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二宮和也『潜水艦カッペリーニの冒険』、今夜放送 厳格な日本軍少佐と陽気なイタリア人は友情を築けるか?

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新春スペシャルドラマ『潜水艦カッペリーニ号の冒険』ポスター
新春スペシャルドラマ『潜水艦カッペリーニ号の冒険』ポスター(C)フジテレビ

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 二宮和也が主演し、女優の有村架純と共演する新春スペシャルドラマ『潜水艦カッペリーニ号の冒険』(フジテレビ系/1月3日21時)が今夜放送。厳格な日本海軍軍人と陽気なイタリア人たちの国境を越えた友情と恋が、実話に基づき描かれる。

【写真】有村架純は主人公“洋平”二宮和也の妹役で出演 ドラマ『潜水艦カッペリーニ号の冒険』より

 主演の二宮が、有村と2014年のドラマ『弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』(日本テレビ系)以来8年ぶり2度目のドラマ共演を果たす本作。2017年には第68回NHK紅白歌合戦でそれぞれ白組司会、紅組司会を務めた2人が、今作では仲良し兄妹を演じる。二宮、有村のほか、愛希れいか、堤真一が共演。テレビドラマ初演出となるホイチョイ・プロダクションズの馬場康夫がメガホンをとり、澤本嘉光が脚本を担当する。

 1943年9月、太平洋のど真ん中、潜水艦コマンダンテ・カッペリーニ号が日本へ物資輸送のために向かっていた。出発時は日本と同盟を組む枢軸国だったイタリアだが、出航した後、イタリアは連合国側に寝返っていた。乗組員のイタリア人・アベーレ(ペッペ)、シモーネ(ベリッシモ・フランチェスコ)、アンジェロ(パオロ)は、渡航中にまさかイタリアが日本の敵国になっていることなどつゆ知らず、日本から大歓迎を受けると期待に胸を膨らましていた。

 ところが、長旅を終えようやく日本に到着した3人を待っていたのは、鬼の形相をした日本海軍少佐・速水洋平(二宮)だった。

 速水は、“人生は国を守るためにこそある”と信じてやまない超堅物。かつて、イタリアに滞在していたことがあるのだが、“食べて、歌って、恋をして”を信条にするイタリア人の軟派な国民性を毛嫌いしていたのだ。実はイタリア語を流ちょうに話せる速水。上司である大佐・廣田正(堤真一)から「イタリア語を話せるのは隠しておけ。イタリア人たちが油断してしゃべることを聞き出せ」と命じられるのだった。

 そんなことも知らず、イタリア人たちは速水の前でイタリア語で悪口を言いたい放題に話してしまう。全て理解できている速水は、グッと堪えながら知らないふりをするのだが―。

 一方、速水の妹の早季子(有村)と同僚の鈴木香苗(愛希)たちが荷車を引いて歩いていると、日本兵に引率されたイタリア人たちに出会う。その瞬間、アベーレは早季子に一目ぼれしてしまうのだが、この恋沙汰が速水の逆鱗に触れることになり…。

 新春スペシャルドラマ『潜水艦カッペリーニ号の冒険』は、フジテレビ系にて1月3日21時放送。

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