『ゲースロ』シオンが“紳士すぎるロック・スター”に! 『ビルド・ア・ガール』で話題 アルフィー・アレンとは?
『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズのプロデューサーが製作を手掛ける映画『ビルド・ア・ガール』。公開中の本作の中で、ヒロインに対して真摯的に振る舞い、SNS上で「ビルド・ア・ガール見てジョン・カイトに惚れない人間いないでしょ!」などとファンをメロメロにさせているのが、英国の俳優アルフィー・アレン演じるロック・スター、ジョン・カイトだ。
【写真】観た人は必ず惚れる! 『ビルド・ア・ガール』に登場するロック・スター、ジョン・カイト(アルフィー・アレン)
『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』、『レディ・バード』のビーニー・フェルドスタイン主演、青春エンパワーメントムービー『ビルド・ア・ガール』が現在公開中だ。本作は、文才と想像力を武器に大人社会に飛び込んだ高校生・ジョアンナが、失敗や挑戦を繰り返しながら、がむしゃらに成長していく青春ストーリー。ビーニー演じるジョアンナの、失敗しても前を向くがむしゃらな姿に多くの共感が寄せられる中、公開後多くの女性から熱い注目を浴びているのがアルフィー・アレン演じるロック・スター、ジョン・カイトだ。
演じたアルフィーは、人気歌手リリー・アレンを実姉に持ち、吸い込まれそうなブルーの瞳と端正なルックスながら『ジョン・ウィック』(2014)、『ジョジョ・ラビット』(2019)の話題作ではマフィアやナチス兵など一癖あるキャラクターを熱演、さらに世界的大ヒットドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の人気キャラクター、シオン・グレイジョイ役が高く評価され、日本でも熱いファンが急増中のイケメン英国俳優だ。
そんなアルフィーが演じるジョン・カイトは音楽ライターとして駆け出した16歳の主人公・ジョアンナが初めて独占取材を任された人気ロック・スター。田舎町で育ち、初めての取材で緊張するジョアンナの手を引き、いきなり街に連れ出しながらイヤホンを半分こ。かと思えば、自分のライブステージに彼女を連れて登場し、まるでジョアンナだけに語り掛ける様に甘い歌声を披露する。そんなジョンのほん放でありながら紳士的で大人なオーラにジョアンナはメロメロに。
しかしジョンはジョアンナからの好意を知りつつも、希望に溢れた彼女の将来を守るために、決してうかつに手を出すことはなく、かつ彼女の純粋で真っすぐな気持ちを子どもの恋心と無下に扱うことはしないどころか、時に傷つき立ち止まってしまう彼女の背中を押してくれる、まさにミステリアスな雰囲気と大人の包容力を備えた“英国紳士”だ。
そんな近年まれにみる紳士過ぎるロック・スターの登場にSNSでは「ビルド・ア・ガール見てジョン・カイトに惚れない人間いないでしょ!」「ジョンのいる世界線に行きたくてたまりません、見た目から振る舞いからモラル感まで全てがパーフェクト!」「最高のアルフィーが拝めるとの評判でしたがジョン・カイトが惚れる要素しかない完璧さで人として最高過ぎて、ティーンに好意を抱かれた大人の対応がお見事!」「これは全人類、ジョン・カイトの夢女になるでしょ…」と、すでに熱烈なファンが生まれるなど、まるで実在するロック・スターの様な熱狂的な人気が高まっている。
一方で、その完璧な紳士ぶりが話題のジョン・カイトだが、演じたアルフィーは違った一面を語る。「ジョン・カイトは、どちらかというとルーズな人間だけど、決して情熱的ではないわけではない。好感の持てる男だけど、おそらく不満の種も少し抱えているのさ。」と“紳士”とは違う側面を明かす。だが、そのうえですべてが初体験だった純粋なジョアンナへの優しさついて「彼の好きなところは、人の欠点に対してとても寛容なところだね。自分の弱さをさらけ出した時にこそ、本当の自分が現れてくる。皮肉なことに、実はジョン・カイトは自分がそうすることはあまりうまくないのだと僕は思う。ただ、他の人の中にその部分を見た時、彼は優しくなれるんだ。」と彼があくまで完璧な“紳士”ではなく、一人の弱い人間だからこその関係性であることを明かしている。
映画『ビルド・ア・ガール』は公開中。