『ミラベルと魔法だらけの家』ヒロインに新人女優・斎藤瑠希が抜てき 歌唱映像も公開
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ディズニー・アニメーション・スタジオの映画最新作『ミラベルと魔法だらけの家』より、ヒロイン・ミラベルの日本版声優を新人女優の斎藤瑠希(さいとうるき)が務めることが発表。抜てきの大きな理由にもなった歌唱力を披露する特別映像も公開された。
【動画】斎藤瑠希が「ふしぎなマドリガル家」歌唱 『ミラベルと魔法だらけの家』特別映像
ディズニー長編アニメーション60作目を飾る本作は、魔法があふれる世界に住む新ヒロイン・ミラベルの活躍を描くミュージカル・ファンタジー。日本でも興行収入50億円を超えるヒットを記録した『モアナと伝説の海』(2017)以来、4年ぶりの新作オリジナル・ミュージカルとなる。
魔法の力に包まれた、不思議な家に暮らすマドリガル家。家族全員が家から与えられた“魔法のギフト(才能)”を持つ中で、少女ミラベルだけ何の魔法も使えなかった。ある日、彼女は家に大きな“亀裂”があることに気づく。それは、世界から魔法の力が失われていく前兆だった…。残された希望は、魔法のギフトを持たないミラベルただひとり。なぜ、彼女だけ魔法が使えないのか? そして、魔法だらけの家に隠された驚くべき秘密とは…?
先日解禁された日本版予告で声がお披露目され、大きな注目を集めていた日本版ミラベル役。19歳の新人女優・斎藤は、ディズニーUS本社のオーディションを経てその座を射止めた。抜てきの最大の理由は圧倒的な歌唱力。今回解禁された特別映像では、斎藤がミラベルに扮して「ふしぎなマドリガル家」を歌唱している。作品の幕開けを飾る1曲に、オーディションを行ったUS本社も“鳥肌がたった”と評している。楽曲を手掛けたのは、ブロードウェイミュージカル『イン・ザ・ハイツ』(2008)や、脚本・作詞・作曲・主演を務めたミュージカル『ハミルトン』(2015)で数々の賞を受賞したリン=マヌエル・ミランダ。
斎藤は、「幼い頃に『メリー・ポピンズ』をみて、音楽が好きになりました。初めて洋楽を歌うきっかけになったのも『ハイスクール・ミュージカル』だったので、ディズニー作品はいつも私にきっかけをくれる特別な存在です」と明かす。また、ミラベルには共感できる部分が多かったという。「彼女が持つ悩みだったり不安だったり、そういう問題にどう向き合っていくか、それをどう乗り越えるか、ミラベルの勇気にすごく背中を押してもらいました」とコメントしている。
アニメ映画『ミラベルと魔法だらけの家』は11月26日より全国公開。