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『半沢直樹』“後ずさり土下座”佃典彦、『DCU』出演決定 阿部寛の信頼厚い上司役

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ドラマ『DCU』(左から)主演の阿部寛と、上司役で出演する佃典彦
ドラマ『DCU』(左から)主演の阿部寛と、上司役で出演する佃典彦(C)TBS

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 俳優の阿部寛が主演する2022年1月スタートの日曜劇場『DCU』(TBS系/毎週日曜21時)に、俳優の佃典彦が出演することが発表された。2020年に放送された日曜劇場『半沢直樹』(TBS系)での“後ずさり土下座”で話題となった佃が、本作では、阿部ふんする主人公・新名が最も信頼する直属の上司役を演じる。

【写真】“新名隊長”阿部寛が最も信頼する上司役で出演する佃典彦

 本作は、水中の捜査に特化した架空の組織「DCU(Deep Crime Unit)」を舞台に、水にまつわる事件・事故とそこに隠された謎に迫るウォーターミステリー。「DCU」は、海上保安庁に新設された水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団。彼らの使命は、従来の海上水域だけでなく警察の捜査では困難な「危険極まりない日本全国の河川や湖」など、あらゆる水中に潜り隠された証拠を探し事件を解決することだ。

 名古屋を拠点に、演劇の脚本・演出を手掛ける劇作家として活躍しながら、俳優としても活動している佃。2020年に放送された日曜劇場『半沢直樹』(TBS系)では、不正に手を染めた曾根崎役を演じ、“後ずさり土下座”が話題となった。

 そんな佃が本作で演じるのは、警備救難情報課の出身で新人時代の新名(阿部)を育て上げた直属の上司で、海上保安庁の警備救難部部長・佐久間雄二役。新名が最も信頼する直属の上司となる佐久間は、海保上層部からの信頼も厚く、佐久間の進言によって「DCU」の発足が実現し、新名が隊長に選出された。

 設立の立役者ゆえ、「DCU」の成功が自身の出世に直結するため、最も信頼している部下・新名を隊長に推薦したという側面も持つ佐久間。捜査の最前線ではなく権力構造の中で「DCU」のために動く佐久間部長の活躍に注目だ。

 「架空の組織なのにすごくリアリティを感じて。実在してもおかしくない描かれ方をしていて話の展開も早いので、ワクワクしながら台本を読み終えました」と語る佃は、主演の阿部について、「想像通りというかテレビで見ていた通りというか、身体も大きいし迫力ありますよね。目ヂカラも強いしまっすぐ視線が飛んでくる感じ」とコメント。

 そして、「いま僕が『この人はどうなっていくんだろう』『あの件はどうなるんだろう』とワクワクしているのと同じように、視聴者の皆さんにも楽しんでいただけたらうれしいなあと思っております」とメッセージを寄せた。

 日曜劇場『DCU』は、TBS系にて2022年1月より毎週日曜21時放送。

■佃典彦コメント全文
僕なんかを名古屋から呼んでいただいてホントにありがたいですし、光栄だと思っています! 最初にこのお話を聞いたときは、どういうドラマになるのか全く想像できなくて。怖いというわけではないんですが単純にワクワクというわけでもなく、何か壮大な“わけのわからないもの”を目の前にしてたじろいでいる感じでした。ただ、台本を読んでみたら架空の組織なのにすごくリアリティを感じて。実在してもおかしくない描かれ方をしていて話の展開も早いのでワクワクしながら台本を読み終えました。僕が演じる佐久間は「DCU」を支える立場なので、この組織と阿部寛さん演じる新名隊長をはじめ隊員のみんなを愛するところから役作りを始めました。そしてこの「DCU」という組織にまるで親のように愛し励まし叱咤することができたらいいなと思っています。
阿部さんとは先日初めてセリフのやり取りを交わしたんですが、想像通りというかテレビで見ていた通りというか、身体も大きいし迫力ありますよね。目ヂカラも強いしまっすぐ視線が飛んでくる感じ。それを僕が真正面から受け取るときもあるだろうし、ちょっとかわしたり押し返さなければならないこともあるでしょう。そういうやりとりを楽しみにしています。
このドラマは台本が非常に面白いというか、後半どうなっていくのか僕自身もすごく興味があります。いま僕が「この人はどうなっていくんだろう」「あの件はどうなるんだろう」とワクワクしているのと同じように、視聴者の皆さんにも楽しんでいただけたらうれしいなあと思っております。

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