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ミュージカル『北斗の拳』開幕 “リアル”ケンシロウ・大貫勇輔の肉体美と迫力のバトルシーンに注目

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ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』ケンシロウ役を演じる大貫勇輔
ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』ケンシロウ役を演じる大貫勇輔

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大貫勇輔

平原綾香

 ダンサー・俳優の大貫勇輔が主演するミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』が、東京・日生劇場にて本日12月8日開幕する。

【写真】ケンシロウ、ユリア、トキ、ラオウ…再現性がすごい!ミュージカル『北斗の拳』キャストビジュアル

 漫画『北斗の拳』を、『ジキル&ハイド』『デスノートTHE MUSICAL』を手がけた作曲家フランク・ワイルドホーンの音楽によりミュージカル化した本作。

 廃虚を思わせるような巨大な舞台セットは、原作で描かれる核戦争が起きた後の世紀末の雰囲気を表している。物語にちりばめられた屈強な男たちのバトルシーンは、ミュージカル史上もっとも激しいのではないかと思わせるほど本気の闘いであり、本作の見どころの一つとなっている。

 主人公のケンシロウ役を演じる大貫は、鍛え抜かれた肉体から繰り出されるアクションはもちろんのこと、静かなる闘志を燃やすケンシロウの心のうちを歌で表現する。

 ユリア役は平原綾香とMay’nのWキャスト。ユリアは1幕で「死兆星の下で」、2幕で「氷と炎」を歌う。ケンシロウの兄・トキをWキャストで演じるのは加藤和樹と小野田龍之介。トキは1幕ラストで「願いを託して」を歌う。

 原作漫画とは異なり、ミュージカル版オリジナルの設定で描かれるケンシロウの敵シンを、植原卓也と上田堪大が演じる。原作でも人気の高いレイとジュウザの役を回替わりで交互に演じるのは、伊礼彼方と上原理生。レイは1幕に見どころ、ジュウザは2幕に見どころがある。

 物語の核となるのが、ラオウ役を演じる福井晶一と宮尾俊太郎だ。ラオウが歌う力強いミュージカルナンバーや、ラオウ率いる拳王軍の力強いダンスパフォーマンスも見どころだ。

 ケンシロウ役の大貫は「素晴らしい脚本と楽曲、そして最高のスタッフとキャストが一丸となって創り上げたこの作品を、ようやく本日お届けできることが心の底から嬉しいです」、ユリア役の平原は「ひとりで歌う時も、決してひとりではないこと。何かに手を伸ばす時も、笑う時も、挫ける時も、心に宿る大切な人がいることを忘れません」とコメントしている。

【キャストコメント】
■大貫勇輔(ケンシロウ役)
世界初演のオリジナルミュージカル作品、『フィスト・オブ・ノーススター〜北斗の拳〜』。稽古場では全員が作品を愛し、より良い作品にしようというエネルギーで満ち溢れていました。素晴らしい脚本と楽曲、そして最高のスタッフとキャストが一丸となって創り上げたこの作品を、ようやく本日お届けできることが心の底から嬉しいです。僕たちの興奮を早くお客様と共有したくて待ちきれません!

■平原綾香(ユリア役/Wキャスト)
ついに初日です。今日を迎えるまでに、カンパニーの皆さんと、それぞれの人生を持ち寄り、心の限りお稽古してきました。この時代に「北斗の拳」がミュージカル化されることも、何か意味があると信じています。ひとりで歌う時も、決してひとりではないこと。何かに手を伸ばす時も、笑う時も、挫ける時も、心に宿る大切な人がいることを忘れません。悲しみは消えませんが、共に生きる事はできると、この作品を通して伝えたいです。

■May’n(ユリア役/Wキャスト)
ついに幕が開きます!「北斗の拳」のミュージカル化ということで、原作へのリスペクトを持ちながらも、今この時代を生きる私達がお客様に届けさせていただく意味を大切にしていたいです。宿命を背負いながら、未来を信じるその強さをもちながらユリアとして精一杯生きます。ぜひ劇場で、体感してください!

【あらすじ】
二千年の歴史を誇る北斗神拳の修行に励んでいたケンシロウ(大貫勇輔)、トキ(加藤和樹・小野田龍之介/Wキャスト)、ラオウ(福井晶一・宮尾俊太郎/Wキャスト)の三兄弟。南斗の里から来たユリア(平原綾香・May’n/Wキャスト)、そのお付きのトウ(白羽ゆり)とともに成長していく三兄弟の中から師父リュウケン(川口竜也)は末弟のケンシロウを次の伝承者に選んだ。折しも世界を覆う核戦争によって文明社会は崩壊し、人々は弱肉強食の時代を生きることとなった。ケンシロウはユリアとの愛を育み共に荒廃した世界を生きていこうとした日、南斗のシン(植原卓也・上田堪大/Wキャスト)にユリアを強奪され、胸に七つの傷を刻まれる。絶望の中放浪の旅に出たケンシロウは、たどり着いた村で出会った二人の孤児バット(渡邉 蒼)、リン(山﨑玲奈・近藤 華/Wキャスト)と共に旅を続ける。一方ラオウは世紀末覇者・拳王を名乗り、世界を恐怖で支配しようとしていた。ケンシロウは女戦士マミヤ(松原凜子)が治める村の用心棒レイ(伊礼彼方・上原理生/交互役替わり)と共にラオウによって牢獄カサンドラに囚われたトキを救出するが、その後ユリアが失意の中でシンの居城から身を投げたことをラオウから知らされる。ケンシロウはラオウとの闘いの末に壮絶な最期を遂げたジュウザ(伊礼彼方・上原理生/交互役替わり)をはじめとする愛すべき仲間や強敵(とも)たちの哀しみを胸に、世界に光を取り戻すべく救世主として立ち上がるのだった。

 ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』は、東京・日生劇場にて12月8~20日、大阪・梅田芸術劇場メインホールにて2022年1月8・9日、名古屋・愛知県芸術劇場大ホールにて1月15・16日上演。

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