ベッキー、過去に個展も開催 絵は「ハッピーな気持ちで描いてます」
タレントのベッキーが10日、都内で実施された「BANKSY GENIUS OR VANDAL?(バンクシー展 天才か反逆者か)」のプレス限定イベントにキュレーターの山峰潤也氏と共に出席。本展示やバンクシー作品、趣味の絵描きなどについて語った。
【写真】ベッキー、バンクシーの作品をイメージしたキュートな衣装で登場
ベッキーはこの日、バンクシーの作品をイメージしたキュートな衣装で登場し、「この展覧会全体の世界観がすごい。一歩踏み入れただけで、バンクシーの世界観に入れる空気がすごい」とうっとり。バンクシーのイメージについて「愛ある反逆者。世界に投げかけてくるメッセージ性が強い」と持論を述べた。
まるで未来を見通すような作風でも知られるバンクシー作品について「予言の書、みたいな感じですごいですよね。どこまで世界のこととか、先のこととかがわかっている人なんだろう」と言及しつつ、「バンクシーに悩み相談したいな。いいアドバイスくれそう」と笑った。
自身も3、4年前からキャンバスに絵を描き始め、過去に個展を3度開催しているベッキー。「バンクシー展の看板の前で私の絵のことを話すなんて…」と謙遜しつつ、「楽しく、趣味の延長で色々やらせてもらっています。数年前に、アート展にあるアートを『出しませんか?』と言われて。それは造形物でした。ちょっと時間がかかったので、絵ならより短い時間で、自由に描けるのではないかと思って始めました。描いてみたらすごく楽しくて」と話した。
絵を描く際にインスピレーションを受けるものについては「日常生活のなかで『あ、いいことがあった。この気持ちを絵に描こう』とか『あの人のことを思って描こう』とかプラスな気持ちで描くようにしていますね。もちろん生活をしていると、いやなこととか腹が立つこととかあるんですけど、そういう思いで筆を握らないと決めています。絵を見る人たちの目を汚したくないので。ハッピーな気持ちで筆を握る、というルールで描いてます」とほほ笑んだ。
クリスマスの予定を問われると「クリスマスは料理をしないと決めている。オードブルという素敵なシステムがあるので。オードブルを買って、楽しく食べて、のんびり過ごしたいです」と答えた。
本展覧会は、世界中に存在するバンクシーのコレクターの作品が集結した過去最大級のバンクシー展。オリジナル作品を含む版画や立体オブジェクトなど70点以上の作品をはじめ、映像やインスタレーションなどを駆使し、多角的にバンクシーに迫る。NY開催時にも人気を博したバンクシー作品のルーツを探るオリジナル企画コンテンツも日本初お披露目される他、バンクシーが影響を受けたアンディ・ウォーホルとバスキアの貴重な12作品も展示される。
「BANKSY GENIUS OR VANDAL?(バンクシー展 天才か反逆者か)」は、東京・WITH HARAJUKUにて2021年12月12日〜2022年3月8日まで開催。