閉じた。
そんな中、10月21日放送の第2話では、新たな波紋を呼ぶ患者が「東帝大学病院」に入院する。それが夏川演じる銀座のクラブのママ・二木麻也子。未知子にとって今シリーズ最強の敵である内科部長・蜂須賀隆太郎(野村萬斎)や、彼を敵視する外科分院長・蛭間重勝(西田敏行)の過去を知る人物だ。
「『ドクターX』は特別。ここまで長く続き、すでに出来上がっている空気の中にうまく入り、ご期待通りにちゃんと役を演じられるか、ちょっと自信がない…と思って、正直なところオファーを受けるべきか悩みました」という夏川。出演を決意した後も、改めて『ドクターX』全シリーズを見直してから撮影に参加したという。
夏川が出演を迷ったもうひとつの理由が、《麻也子は蜂須賀と蛭間、そして外科部長・海老名敬(遠藤憲一)と15年前から交流があり、現在の確執につながる過去を唯一知る人物》という設定。「誠実なオファーをいただいたので、私も誠実に応えたいと思う中、これまでの関係性をきちんと把握しなければ演じられない役だと思ったんです」と胸の内を明かす。
しかし、今回の役には当初の迷いをも拭い去る魅力があった? 実は夏川、西田敏行と同じ映画『武士の献立』(2013年)に出たことはあるものの、一緒に芝居をしたことはなく、「西田さんのお芝居を間近で見てみたい、西田さんのアドリブを体験してみたいという気持ちも強かった」という。本作の撮影ではもちろん西田とがっつり共演し、念願のアドリブも体験。「西田さんのアドリブは状況から何から踏まえ、よ~く練られていて、しかもすごく間を大事にしていらっしゃるんです。アドリブからも西田さんの本気を感じ、すごく勉強になりました」と、目を輝かせていた。
さらに、ドラマ『松本清張スペシャル かげろう絵図』(2016年)以来、米倉と2回目の共演も実現。「米倉さんの凛とした立ち姿の美しさとカッコよさは、やっぱり群を抜いていますね!」と、すっかり『ドクターX』にハマった夏川。「米倉さんは同性の私でもくらっとなるくらい、甘~い、いい匂いがするんですよ。ご本人に伝えたら、爆笑しながら『ハンドクリームじゃないですか?』とおっしゃっていましたけど、あれはハンドクリームのせいだけじゃない! フェロモンかも…(笑)」と耳寄りな裏話も明かした。
クラブのママを演じる夏川からにじみ出るフェロモンにも注目。本人は「私にはフェロモンなんて全然ないんですよ! 特に、クラブに蛭間さんと加地さん(勝村政信)、海老名さんが来店するシーンでは、私も皆さんと一緒になって“わちゃっ”となってしまって(笑)」と謙遜するが、劇中では蛭間も夢中になる魅力的なママを見事に体現している。
ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』は、テレビ朝日系にて毎週木曜21時放送。