新星マーガレット・クアリー×名優シガーニー・ウィーヴァーがタッグ『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』公開決定
関連 :
ハリウッドの新星マーガレット・クアリーと名優シガーニー・ウィーヴァーがタッグを組んだ映画『My Salinger Year』(原題)が、邦題を『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』として、5月6日より全国公開されることが決まった。
【写真】シガーニー・ウィーヴァーの知的な雰囲気が役にぴったり 『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』場面写真
原作は、本が⽣まれる現場での日々を印象的につづったジョアンナ・ラコフの自叙伝『サリンジャーと過ごした日々』(柏書房)。J.D.サリンジャー担当の女性エージェントと新人アシスタントの<驚きの実話>を描く。
主⼈公ジョアンナを演じるのは、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の“プッシーキャット”役で⼀際存在感を放ち、ハリウッド期待の新星として注目を集めるマーガレット・クアリー。みずみずしい演技で新米アシスタントを熱演する。マーガレット役は名優シガーニー・ウィーヴァー。『アバター』『エイリアン』など数多くのヒット作で活躍する一方で、スタンフォード大学&イェール大学を卒業した才女の顔も併せ持ち、知的でクールなイメージそのままに上司を演じる。
メガホンを取ったのは、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた『ぼくたちのムッシュ・ラザール』や『グッド・ライ〜いちばん優しい嘘〜』を手がける人間ドラマの名手フィリップ・ファラルドー。
1990年代、ニューヨーク。作家を夢見るジョアンナ(マーガレット・クアリー)は、老舗出版エージェンシーでサリンジャー担当の上司マーガレット(シガニー・ウィーバー)の編集アシスタントとして働き始める。日々の仕事は、世界中から毎日大量に届くサリンジャーへの熱烈なファンレターを処理すること。小説の主人公に自分を重ねる10代の若者、戦争体験をサリンジャーに打ち明ける退役軍人、作家志望の娘を亡くした母親―心揺さぶられる手紙を読むにつれ、飾り気のない定型文を送り返すことに気が進まなくなり、ふとした思いつきで個人的に手紙を返し始めるが…。
ジョアンナは偉大な作家の声を借りていくうちに、自分自身を見つめ直すことになる。友人や恋人との関係について、夢にかける情熱について、そして自分の将来について。「特別」になりたいと願うジョアンナが、自分のストーリーを生きるための、ニューヨークで開く人生の1ページ。都会の片隅で理想と現実の間で揺れ動く女性の姿が、みずみずしくユーモアたっぷりに描かれる。
映画『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』は、5月6日より全国公開。