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バート・ランカスター

バート・ランカスター
出身地:アメリカ/ニューヨーク州
生年月日:1913/11/2

バート・ランカスター 出演映画作品

  • 山猫〈4K修復版〉

    山猫〈4K修復版〉

    制作年:2019年03月17日(日)公開

    イタリアの巨匠ルキノ・ヴィスコンティによる歴史大作の4K修復版を、35ミリプリントとデジタルのふたつのフォーマットで上映する。19世紀半ば、貴族社会が滅びゆく時代の変わり目を、壮麗かつ洗練された映像美と共に映し出す。アラン・ドロンをはじめ、バート・ランカスター、クラウディア・カルディナーレと豪華キャストの競演に注目だ。

  • 家族の肖像〈デジタル完全修復版〉

    家族の肖像〈デジタル完全修復版〉

    制作年:2017年2月11日(土)公開

    巨匠ルキーノ・ヴィスコンティが1974年に発表した傑作がデジタル完全修復版でリバイバル公開。家族の団らんを描いた絵画に囲まれて暮らす老教授の孤独な生活が、ある家族の乱入によってかき乱されていく。バート・ランカスター、ヘルムート・バーガー、クラウディア・カルディナーレらヴィスコンティゆかりの名優たちも演技も素晴らしい。

  • 山猫〈イタリア語・完全復元版〉

    制作年:2004年10月23日(土)公開

    今は亡きイタリアの巨匠、ルキーノ・ヴィスコンティ監督の代表作が、約40年の時を経て、イタリア語完全復元版となってスクリーンに登場。シチリアの貴族の栄華と衰退が壮大なスケールで描かれる。主人公に扮するバート・ランカスターの熟練の演技と、まだ若手だったアラン・ドロンの熱演が印象深い。

  • 家族の肖像〈1974年〉

    家族の肖像〈1974年〉

    制作年:2001年03月17日(土)公開

    オリジナル版は英語で、英語のタイトルは「CONVERSATION PIECE」。この直訳の“家族の肖像”とは、18世紀のイギリスで流行した家族の団欒を描いた一連の肖像画のこと。ローマの広大な邸宅に住む老教授は、この“家族の肖像”のコレクションが趣味で、それらの絵画に囲まれて孤独に暮らしている。そこに実業家夫人ビアンカが、愛人の美青年コンラッドのため強引に2階の部屋を借りたことから、教授の生活は一変する。孤独に暮らす教授に新しい“家族”が加わったのだ。だが、教授は青年を理解できずにいた……。解体され変貌する家族の中の旧世代の孤立感を描いたヴィスコンティのレクイエム。DVDは「ルキノ・ヴィスコンティDVD-BOX1」に収録。

  • 愛の奇跡〈1963年〉

    愛の奇跡〈1963年〉

    制作年:2000年3月18日(土)公開

    知的障害を持つ子供に対する、大人の様々な思いを描出。インディーズの鬼才ジョン・カサヴェテスが製作上の不自由からハリウッドと絶縁することになった、いわくつきの作品だ。

  • 山猫〈イタリア語版〉

    制作年:

    【消えゆく名門貴族の心情をヴィスコンティが見つめた名作】 名匠ルキノ・ヴィスコンティが'63年のカンヌ映画祭を制した絢爛豪華な大作を完全版でリバイバル。歴史の激動の中で滅びゆく貴族の姿を、叙情的にとらえていく。

  • OK牧場の決斗

    制作年:

    トゥームストンの町はずれにあるOK牧場。末弟ジムを闇討ちにされたワイアット・アープとその弟バージルは、肺病に冒された賭博師ドク・ホリディの助っ人を得て、クラントン一味と対決する。アメリカ開拓史上で名高い決闘を描いたアクション西部劇。

  • 深く静かに潜航せよ

    制作年:

    巨匠R・ワイズが、潜水艦VS駆逐艦の緊迫感あふれる戦闘シーンを盛り込んで仕上げた戦争映画の佳作。日本軍の駆逐艦に敗北を喫し、からくも生き延びた軍人リチャードソン。新たな潜水艦を与えられ、宿敵との再戦に燃える彼の苦闘が、それに反目する部下たちとの人間模様を絡めて描かれる。

  • バイオレント・サタデー

    制作年:

    R・ラドラム『オースターマンの週末』の映画化。TVキャスター、タナーの友人3人がソ連KGBと組んでスパイ活動をしているとにらんだCIAは、その実態を探るため、彼に協力を依頼するが……。現代のエレクトロニクス・テクノロジーを駆使した米・ソのスパイ戦争をテンポよくまとめたペキンパーの遺作。

  • エルマー・ガントリー 魅せられた男

    制作年:

    B・ランカスターがアカデミー主演男優賞を受賞したヒューマン大作。口八丁手八丁のセールスマン・エルマーは、“聖処女“と呼ばれる宗教団体の女教祖に一目惚れしてしまい、彼女の気を惹こうと団体きっての弁士となる。しかし、いつしか彼の過去の悪業も暴露されてしまう……。

  • 大空港

    制作年:

    吹雪でマヒしたリンカーン空港を舞台に、悲喜こもごもの人生模様をサスペンス・タッチで描き出す。非常事態における人間の葛藤の描写に、シートン監督が力量を発揮。オールスター・キャストも手伝って、アメリカでは大ヒットし、のちに「エアポート」シリーズとして第4作まで製作された。

  • プロフェッショナル

    制作年:

    メキシコ革命の革命派くずれの山賊に妻を誘拐された、油田の持ち主グラントは、妻をとり返すため4人の戦争専門家を雇った。射撃、馬、弓矢、爆弾とそれぞれ特技を持ったこの4人組は山賊の待ち受ける岩山と砂漠の地に踏み込んでいく……。主役4人の個性が存分に発揮された痛快な西部劇アクション。DVDは「コロムビア・トライスター ザ・ウェスタン・ムービーズBOX(1)」に収録。

  • 許されざる者

    制作年:

    A・ヘプバーン最初で最後の西部劇出演作。平穏に暮らしていた開拓者の一家が、一人娘にインディアンの血が混ざっていたことを暴露されたことから、苦難に満ちた運命に巻き込まれていく。さらには、インディアンとの銃撃戦にまで発展して……。J・ヒューストンの演出が冴える名作。大女優L・ギッシュも顔をそろえている。

  • 追跡者

    制作年:

    法律に忠実に生きた、一人の孤独な保安官の姿を描いた異色西部劇。徹底して非情な保安官マドックスは、町の牧場主や世慣れたほかの保安官らと思いもかけない対決に巻き込まれていく。一瞬、昔の女の情に心が揺らいだ彼だが、結局は何人かを殺し、何人かを不幸にして、町を去っていくのだった。

  • 泳ぐひと

    制作年:

    暑い夏の午後、会社重役のネッドは、友人や近隣のエリートたちの家のプールを泳ぎながら家路をたどり始める。だが、満ちたりた生活を送っているはずの彼らは、皆生活に疲れ、人生への情熱を失っていた。自らの成功の虚しさを痛感したネッドは、絶望のうちに家にたどり着く……。病める現代の断面を鋭く描いたアメリカン・ニューシネマの傑作。

  • 戦場〈1978年〉

    制作年:

    終結後3年目に登場したベトナム戦争映画で、ジョンソン大統領により次第に拡大されていく同戦争の初期の戦場を描いている。南ベトナム奥地の戦略上の拠点としてマック・ワに要塞を建設しようとするアメリカ軍事顧問団。ベトコンとの戦いは壮烈であった。

  • 1900年

    制作年:

    大農園を持つ地主の孫息子アルフレードとそこの小作人頭の孫息子オルモ。1900年の夏の同じ日に生まれた二人の主人公が、惹かれ合い反目し合いながら、歴史の荒波にのまれ乗り越えていくさまを、悠々たる風格で描ききったベルトルッチによる一大長編映画。左翼とファシズムの抗争、農民と地主の階級闘争の嵐が吹き荒れた20世紀前期のイタリア現代史を、ポー河沿いの地方の美しい農村を通して、壮大な壁画のように映像化した野心的傑作だ。汽車の走る音が聞こえてくる線路に身を横たえて度胸比べをしたり、カエルを捕まえて遊んだり、仲良

  • 愛しのシバよ帰れ

    制作年:

    かわいがっていた子犬のシバが行方不明になって以来、はかない昔の思い出を追うばかりで、現在の生活を築いていこうとしない妻のローラとアルコール中毒から立ち直るため、禁酒同盟に入って更生を誓っている夫のドン。そんな夫婦のもとに、ある日、女学生のマリーが下宿人としてやってくる。若々しく明るいマリーの姿は、ローラに再び青春の夢を追わせるのだった。舞台でもローラを演じた、S・ブースの名演が光る。

  • 旅路〈1958年〉

    制作年:

    夏のにぎわいが嘘のような、冬のイギリスの小さな海岸町を舞台に、逃避的生活を送る中年男女の様々な人生模様を描いたシリアス・ドラマ。「マーティ」でアカデミー賞を受けたマンの文芸作品。製作者の一人でもあるランカスターが好演。

  • 5月の7日間

    制作年:

    19XX年の5月。アメリカ大統領が提案した核禁止条約案をソ連が受諾、議会でも批准される。だが、それは軍需産業の終末を意味することから軍部や企業家が反発。米軍統合参謀本部議長のスコット将軍は、この条約反対の急先鋒だった。ある日、スコット直属のケイシー大佐は、通信室で妙な通信文を目にしたことから、スコットの行動に疑惑を持ち始める。彼は何をたくらんでいるのか? シビリアン・コントロール(=文官統治)を嫌う軍関係者の陰謀と対決を、社会派J・フランケンハイマーがリアルかつスリリングに描いた政治サスペンス。

  • 大反撃

    制作年:

    第二次大戦を題材にした作品は星の数ほどあるが、このベルギー国境近くの城をめぐる物語は、なかなかの異色編でありS・ポラックの演出が光る1本となった。B・ランカスター、P・フォークのコンビも良い味で好演。名手H・ドカエのブルー・トーンの映像が素晴らしい。

  • アトランティック・シティ

    制作年:

    近代化の波が押し寄せ、古き良き時代は過去のものとなりつつあるカジノの街、アトランティック・シティ。ここに生きる老ギャングの飄々とした姿を描いた、マル監督のアメリカ時代の代表作。老ギャングのルーとカジノのバーで働きながらディーラーを目指すサリーの二人は、サリーの別れた夫が街に戻ってきたことから思いもかけなかった事件に巻き込まれていく。サリーの元夫は麻薬密売組織からヘロインを奪い、それを売りさばきに来たのだった。新しく生まれ変わろうとする街を背景に、若い女とのささやかなふれあいをユーモラスに、かつ哀歓漂

  • インディアン狩り

    制作年:

    ロッキー山脈の山中で毛皮猟をしていたジョーは、毛皮をたんまりと手に入れ町へ帰ろうとしていたところ、インディアンに行く手を阻まれ、毛皮と黒人との交換を余儀なくされた。どうしても毛皮をあきらめ切れない彼は、黒人とともにインディアンを追い始める。S・ポラック監督には珍しい西部劇。

  • 雨を降らす男

    制作年:

    干ばつが続き、作物も枯れ果てて困惑する農村一家に、前金で100ドル払えば雨を降らせてやると豪語する男がやって来る。そのあざやかな熱弁に、一家の父は金を払うことにするが……。1954年にブロードウェイで上演されたナッシュの舞台劇を、彼自らが脚本を書いて映画化した、夢と愛情に満ちた物語。

  • 成功の甘き香り

    制作年:

    芸能界に絶大な影響力を持つ新聞コラムニスト、ハッセンカーは、やり手のプレス・エージェント、ファルコを使って、妹とその恋人の歌手との仲を裂こうとする。芸能ジャーナリズムの冷酷な裏面をきわめてドライに描いた異色作。ジャジーな音楽の効果が際立つ。

  • 真紅の盗賊

    制作年:

    18世紀のカリブ海を荒らしまわった“真紅の盗賊“と呼ばれた一団の頭目が、悪政を敷くスペイン国王軍をやっつける海洋アクション。「怪傑ダルド」に次ぐランカスター・プロの第2作で万人向けの娯楽作品。クリストファー・リーが端役で出演。

  • ズールー戦争 野望の大陸

    制作年:

    1879年、英国の植民地・南アフリカ連邦ナタールで、英国側は隣接するズールー族に対し一方的な統治の勧告をする。この自己本位な政策はズールー王を戦いに駆り立てた。ズールー族と土地に精通したタンフォード大佐は、将軍の軍略ミスを指摘するが受け入れられず、結局不本位な態勢で敵に向かい、ズールー族軍の圧倒的勢力によって無残な死を遂げる……。屈強なズールー族の前に、大英帝国の権威が屈服した劇的史実を迫力ある戦闘シーン、豪華キャストで映画化したスペクタクル映画。

  • トレジャーinメキシコ

    制作年:

    メキシコのとある小さな村で出会った、しがないダンサーのマーゴと旅回りの興業師ウィルソン。彼らはマーゴの父親の遺言で隠し財産の存在を知り、さっそく大金を求めて旅に出る。だが、様々な苦難の末得たのは“愛“という名の宝物だった。異色ウエスタン「ワイルド・アパッチ」やS・ペキンパー監督の遺作「バイオレント・サタデー」などの脚本家で知られる、A・シャープの監督デビュー作。

  • タフガイ

    制作年:

    大胆不敵な手口で知られた伝説的強盗二人が30年ぶりにシャバへ戻って来た。だが、世の中はすっかり様変わり、二人は世の中の変貌に驚き自分たちがもう若くないことを知らされるが、最後の男気を懸けて列車乗っ取りを計画する。ハリー役のB・ランカスターとアーチー役K・ダグラスのコンビは、「OK牧場の決斗」以来30年ぶりの顔合わせで、ともに男の中の男といった役柄で売ってきただけに、時代のギャップに立たたされたこの設定が妙に生きている。監督のJ・カニューは「愛に向って走れ」でもK・ダグラスと組み、彼の持ち味を出してい

  • タルファ駐屯兵

    制作年:

    砂漠の町タルファに駐屯するフランス外人部隊の中にいるアメリカ人軍曹が、リフ族の姫を捕らえたことから彼らとの戦いを展開させていくアクション。やがて軍曹と姫は深く愛し合うようになり、姫の許婚けとの一騎打ちへと発展していく。B・ランカスターの豪快なアクション演技も見ものだ。

  • ダラスの熱い日

    制作年:

    史上最悪の暗殺事件として人々の記憶に長く残る、ダラスでのアメリカ大統領ジョン・F・ケネディ暗殺の真相に迫る作品。タカ派の男たちが暗殺を計画、用意周到な準備を着々と行い実行に移すまでをドキュメンタリー・タッチで描く。真相はいまだに謎が多く解明されていないが、一つの答えをこの作品から読み取ることができる。

  • 空中ぶらんこ

    制作年:

    B・ランカスターが製作にも参加した、サーカス団を舞台にしたラブ・ロマンス。ヨーロッパ最大のサーカス団にやってきた若いブランコ芸人ディーノは、かつての花形芸人マイクとアクロバット芸人ローラとトリオを組んで成功を収める。ディーノはローラに惚れていたが、彼女はマイクに気があって……。

  • エンテベの勝利

    制作年:

    テルアビブ発パリ行きの旅客機がハイジャックされ、ウガンダのエンテベ空港に着陸。人質を奪還すべくイスラエルは特殊部隊で急襲、奪還に成功する……。1976年に実際に起きた事件をもとに、様々なエピソードを加えて作られた実録アクション映画。

  • さすらいの大空

    制作年:

    「明日なき十代」「影なき狙撃者」などで知られるJ・フランケンハイマー監督の代表作の一つ。華麗な空中ショーに命を懸ける旅まわりのスカイ・ダイバーたち。死と直面しながらもロマンを追い続ける彼らの姿を劇的に描く。D・カーの全裸でのベッド・シーンが話題になった。

  • ジブラルタル号の出帆

    制作年:

    老作家兼教授ロックウェルの77歳の誕生日を祝うため、子供たちが家族を連れてやって来た。孫たちはプレゼントに祖父が愛したボート、ロケット・ジブラルタル号を修繕して贈ろうと決めたが……。往年の大スター、B・ランカスターが物静かで知的な老人を好演。3世代にわたる家族の心の交流を、淡々ときめ細かく描いた感動作。

  • 狂える戦場

    制作年:

    第二次大戦末期、ドイツ軍が撤退したあとのローマに、連合軍が入城してくる。華々しい戦闘シーンではなく、敗戦国イタリアの様々なエピソードを積み上げて戦争の狂気の実態を描く。L・ウェルトミューラーと並んで現代イタリアを代表する監督のカヴァーニが「善悪の彼岸」のあとに作った戦争ドラマ。原題は“皮膚“の意味。

  • 復讐の谷

    制作年:

    大牧場主の放蕩息子が、義兄の牧童頭に、自分の捨てた子持ち女を押しつける。おかげで女の兄二人に狙われるはめになった牧童頭は怒り心頭、ついに義兄弟対決となる……。1950年代製作の典型的西部劇の一つ。ランカスターの雄姿が抜群。

  • 白人酋長

    制作年:

    1870年代の南太平洋・ヤップ島。乗組員の反乱によって船を追われた船長のオキーフが、この島に流れ着いて来た。真珠貝を採取して大もうけをたくらむオキーフだったが……。B・ハスキンが監督した海洋アドベンチャー。

  • ビッグトレイル

    制作年:

    J・スタージェス監督によるアクション西部劇。時は1867年。デンバー市の酒蔵が底をつき、市議会は40台の駅馬車を使って酒を輸送することを決定。さっそく輸送作戦が開始されるが、これに興味を持った禁酒主義同盟とスー族のインディアンたちが、駅馬車を狙って攻撃を仕掛けてくる……。

  • ニュールンベルグ裁判

    制作年:

    ドイツのニュールンベルグで行われた、連合国によるナチ戦犯の戦争裁判の模様を描いた法廷ドラマ。かつてナチの司法大臣を務め、第三帝国憲法起章にかかわったヤニングをはじめ、司法関係者を被告としたこの裁判劇によって、あの非人道的なユダヤ人虐殺の元凶が誰にあったのかを、鋭く問いかけていく。ドイツ人側弁護人ロルフに扮した、M・シェルが、一世一代ともいえる熱演を披露。その他、法廷に集まる裁判長、検事、証人に大スターをそろえているのも目を引く。特に、絞首刑になったドイツ軍将軍の未亡人に扮した、M・ディートリヒが、強

  • ビッグ・アメリカン

    制作年:

    多くの西部劇ではヒーローとして登場する実在の人物バッファロー・ビルを、過去の英雄行為を見せ物にして売り歩く軽薄なショーマンとして描出。逆に悪役のインディアンの酋長を思慮深く誠実な人物とした、R・アルトマンらしいシニカルな西部劇。

  • フィールド・オブ・ドリームス

    制作年:

    “農場を野球場にすれば、彼がやって来る“。そんなお告げに従って、持っていたトウモロコシ畑をつぶした農夫。彼の目の前に現れたのは1952年に死んだ伝説の大リーガー、“シューレス“ジョー・ジャクソンだった。ジョーは、農夫の亡き父親にとってのスーパースターなのだが……。ファンタスティックなシチュエーションで描き出される父子愛の物語。ジョン・セイルズが「エイトメン・アウト」で描いた実際の事件“ブラック・ソックス・スキャンダル“が重要なモチーフとなっている。

  • 快傑ダルド

    制作年:

    12世紀のイタリア・ロンバルディアを舞台に、外敵に領土を侵略され、圧政に苦しむ民衆を救い、捕らえられた息子を救出すべく立ち上がる野人ダルドの活躍を描く時代劇。B・ランカスターがサーカス時代の盟友クラヴァットと組んで画面せましと大活躍する。

  • スコルピオ

    制作年:

    殺し屋スコルピオは、親友のCIA情報部員クロスから、中東の某国首相の暗殺を依頼される。ところが、クロスは二重スパイだった……。友情や愛情さえも押しつぶしていく非情なスパイ戦を、硬質なタッチで描くポリティカル・アクション。

  • ヴェラクルス

    制作年:

    ひとクセある人物を描かせたら随一の、アルドリッチ監督による娯楽アクション大作。南北戦争末期、メキシコに落ちのびてきた南軍の少佐トレーンは、無法者エリンと知り合う。いがみ合いながらもなぜか離れることができない二人は、皇帝の側近を助けたことから命を受け、伯爵令嬢を地のはてヴェラクルスまで送り届けるはめになる。ところが命令は口実で、令嬢を乗せた馬車の底には300万ドルの金貨が隠されていた……。クーパー、ランカスターが火花を散らす痛快な一編。真っ黒な顔でニタッと笑うランカスターのふてぶてしさの前に、さすがのクーパーも食われてしまった。ラストの決闘シーンは今でも語り草になっている。

  • 明日なき十代

    制作年:

    イタリア系移民らによる10代の犯罪が多発する1960年代のニューヨーク。知事選挙に立候補中のダンは、選挙戦を有利に戦うため、世論の攻撃の中心である10代犯罪の根絶に懸命だった。部下の検事補ベルの責任も重大だったが、自らもイタリア系貧民の出身である彼は、被告たちの環境に同情していく。

  • 大列車作戦

    制作年:

    ナチス・ドイツの敗戦色濃いころ、パリではドイツ軍大佐ワルドハイムが、美術品の掠奪を開始。美術館長ピラール女史は、鉄道の操車係長ラビッシュに、美術品の運び出し阻止を願い出る。ラビッシュはこれを受け、レジスタンスの助けを借りて、一大計画を開始するが……。米・仏のスターによる、娯楽戦争映画の大作。

  • 私は殺される

    制作年:

    製薬会社のニューヨーク支店長の妻レオナは、ある夜混線電話で“今夜11時15分に例の女を殺そう“という謎の相談を聞いてしまう。慌てて警察に報告するが、警察には軽く一笑に付された。会社にいるはずの夫とも連絡が取れない。実は夫は、数年前から麻薬の密売をしており、例の女とは自分のことだったのだとレオナが気付いたとき、殺人者の手は彼女のすぐ背後に及んでいたのだった。

  • ドクター・モローの島

    制作年:

    H・G・ウェルズの同名小説の映画化。太平洋を漂流した若者がたどり着いた熱帯の孤島。その島にはドクター・モローと名乗る不気味な科学者がいた。ランカスター、ヨークらの個性派俳優の熱演が見事。1932年に製作された「獣人島」のリメイク。

  • 殺人者〈1946年〉

    制作年:

    ヘミングウェイの同名短編小説を映画化したサスペンス・ドラマ。1964年にはドン・シーゲルによって「殺人者たち」としてリメイクされた。ガソリンスタンドに勤める男スウェードが二人組の殺し屋に殺害された。この事件に興味を抱いた保険会社の調査員リアダンが独自に捜査を開始。やがて、彼はスウェードがある犯罪に巻き込まれていたことを知る……。主演のB・ランカスターと、マフィアの情婦を演じたE・ガードナーの出世作。

  • 地上より永遠に

    制作年:

    1941年夏のハワイ米軍基地。ラッパ手のプルーが転属されてくる。ここの中隊長はボクシング狂で、自分のチームの強化を図っていた。プルーにも誘いがくるが、かつてボクシング試合で親友を失脚させた過去を持つプルーは、その誘いを断わる。そのため、プルーは中隊長にゴマをする小隊長に徹底的にしごかれる。中隊内で孤立したプルーの味方はアンジェロだけだが、そのアンジェロも営倉にぶち込まれる。そして、運命の12月7日がやってくる。日本軍の奇襲のさなか、プルーの背中に味方の銃が向けられる。軍隊の階級制度と個人の関係を通して、アメリカの軍隊生活における苛酷な現実を暴露した作品。

  • アパッチ〈1954年〉

    制作年:

    アパッチ族は酋長ジェニン以下全員がアメリカ合衆国に降伏したが、ただ一人、マサイという男だけが脱走した。彼は故郷アパッチに帰りつき、独立した農業が必要だと主張するのだが……。インディアンの視点に立った内容で赤狩りの標的にされる結果ともなったR・アルドリッチの力強い傑作。

  • ワイルド・アパッチ

    制作年:

    西部開拓時代末期、故郷を追われたアパッチ族が反逆を起こす。追跡する騎兵隊を残虐な手口で殺していくアパッチ族に対し、若き騎兵隊長と老斥候マッキントッシュは危険を覚悟で正面から対決を挑む……。アリゾナで実際に起きた事件をもとに西部開拓史の裏面を生々しく描いていく異色作。

  • ローカル・ヒーロー/夢に生きた男

    制作年:

    アメリカ最大の石油会社のエリート社員が主人公。ある日彼に、コンビナート建設用地買収のため、スコットランドの田舎町に飛ぶように命令が下る。自然保護を盾に強硬な反対に遭うと思いきや、地元住民は一獲千金を夢見て大のり気。最後の交渉は海岸のボロ家に住む老人ただ一人となった。交渉が難航するのを見かねて、大社長が現地へ乗り込んでくるのだが……。ちょっとズレたギャグでニヤッとさせ、ヒューマンなユーモアで心を和ませてくれるフォーサイスの演出は見事。ダイアー・ストレイツのギタリスト、ノップラーの主題曲が心に残る傑作。

  • 真昼の暴動

    制作年:

    熱気あふれるサスペンス映画の傑作「裸の町」の製作者と監督コンビによる脱獄サスペンス映画の秀作。製作より10年の時を経て日本公開され、観客の心を高鳴らせた。ラストで見せる集団アクションのシークエンスは圧巻の一語。アメリカの刑務所が舞台。冷酷非情な看守リーダーに反逆する囚人たちが一致団結して大脱走を計画する。手に汗握る展開が待っている。

  • 山猫

    制作年:

    1860年5月、イタリア統一のために立ち上がった革命軍がシチリア島に上陸。島の名門貴族サリーナ家も革命のニュースに震えるが、公爵はその知らせにも動じず、一家を連れて毎年の行事になっている別荘での晩餐会に向かう。一行の中には革命軍に参加しようとしている公爵の甥タンクレディの姿もあった。タンクレディは晩餐会で出会った村長の娘アンジェリカに心を奪われ、恋に落ちる……。歴史の波にのまれていく貴族社会の栄華と悲哀を描いた、ヴィスコンティの代表作。全編の3分の1を占める豪華絢爛な舞踊会シーンは映画史に残る名場面の一つ。

  • カサンドラ・クロス

    カサンドラ・クロス

    制作年:

    3人のゲリラがジュネーブの世界保健機構(WHO)本部爆破を試みるが失敗。誤って細菌に感染したゲリラの一人がストックホルム行きの列車に乗り込む。緊急連絡を受けた医師は必死で病原菌をくい止めるが……。乗客1000人という走行中の列車を舞台にしたパニックもの。

  • 終身犯

    制作年:

    アルカトラズ島の刑務所に送り込まれた終身犯のストラウドは、独房に迷いこんだ小鳥を慰めに育てたのをきっかけに、小鳥の飼育と研究に夢中になる。獄中で鳥獣学の権威となった男の実話を、限られた空間を生かした演出とランカスターの渋い好演で見せる力作。

  • 合衆国最後の日

    合衆国最後の日

    制作年:

    刑務所を脱獄した4人の男が軍用トラックを乗っ取り、ミサイル基地に侵入、コントロール・センターを占拠する。リーダーはこの基地の設計者でもある元空軍大佐のデルで、彼は平和思想により投獄されていたのだ。デルはホワイトハウスに対して、ベトナム戦争当時の機密文書の公開と1000万ドル、そして、大統領を人質にすることを要求。政府は大統領の決断で要求を受け入れることにする。だが、タカ派のマッケンジー将軍は我慢がならず、大統領を迎えに出たデルたちを狙撃、そして大統領までもねらい……。R・アルドリッチが骨太なタッチで描く、オール・スター競演のサスペンス。ビデオ発売時には144分の完全版が披露された。

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