林遣都&小松菜奈が苦手克服に奮闘 『恋する寄生虫』“リハビリ”デートシーン映像解禁
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俳優の林遣都と女優の小松菜奈が初共演でダブル主演を務める映画『恋する寄生虫』より、2人が苦手克服に奮闘するデートシーンを収めた本編映像が解禁された。
【動画】『恋する寄生虫』本編映像<リハビリデート>
本作は、作家・三秋縋による18万部突破の同名小説(KADOKAWA)を原案に、心の痛みを抱えた孤独な若者の切ない恋愛を描く。林が極度の潔癖症から誰とも人間関係を築けずに孤独に生きる青年・高坂賢吾役、小松が視線恐怖症に苦しむ不登校の女子高生・佐薙ひじり役を、それぞれ演じる。
今回解禁されたのは、「誰もが普通にしていることをやってみたい」と願う高坂と佐薙が、人生を変えるために奮闘する様子を収めた本編映像。一緒にいると、潔癖症と視線恐怖症がわずかばかり和らぐことを感じた高坂と佐薙は、お互いの恐怖症を克服するための“リハビリデート”を計画。これといって特別なことはない普通のデートを実行する。
第一関門はバス。ぎこちなく乗車しながらも平静を装う高坂。吊革は掴まないという意志をにじませるが、発車時の揺れでバランスを崩し、危うく吊革に掴まりかけてしまう。間一髪で吊革の上の手すりを掴むことに成功した高坂だが、その滑稽な姿に佐薙から肘で小突かれる。
第二関門はカフェでの注文。「ご注文は?」と明るく店員に聞かれた佐薙は、目を泳がせながら「ピザ」「コーラ、コーラ…」と単語のみで精一杯注文する。高坂はこの時自分のドリンクを注文するだけで、一切助け舟をださない。
第三関門は食事。人の手によって作られたものを食べることができない高坂にとっては、ここが最難関。両手にピザを持ちながら「美味しい」と口いっぱいに頬張る佐薙の姿に背中を押された高坂は、ビニール手袋を装着した震える手でピザを手にし、意を決して口に運ぶが結局ギブアップしてしまうのだった。
どの場面も、頑張って苦手なことに挑戦しようとする高坂と佐薙の健気な姿に、見ていて思わず応援したくなるシーンとなっている。
映画『恋する寄生虫』は、11月12日より全国公開。