大泉洋、70テイク撮り直し「真っ白になっちゃった」 劇団ひとりの監督作で
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俳優の大泉洋が8日放送のの『あちこちオードリー』(テレビ東京/毎週水曜23時6分)にゲスト出演。劇団ひとりの監督作で70テイク以上の撮り直しを重ねたことを明かし「真っ白になっちゃった」と撮影を振り返った。
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大泉は、ビートたけしの青春時代を描いた自叙伝を実写化したNetflix映画『浅草キッド』で柳楽優弥と共に主演を務め、劇団ひとりは監督と脚本を担当。そんな大泉と劇団ひとりは、2014年の映画『青天の霹靂』で初めて主演と監督としてタッグを組んでいた。
番組の中で劇団ひとりは、『青天の霹靂』の主演に大泉を起用した理由について、劇中にコメディシーンもあり、主人公がダメ男でマジシャンという設定だったため、ダメ男の役が合いそうで手先も器用そうなイメージのあった大泉に依頼したと説明。しかし「全然器用じゃなくて!」と暴露すると、隣の大泉も思わず爆笑。
映画の冒頭で主人公がカードマジックを披露するシーンについて大泉は、自身がカードマジックを次々と披露する様子を1カットで撮影したと説明。大泉は当時の撮影を振り返ると「割と早めにOK出たんですよ」とコメント。想像以上に早くOKが出たことに安堵していた大泉に、監督の劇団ひとりが“もし大泉さんがもうちょっとやりたければどうぞ”と声をかけたそうで、些細なミスに気付いていた大泉は再チャレンジを志願。そんな大泉は、自身と監督が納得のいくマジックを撮影するために最終的には70テイク以上撮り直しを重ねたことを告白。
さらに最後のテイクでは握力がなくなりカードを持つ手もおぼつかなくなっていたも明かしつつ「今までだったら、失敗した時点でカットってなるんですけど、それでもう最後って決めてたから監督も止めないんですよ」と語り「ボロボロで失敗してるんだけども、最後に監督が“カット…OK”」と声をかけたことも打ち明けた。この撮影について大泉は「もう真っ白になっちゃったわけですよ」と話し、劇団ひとりの“OK”の声に「グッときましたよ」と語っていた。