満島ひかり、『サンダーバード55/GOGO』ペネロープ役に 日本語キャスト解禁
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日本語劇場版『サンダーバード55/GOGO』より、ペネロープ役の吹き替えを担当する女優の満島ひかりら9名のキャストが発表された。おなじみのカウントダウンから始まる予告編も解禁された。
【動画】ペネロープとパーカーのやりとりも収録 『サンダーバード55/GOGO』予告編
1965年にイギリスで、翌66年には日本でも放送が開始された特撮人形劇『サンダーバード』。本作は、当時音声ドラマとして書かれた3話のエピソードを、本国イギリスの熱狂的ファンのクラウドファンディングを経て、オリジナルの撮影手法を完全再現して初めて映像化。日本語劇場版はこれら3話を、『シン・ウルトラマン』監督の樋口真嗣がエピソードはそのままに1本の映画に再構成した。
今作の中心人物の国際救助隊員ペネロープ役を務めるのは満島ひかり。初代ペネロープの声は黒柳徹子が務めたが、ドラマ『トットてれび』で黒柳役を演じた満島が黒柳からバトンタッチ。この度、満を持して洋画声優に初起用となった。
ペネロープの執事パーカー役には井上和彦。また、1965年の劇場版でスコット・トレーシーを演じた大塚芳忠が、半世紀の時を経てパパ、ジェフ・トレーシーを演じる。そのほか、森川智之、日野聡、櫻井孝宏、江口拓也、堀内賢雄、立木文彦ら、大ベテランから大人気声優まで豪華な顔ぶれが集結した。
満島は「55年前からペネロープの声を、魅力たっぷりで担当されていた黒柳徹子さんからの引き継ぎ。とっても嬉しく、プレッシャーだらけですが、終始幸せな時間でした。 シュールでおしゃれすぎる、ツッコミどころ満載な『サンダーバード』の世界に、私も大ハマりです!」とコメント。
井上は満島について「とても華があって、明るくて、ペネロープにピッタリ!その上とても努力家で、研究熱心な方だなと思いました」と絶賛している。
予告編は、おなじみの、5! 4! 3! 2! 1!のカウントダウンからスタート。1967年に日本放送した際の、メインテーマに日本語の歌詞をつけた「サンダーバードの歌」が流れると、サンダーバード基地で倒れたヤシの木から超大型輸送機サンダーバード2号、プールの下から飛び立つ超音速有人ロケット・サンダーバード1号のほか、巨大宇宙ロケット・サンダーバード3号、海底深く潜る水陸両用機サンダーバード4号、国際救助隊の宇宙ステーション・サンダーバード5号が続々と登場する。
予告編の最後には、満島の撮り下ろしセリフも初お披露目。「久しぶりの出番でワクワクするわね、ねぇパーカー」という言葉に、井上演じる執事のパーカーが「はい、お嬢様」と返答する。
日本語劇場版『サンダーバード55/GOGO』は、2022年1月7日より劇場上映、1月8日よりオンライン上映。