満島ひかり、『サンダーバード』ペネロープ役に「ムチが強めになってるかも」
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女優の満島ひかりが6日、都内にて開催されたイベント「日本語劇場版『サンダーバード55/GOGO』大新年会だ!GOGO」に、井上和彦、森川智之、日野聡、構成を担当した映画監督の樋口真嗣と共に出席。満島が、自身が演じたペネロープ役は初代の吹き替えを務めた黒柳徹子より「ムチが強めになってるかも」と語る一幕があった。
【写真】全身ビビットピンクのスーツで登壇した満島ひかり イベントの様子
1965年にイギリス、翌66年には日本でも放送が開始され、特撮人形劇の最高傑作として名高い『サンダーバード』。当時の技術を再現した完全新作となる今作では、国際救助隊員ペネロープの声を満島が担当する。
MCを務めた笠井信輔アナウンサーの呼び込みで、一同はサンダーバードらしくカクカクとぎこちない動きで登場。満島はペネロープをイメージした鮮やかなピンクのスーツ姿で笑顔を浮かべた。
また「取材なんか受けててもサンダーバードを好きな方が結構多くて、私が話すよりも、この機会にという感じで取材側にサンダーバードのことを話したい人がたくさんいるような。『こんなに好きな人が多かったんだな』『愛されているんだな』と」と改めて作品の人気の高さを実感。
さらに、黒柳が演じていたペネロープ役については「最初はモノマネをしたほうがいいのかな」と思っていたという。その一方で、「『あなたのペネロープでやってみよう』『受け継ぎたい気持ちは十分感じるから』と言われて『自分のままでいいんだ』と思ってからの方が自由でした。ちょっと私の方がムチが強めにはなってるかもしれないですけど(笑)」と自分なりに取り組めたことを明かしつつ、笑いを誘った。
過去作にとらわれずに自分らしく演じることに井上、森川も同調。日野も「日野としてやらせていただくので、大先輩の踏襲というよりは自分のオリジナリティのバージルをお届けできるようにと心掛けました」と語っていた。
自由に脚本を書けるならどんな『サンダーバード』を描きたいかと問われた樋口は「炎上しちゃったら怖いな」と警戒しつつ、「海外のドラマってずっと続くじゃないですか。でも日本人って、一番盛り上がるのは最終回だと思うんですよ。俺が見たいのは最終回。“さらばサンダーバード”。地球を取るか、サンダーバードを取るかみたいな選択の話ですね」と思いを馳せていた。
日本語劇場版『サンダーバード55/GOGO』は、2022年1月7日より劇場上映、1月8日よりオンライン上映。