『サンダーバード55/GOGO』庵野秀明、黒柳徹子ら作品愛を語る ストーリー&場面写真も公開
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日本語劇場版『サンダーバード55/GOGO』の2022年1月公開を前に、本作を構成する全3話のストーリーと場面写真が解禁。併せて、ペネロープ役の初代日本語吹き替えを務めた黒柳徹子、映画監督の庵野秀明ら各界著名人から期待コメントが到着した。
【写真】日本語劇場版『サンダーバード55/GOGO』場面写真
1965年にイギリスで、翌66年には日本でも放送が開始された特撮人形劇『サンダーバード』。本作は、当時音声ドラマとして書かれた3話のエピソードを、本国イギリスの熱狂的ファンのクラウドファンディングを経て、オリジナルの撮影手法を完全再現して初めて映像化。日本語劇場版はこれら3話を、『シン・ウルトラマン』監督の樋口真嗣がエピソードはそのままに1本の映画に再構成した。
ストーリー1「サンダーバード登場」は、国際救助隊が本格始動する少し前を描く。ジェフ・トレイシーに招待されたレディ・ペネロープは、召使いのパーカーと共に、太平洋上の秘密の場所にある美しい島〈トレイシー・アイランド〉に到着、島に隠された驚くべき技術とサンダーバード1号から5号を目にする。
ストーリー2「雪男の恐怖」では、ウラン工場が爆破され炎上する事件が発生。同じ頃、国際救助隊はエベレストで雪男に襲撃され救助を請う通信をキャッチして、ペネロープに調査を依頼。ペネロープはスキーコプターに乗り込んでパーカーと現場に向かうが、この事件には国際救助隊の宿敵フッドによってわなが仕組まれていた…。
ストーリー3「大豪邸、襲撃」では、イギリスの大邸宅に忍び込み、貴重品を奪っては屋敷を爆破する連続強盗事件が発生。次に自分の屋敷がターゲットとなることを予見したペネロープは、わざと屋敷を留守にして、犯人たちを呼び寄せる作戦を決行するが…。
本作について黒柳徹子は「私は55年前に唯一女性の諜報員ペネロープの声をやりました。『サンダーバード』は、とにかく、かっこ良くておしゃれ!今回もみんなの活躍に期待しています」とコメント。
映画監督の庵野秀明は「当時の映像の再現に徹底的に固執する制作コンセプトに、オリジナルに対する半端ない敬愛を感じ、素直に痺れます」と語っている。
漫画家の江口寿史は「今、この時代に作られる『サンダーバード』。大人になった眼で観れることに期待が膨らんでいます!」、ロックミュージシャンの大槻ケンヂは「子供の頃に観た『サンダーバード』のオープニングのカッコ良さといったらもう、奇蹟や神話に遭遇したかの衝撃でした。そうですか新たなエピソード! また神がかったカッコ良さを観せてください!」と期待を寄せる。
日本語劇場版『サンダーバード55/GOGO』は、2022年1月7日より劇場上映、1月8日よりオンライン上映。