佐々木希、テレ東ドラマ初主演 秋元康企画・原作『ユーチューバーに娘はやらん!』
女優の佐々木希が、企画・原作を秋元康が務めるドラマ『ユーチューバーに娘はやらん!』(テレビ東京系/2022年1月より毎週月曜23時6分)で主演を務めることがわかった。佐々木はテレビ東京のドラマ初主演となる。
【写真】ドラマ『ユーチューバーに娘はやらん!』キャスト陣
本作は、まもなく33歳を迎える主人公が、ハイスペック&安心安定のテレビ局員と、明日も分からない人生冒険の人気ユーチューバーという、対局的な2人の間で恋に揺れるラブコメディ。企画・原作を秋元が担当し、『コード・ブルー』シリーズ(フジテレビ系)など、数々のヒット作を手がける西浦正記と、『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)などの関野宗紀が演出を担当する。
佐々木が演じるのは、下着メーカーの営業部に勤務する本作の主人公・平千紗役。明るく男勝りな性格で、思ったことはストレートに発言するところがあるため、周りからはたまに毒舌と見られることがある千紗。だが、周りに弱音を吐けず、ついつい強がってしまう“ちょっと損をしちゃう”タイプ。特に恋愛面においては、自分の弱みや格好悪い自分を出せずにいる。
そんな千紗の前に現れた2人の男には、ハイスペック&安心安定のテレビ局員・榎本信役で金子ノブアキ、登録者数100万人越えの人気ユーチューバー・TAKTAK(タックタック)役で戸塚純貴が共演。さらに、千紗の妹でシングルマザーの風花役で若月佑美、30年間パスポートセンターで働く、頑固で昔気質な千紗の父親・総一郎役で遠藤憲一が出演する。
主演の佐々木は、「台本を読ませていただき、この作品は女性が共感出来るところが幾つも散りばめられており、何度もクスッと笑いました。この年代の悩みや葛藤をしながらも、明るく前を向いて進む千紗の姿に私自身も勇気をもらったので、皆様にもお届け出来たらいいなと思いました」とコメント。
続けて「コメディを演じた経験があまり無いので、私にとって大きな挑戦にはなりますが、話し方、表情など、コメディならではの魅力にどっぷり浸かりながら千紗を演じたいと思います」と意気込みを語り、「悲劇の日に2人の男性と出会い、恋に発展!? 果たして千紗の王子様は誰なのか、是非、最後まで見届けて頂けたらなと思います」とメッセージを寄せた。
現在放送中のドラマ『じゃない方の彼女』に続き、同枠の企画・原作を手掛ける秋元は、「テレビの仕事を46年間もして来た僕が、最近はYouTubeをよく観ています。特に、ユーチューバーのみなさんの動画にハマっています」と明かした上、「僕が大学生の放送作家だった頃、あるテレビ局のディレクターが付き合っていたガールフレンドの父親に『テレビの仕事をしているような奴に娘はやらん』と言われて落ち込んでいたのを思い出しました。あの頃のテレビディレクターは、娘を持つ父親には何かしら不安なものを感じさせたのかもしれません」と回顧。そして「今のユーチューバーの活躍を世の中の娘を持つ父親は、どう見てるのでしょうか? いつの時代も父親は、理不尽なものです。そんな理不尽な父親の思いなど意に介さず、一人の女性が運命の人を見つけるまでの物語をお楽しみください」とコメントを寄せた。
ドラマ『ユーチューバーに娘はやらん!』は、テレビ東京系にて2022年1月より毎週月曜23時6分放送。