『うる星やつら』2022年TVアニメ化決定 あたる役に神谷浩史、ラム役に上坂すみれ
漫画家・高橋留美子のデビュー作『うる星やつら』が、完全新作として約40年ぶりに再びテレビアニメ化され、フジテレビ“ノイタミナ”枠ほかにて本年より全4クールにわたって放送されることが決まった。
【写真】あたる役に神谷浩史、ラム役に上坂すみれが決定! リンクビジュアル
本作は、地球“最凶”の高校生・諸星あたると、宇宙から舞い降りた“鬼っ娘”美少女ラムの出会いから始まるラブコメディー。テレビアニメ版の前作は1981年から4年半にわたり放送された。今回は小学館創業100周年を記念し、選び抜かれた原作エピソードを新作アニメ化する。
監督は『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』を手掛けた髙橋秀弥、木村泰大。シリーズ構成に『はたらく細胞』の柿原優子。キャラクターデザインに『おそ松さん』『映像研には手を出すな!』の浅野直之。アニメーション制作は『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ、『炎炎ノ消防隊』のdavid productionが担当。そして、主人公の“ダーリン”こと諸星あたるとヒロイン・ラムをそれぞれ、神谷浩史と上坂すみれが演じる。
今回、ティザービジュアルと解禁ティザーPV、それぞれが演じるキャラクターと並ぶリンクビジュアルも公開された。
ティザービジュアルは、ひざを抱えて体を丸める、トラ柄のビキニ姿がキュートなラムが振り向く姿。
15秒のティザーPVは、線画だったイラストが徐々に輪郭を持ち、最後はひざを抱えたラムが映し出されていく内容で、その間、神谷演じる諸星あたると上坂演じるラムが「ラム!」「ダーリン!」と呼び掛け合い、甘えた声音だったり怒っているような声音だったりと、まるで追いかけっこをしているような掛け合いが繰り広げられている。
アニメ化を記念して、原作者・高橋留美子直筆のお祝いイラストとコメントが到着。高橋は「40年前の『うる星やつら』も古川登志夫さん、平野文さん始め、最高の声優さん達に演じていただき恵まれた作品でした。今回も、あたるの神谷浩史さん、ラムの上坂すみれさん、そして他のキャラ全員、主役級の声優さん達で、豪華さに驚いています。視聴者の皆様、ご期待ください。シナリオも面白く、高橋、木村両監督がどのように映像化してくださるのか、すごく楽しみです」とコメントを寄せた。
諸星あたるを演じる神谷は「僕は古川登志夫さんの演じるどこまでも軽薄で無責任なあたるが大好きなんです。その思いと今まで培ってきた声優としての技量全てを持って、新しいあたるを作っていけたらと思っています!」、ラムを演じる上坂は「本当に本当にすごいキャラクターなので、演じるのはかなりプレッシャーや緊張がありますが、軽やかに空を舞うラムちゃんの天真爛漫な表情を楽しみながらお芝居できれば、と思います!」と気合十分。
さらに、古川登志夫、平野文からもコメントが到着。古川は「神谷さん独自のあたるを楽しみにしています」、平野は「すみれさん、私たちの敬愛する高橋留美子先生のルーミック・ワールドへようこそ!新しい令和のラムちゃんは、なんと寅=虎年に誕生なんですね! これはもう期待する以外何をしろとおっしゃるのですか!うちも楽しみにしてるっちゃ!!」と期待を寄せている。
アニメ『うる星やつら』は、本年よりフジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送。