深田恭子、『ルパンの娘』は“宝物”のような作品「呼ばれたらまた仮面を着けて」
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女優の深田恭子が15日、都内で行われた『劇場版 ルパンの娘』初日舞台あいさつに共演の瀬戸康史、渡部篤郎、観月ありさ、小沢真珠、栗原類、どんぐり、大貫勇輔、市村正親、武内英樹監督と共に出席。本作を「宝物のような作品」と語った。
【写真】バラ模様のシースルーワンピースで登場した深田恭子、全身ショット 『劇場版 ルパンの娘』舞台あいさつの様子
本作は、代々泥棒一家である “Lの一族”の娘・三雲華(深田)と、代々警察一家の息子・桜庭和馬(瀬戸)の禁断の恋を描いた『ルパンの娘』の劇場版。2020年に放送されたドラマ2作目の続編にして、シリーズの最終章となる。
本作について深田は「パート1のときだけでも『こんなドラマがあるんだ』ってびっくりしたのに、パート2があって、そして劇場版までできるとは思いませんでした」としみじみ。「すごく居心地の良い現場で。こんなに長いこと一緒にお仕事をさせていただけることってないので、チームワークがとても良い現場でした」と笑みを浮かべた。
劇場版からの参加となる観月も「スタッフもキャストのみなさんも、チームワークがすごく出来上がっていて、役作りなんかあまりしなくてもいいといいますか、周りの世界観を全部スタッフの方、キャストの方が作り上げてくださって、とても居心地の良い現場だと思いました」と回顧。深田、渡部との共演シーンについては「とても楽しかったです!」と声を弾ませた。
瀬戸は「泥棒スーツを着ること」がまだ叶っていないとコメント。「無理なんですけど、警察なので。Lの一族になりたい。みなさんをいいな、と思いながら見てました」と明かした。深田は泥棒スーツに関して「なかなか合う季節がなくて…」と話し、「本当にあのスーツを着てて、気持ち良いなと思うときは一瞬でしたよね。気候的に。暑いときはものすごい暑いですし、寒いときは信じられないくらい寒くて」と苦労を打ち明けた。
最後に深田は「華という役に愛着もありますし、私にとって宝物のような作品になりました。寂しいですね。もう自分の手から離れてしまうのが…」とポツリ。しかし続けて「いつでも呼ばれたらまた仮面を着けてみんなで集まりましょう」と前向きに笑うと、キャスト陣も笑顔でうなずき、会場からは温かい拍手が送られた。