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『カムカムエヴリバディ』るいと片桐の出会いに反響「安子ちゃんと稔さんの出会いにダブる…」

ドラマ

NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』第41回より
NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』第41回より(C)NHK

 NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第9週「1962」(第41回)が27日に放送され、るい(深津絵里)と片桐(風間俊介)の出会いが描かれると、ネット上「初恋の相手かな?」「安子ちゃんと稔さんの出会いにダブる…」などの声が多数寄せられた。

【写真】るい(深津絵里)と片桐(風間俊介)の出会いが描かれる『カムカムエヴリバディ』第41回より

 クリーニング屋での仕事が性に合ったるいは、店主の竹村夫妻にも可愛がられ、住み込みで働きながら穏やかな日常を過ごしていた。るいがアメリカの小説家O・ヘンリーの短編集を読みながら店番をしていたある日、竹村クリーニング店に背広姿の男性が来店。「キャップを開けたまま万年筆入れてしもて…」と白いシャツを出していく。預かり伝票に書かれた男性の名前は“片桐春彦”。るいは、上品で物腰も柔らかく、字もきれいな片桐のことが気になり始める。

 数日後、るいが店番をしていると田中(徳井優)というこわもての男がやってきて、預けていた背広のポケットに穴が空いたと乱暴な言いがかりをつけてくる。服代や慰謝料を払えと大騒ぎする田中の言動にるいが困惑していると、そこに片桐がやってきて「あんたのしてることは立派な恐喝です」と言い放つ。片桐は文句を言い続ける田中を理路整然とした言葉で店から追い出すのだった。

 るいは弁護士の卵だという片桐にお礼を言いつつ、彼が預けていたシャツを返す。片桐は代金を支払うとるいを見つめながら「僕も好きです」と一言。るいがハッとした表情を浮かべると、片桐はカウンターの片隅にある本に目をやりながら「O・ヘンリー」とつぶやいて店を後にする。

 その後、第41回はるいが1人で照れ笑いを浮かべているところに「真っ白なるいの世界がほのかに色付き始めていました」とナレーションが重なり幕を閉じた。るいの恋を示唆するような展開に、ネット上には「るいちゃんの初恋の相手かな?」「やだードキドキする」などの声が集まったほか、片桐というキャラクターについて「誠実な感じと清潔感が稔さんっぽい」「稔さん思い出すよー」「安子ちゃんと稔さんの出会いにダブる…」といったコメントも相次いだ。

 また第41回では、O・ヘンリーの小編『善女のパン』がフィーチャーされると、その内容を知る視聴者からは「確か救いようのない話だよね?」「善女のパン」をここで取り上げるということは、これからのるいを暗示しているのか」などの投稿もネット上には寄せられていた。

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