
ジョン・バリー
ジョン・バリー 出演映画作品
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WALKABOUT/美しき冒険旅行
制作年:2004年8月7日(土)公開
『地球に落ちて来た男』などで知られるニコラス・ローグ監督が、ジェームズ・ヴァンス・マーシャルの原作小説を1971年に映画化した作品。オーストラリアの原野に投げ出された幼い姉弟の生死を懸けた放浪が描かれる。当時1週間だけの公開に終わり、熱狂的ファンの間で語り継がれてきた逸品を、今回は本邦初のオリジナル・バージョンで上映する。
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死亡遊戯
制作年:1997年10月4日(土)公開
息子ブランドンの悲劇的な死を予測したかのような、ブルース・リーの遺作が登場。「燃えよドラゴン」のロバート・クローズ監督によるダークな雰囲気が濃厚なアクションだ。
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遙かなる夢・ニューヨーク物語
制作年:
【3Dで観る少年の心温まる冒険物語】 祖父の写真を手掛かりにニューヨークへやって来たロシア人少年の冒険を描くハートフル・ロマン。エンパイア・ステート・ビルから見下ろす風景など、その画面はまるでニューヨークにいるかのよう。古き良き時代と現代の風景の変貌も楽しめる。ジェットコースター・シーンも迫力ものだ。
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ナック
制作年:
ビートルズの映画「HELP! 四人はアイドル」などで有名なR・レスター監督による遊び心たっぷりなコメディ。ナックとは“うまいやり方、コツ“の意味で、この場合は女の子を引っかけるコツのこと。教師のコリンは自分のアパートにミュージシャンのトーレンを住まわせているが、トーレンは女の子を取っ替え引っ替えしている大モテの男。コリンもトーレンのように女の子をモノにする“コツ“を得たいものだ、と思っている。そんな彼らの前にロンドンには不似合いな田舎娘ナンシーが現れる……。J・バリーの軽快な音楽とD・ワトキンのポッ
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輝きの大地
制作年:
「サラフィナ!」のD・J・ルートが手掛けた社会派ドラマ。皮肉な運命に導かれて出会った黒人と白人の葛藤を描く。黒人の牧師のクマロは音信不通の息子を捜して都会へ。そんな折、白人の社会福祉家が殺害された。なんと、犯人の一人はクマロの息子。しかも、黒人に偏見を抱く被害者の父ジャービスはクマロと同郷だった……。
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マーキュリー・ライジング
制作年:
【知りすぎた少年を守るためFBI捜査官が体を張る!】 国家機密に触れた少年を暗殺者の手から守る、FBI捜査官の奔走を描く。ブルース・ウィリスの熱演に加え、自閉症という難役を演じた名子役マイコ・ヒューズの好演も見どころ。
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輝きの海
制作年:
【荒涼とした自然美が彩るはみだしカップルの純愛】 海洋文学の大家ジョセフ・コンラッドの小説を映画化。イギリス・コーンウォールの美しい海岸風景を舞台に、よそ者と嫌われ者のカップルが、かけがえのない愛を見つけていく。
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逃亡地帯
制作年:
石油成金が権力を握るアメリカの一地方都市。ある日、ここの土地出身の殺人囚が脱獄、街に舞い戻ったというニュースが入り、人々は騒然となる。脱獄囚の“人間狩り“に狂気する人々の描写が衝撃的。現代社会に渦巻く不安と退廃、そして人間の内なる暴力性を鋭くえぐり出した、社会派ドラマだ。
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チャーリー
制作年:
映画史上最高のスター、チャールズ・チャップリンの人生を、超豪華スタッフ、キャストで描いた伝記映画。ロンドンの下町の貧しい役者一家に育ったチャーリーは、アメリカ巡業中に“映画“と出会う。ハリウッドからスカウトされた彼は、その無限の可能性を信じて、ガムシャラに映画の世界に飛び込んでいく……。
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コットンクラブ
制作年:
「アウトサイダー」「ランブルフィッシュ」と、青春映画を続けて手掛けていたF・F・コッポラ監督が作り上げた、見ごたえのある人間ドラマ。舞台は、禁酒法下の1920年代後半~1930年代にかけての、ハーレムにある豪華なナイトスポット。コルネット奏者からギャング映画スターになっていく若者を中心に、芸に、野望に、そして愛に命を懸ける人間の生きざまを、セピア色を基調とした味わい深い映像の中に、あざやかに浮かび上がらせている。
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女優フランシス
制作年:
実在のハリウッド女優フランシス・ファーマーの数奇な半生を描く作品。スターを夢見る少女が、結婚の失敗、周囲とのあつれき、投獄、精神病院への入院などを経て、最終的にTVショーにカムバックするまでのすさまじい遍歴を、J・ラングの熱演によりたどっていく。ラングは本作で、モスクワ映画祭主演女優賞を受賞した。
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ザ・ディープ
制作年:
バミューダ海域を舞台に、若い新婚カップルが、沈没船に残された大量の麻薬をめぐる争奪戦の渦中に巻き込まれる海洋サスペンス。見どころは、全体の半分以上を占める水中撮影。海底の美しい映像はもちろん、Tシャツ姿で潜るビセットのセクシーな肢体も楽しめる。
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マイ・ハート,マイ・ラブ〈1999年〉
制作年:
【いろいろあるのが大人の恋迷える11人の心模様を描く】 ベテラン、ショーン・コネリーを筆頭に豪華なキャストが顔をそろえた群像劇。愛や結婚、人生、の壁にぶつかった11人の人間模様を、ヒューマンなぬくもりとともに描き出す。
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最後の谷
制作年:
戦乱にあえぐ村を破壊から守り抜く、平和を愛する一人の男の姿を描いた戦争アクション。17世紀に起こった30年戦争を題材に、個性派俳優O・シャリフがシリアスな演技で主人公を好演。それにクセ者俳優M・ケインが絡み、娯楽映画的な面白さにもあふれた作品となっている。
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冬のライオン
制作年:
J・ゴールドマンの舞台劇の映画化で、彼自身が脚色し、主演のヘプバーン、音楽のジョン・バリーとともにオスカーを獲得した。王位継承問題で苦悩するイギリス王ヘンリー二世を中心に、複雑きわまる人間葛藤を重厚な演出で描く一大叙事詩。
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ハイ・ロード
制作年:
実在した人物をモデルにしたJ・クリアリー原作の冒険小説の映画化。失踪した父親を捜しにヒーローとヒロインが二機の複葉機に乗り込み中国大陸へと出発する。クライマックスのヒマラヤ越えやネパールでの空中戦など、飛行機ファンにはうれしい一編。
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白と黒のナイフ
制作年:
嵐の夜、富豪の孫娘が惨殺された。その莫大な遺産を手にする夫ジャックに容疑がかかり、彼は敏腕女弁護士テディを雇い裁判に臨む。テディは、ジャックに疑惑を抱きつつも、やがて心惹かれて……。法廷ドラマにラブ・ロマンスの要素を巧みに盛り込んだ心理劇。
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ハノーバー・ストリート/哀愁の街かど
制作年:
1943年ロンドン、第二次大戦の戦火のなか、運命的な出会いをした空軍中尉と貞淑な人妻の恋を描いたメロドラマ。ストーリー自体はかつての名作「哀愁」からヒントを得、そこにカーチェイスなど現代風な味つけを試みているものの、成功作とは言い難い。
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ズール戦争
制作年:
イギリス史上に名高いズール戦争を、現地アフリカ・ロケによって再現した戦争スペクタル巨編。わずか100名のイギリス軍守備隊が、4000名のズール族の襲撃を退けるまでを勇壮に描いていく。イギリス映画界を代表する大物スターが総出演。M・ケインはこれが出世作ともなった。
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幸福の条件
制作年:
“百万ドルで奥さんと一夜をともにしたい“と、若夫婦に富豪が申し出る。強く愛し合っているがゆえにお互いを信じた夫婦は、どうしてもお金が必要だったためにこの申し出を受け入れる。だが二人の関係はその夜を境に少しずつ狂っていく……。“愛はお金で買えるか“という残酷な問いを現代に突きつける話題作。
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スペース・サタン
制作年:
「スター・ウォーズ」の美術監督、J・バリーの原案によるSFサスペンス。西暦2000年、太陽系惑星を支配していた人類のもとへ、何者かが意思と感情を持つ不気味なサイボーグ・ロボットを送り込み、戦いを挑む。土星の衛星にある研究所の所員も決死の覚悟で臨むが……。精密に作られたロボットの暗躍が印象的な一編。
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白いドレスの女
制作年:
現代によみがえったファム・ファタールの狂おしい妖しさと、これが監督デビューとなる脚本家出身のカスダンの流麗な演出力が、ねっとりと絡み合った、実に官能的な犯罪サスペンスの傑作。“ボディ・ヒート“という原題通りに、観る者まで熱くする官能美がたち込めている。ターナーとハートの汗にまみれ、湯気さえあがりそうな濡れ場。完璧にとり込まれてしまったハートは、悪女ターナーの筋書き通りに犯罪に手を染める。ひねりの効いたラストやロークの爆弾売りなどアクの強いキャラクター、やるせないジャズの調べなどなど、見るべきところが
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エニグマ
制作年:
【英国のべスセラーを映画化解読できなかった秘密とは!?】 ローリング・ストーンズのミック・ジャガーがプロデュースを手がけたことで話題のサスペンス。ベストセラーに基づき、第ニ次大戦記の暗号解読者たちの奔走を、スリリングに描き出す。
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野生のエルザ
制作年:
ファミリー映画の古典。ケニアの草原に生まれた野生のライオン、エルザと、東アフリカの狩猟家アダムソン夫妻の心温まる交流の物語。原作は世界的なベストセラーとなったJ・アダムソンの同名ノン・フィクション。主題曲『ボーン・フリー』もヒット。
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雨の午後の降霊祭
制作年:
俳優出身のブライアン・フォーブス監督が手掛けた心霊ミステリー。生まれたばかりの子供を亡くして以来、水曜日ごとに降霊会を行っている霊媒師マイラとその夫ビル。彼らは兼ねてから計画していた少女誘拐計画を実行し、富豪の親から身代金をせしめるが……。狂気に駆られた女霊媒師と臆病な夫の運命を、ひねりの効いたプロットと物憂げなモノクロ映像で語り明かすフォーブス監督の演出が秀逸。黒沢清監督の「降霊」の元ネタでもある。
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ある日どこかで
制作年:
1972年5月19日。新人劇作家リチャード・コリヤーは初演の夜、白髪の老婦人に年代ものの金時計を渡され、“私のところへ帰ってきて“とささやかれる。それから8年後、とあるグランドホテルの資料室で、彼はエリーズ・マッケナなる女優の古い肖像画に魅せられる。実は、それはかの婦人の若き姿だったことが判明。コリヤーは、奇妙な因縁に取り憑かれたように“過去への旅“を模索する……。メロドラマと、タイムトラベルというSF的要素を巧みに織り交ぜて、ノスタルジックな感性あふれるファンタジーに仕上げた秀作。R・マシスンの長
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夕映え
制作年:
コメディの名手B・エドワーズ監督が、ソビエトの諜報部員とイギリスの外務省に勤める女との危険な愛を描いたラブ・ストーリー。イギリス外務省に勤めるジュディスは、休暇で出かけたカリブ海のバルバドス島でKGBの男、フェオドールと恋に落ちた。しかし二人の恋は、英・ソ両国の思惑によって、無残にも押しつぶされていく……。
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ロビンとマリアン
制作年:
十字軍遠征から18年ぶりに故国に戻ったロビン・フッドと、今や修道院の院長となっているマリアン姫が再会する“ロビン・フッド物語“後日譚。ロビンに扮するコネリーが、心優しい中年好男子ぶりを見せる。マリアン姫役のヘプバーンもなかなかの好演。
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イナゴの日
制作年:
「真夜中のカーボーイ」の製作・監督・脚本トリオが、黄金時代の“夢の都“ハリウッドの実態と、その中で空しい夢にほんろうされる人間たちの姿を、赤裸々に描き出した重厚で辛らつな人間ドラマの秀作。1930年代末のハリウッド。撮影所の美術部に就職したトッドは、安アパートの向かいに住むエキストラ女優フェイに夢中だ。彼女は大スターを夢見る奔放な娘。ひょんなことから知り合った内気な男ホーマーと同棲をはじめた彼女だったが、たちまち浮気。意気消沈のホーマーは、故郷に帰ろうと、大劇場の前を通りかかって……。イナゴさながら
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キング・ラット
制作年:
太平洋戦争終結間際の捕虜収容所を舞台にした戦時下の人間ドラマ。1945年、シンガポールの日本軍捕虜収容所では、捕虜の自主性を尊重する管理体制の下で、米軍伍長キングが牢名主のように権力を振るっていた。英国の捕虜グレイは彼の不正を告発しようとするが、なかなかうまくいかない。やがて終戦が訪れ……。極限下の人間模様を、シニカルな視点で描く。
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ホワイト・バッファロー
制作年:
幻のスーパーモンスター“白い野牛“に、天才ガンマン、ワイルド・ビル・ヒコックやカスター将軍など、実在したアメリカのヒーローたちを絡ませ、史実に基づいたエピソードを描く、不思議なアイディアの西部劇。当時人気絶頂だったC・ブロンソンの魅力が全開。
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ペギー・スーの結婚
制作年:
夫と別居し、人生を半ばあきらめかけていたペギー・スーは、同窓パーティーの席でタイム・スリップしてしまう。1960年、高校3年に逆戻りした彼女は二度目の青春を謳歌する……。コッポラが描いた女性版「バック・トゥ・ザ・フューチャー」とも呼べるファンタジー。
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スカーレット・レター
制作年:
アメリカ文学界の不朽の名作『緋文字』を映画化。植民地時代のアメリカを舞台に、古い因習に立ち向かい、真実の愛を貫き通す女性の姿を描いた感動作。17世紀アメリカ、ヘスター・プリンは夫ロジャーより一足早く、敬虔なピューリタン(清教徒)入植地ニューエルサレムにイギリスからやって来た。自由奔放な彼女は厳格な町では受け入れられずにいたが、町の若き牧師アーサー・ディムズデイルと出会い惹かれ合う。そんな時、夫ロジャーの乗る船が沈没したことを聞き、二人の愛は燃え上がる。そして彼女はアーサーの子供を身ごもってしまうのだ
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ゴールデンシール
制作年:
北の果てアリューシャン列島が舞台。伝説の黄金のアザラシと友だちのいない少年との友情を中心に、アザラシを狙う大人たちの貪欲さと少年の純真さとの葛藤を描いた愛の寓話。厳しくも美しい極北の自然をバックに、心洗われるドラマが展開され、観る者の心を打つ。
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ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀
制作年:
宇宙の彼方アヒル惑星からやって来たハワードは、言葉も話せば知性も抜群のアヒル。その彼が地球侵略をたくらむ暗黒魔王を相手に大活躍を演じる。映画のパロディーやギャグも満載。コミックから生まれた超人気キャラクター、ハワードの愛くるしい表情が大ウケのSF冒険コメディ。
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サンフランシスコ物語
制作年:
自殺未遂で歩行困難になったローリーは、ふらりと立ち寄った“マックス“という名の店で同じ境遇のバーテンダーや客から励まされ、失いかけた生への意欲を取り戻す。障害者の日常を扱いながら決して暗く湿っぽくならず、あざやかな青春映画に仕上がっている。
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国際諜報局
制作年:
原子力の権威ラドクリフ博士がスパイ団に誘拐されたため、諜報局員パーマーが派遣される。捜査の途上パーマーは誤ってCIA局員を射殺してしまい、スパイ団とCIAの両方を敵にまわすことになる。果たしてパーマーの運命はいかに……。M・ケインのシニカルなスパイぶりが光る異色のスパイ・サスペンス。
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ベッツィー
制作年:
デトロイトを舞台に、全米自動車業界の内側に渦巻く愛と欲望に満ちた人間模様を描いたもの。ヨーロッパと日本勢の挟み撃ちに遭って苦悶する老自動車王が起死回生を図って夢の新車“ベッツィー“を開発し、人生最後の賭けを開始する。老練オリヴィエがはまり役で好演。
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マスカレード 甘い罠
制作年:
貧乏なヨット青年が、金持ちに近づき結婚する。だがこれには思いがけない秘密が隠されていた……。当時のアイドル、R・ロウの魅力がいっぱいのサスペンス・ラブ・ストーリーで、ハードなベッド・シーンや二枚目ぶりをみせる彼のクールさも魅力的。
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ブラックホール
制作年:
人類が誰も知らない謎の暗黒空間“ブラックホール“。そこに呑み込まれて消息を絶った大型宇宙船シグナス号は20年もの間、宇宙を漂っていた。船体の中には正体不明の人造人間が……。ピーター・エレンショーの特撮が見もののハードSF。
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ラスト・レター
制作年:
不治の病に苦しむ少女カレンが、看護婦のリナや憧れのスター、エルヴィス・プレスリーからの手紙や贈物に支えられ、けなげに生きた日々を描く実話の映画化。カレンを演じるD・レインのあどけない初々しさが印象深い感動作だ。
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ルビー・カイロ
制作年:
ロスに住む平凡な主婦ベッシーの元に届いた夫の事故死の知らせ。遺体確認のため訪れたメキシコで、夫の秘密に気付いてしまった彼女は、暗号を秘めたカードを片手に世界をめぐる旅に出た。自分の知らない夫の真実の姿を探し求めて……。角川映画ハリウッド進出第1作として製作されたラブ・サスペンス。
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レイズ・ザ・タイタニック
制作年:
1912年、処女航海の途中、氷山に衝突して北大西洋の海中に没した豪華客船タイタニック号には、核戦略に重要な役割を果たす鉱石が積載されていた。そこで、極秘裏にタイタニック号引き揚げ作戦が始まった……。海中から巨大な客船が浮上するさまが壮観。実物の巨船と特撮を駆使した一編。
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夕なぎ
制作年:
ナポリ湾の孤島で隠居生活を送る中年女性は、かつては絶世の美女と呼ばれながら今は謎の病に冒され、回想録を書きながら恐怖と焦燥の日々を過ごしている。その島に一人の男が流れ着いた。“その男は天使だ“と魔術師が告げるが……。T・ウィリアムズの舞台劇を映画化した異色作。
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華やかな情事
制作年:
退屈なパーティーで、中年医師アーチーは奔放な若妻ペトリアと出会い、彼女の誘うままに狂おしい情事が始まる。だが彼女の夫のデビッドは、何不自由ないはずの妻の不倫を理解できず、暴力をふるう。また妻も、優しいはずの夫の暴力の意味がわからない。そしてアーチーがペトリアに本気で夢中になるころ、突然、彼女は夫のもとに帰っていった。時が過ぎ、ペトリアは出産のために再びアーチーを訪れる。とまどうアーチーは、陣痛のさなかに自分の名を呼ぶペトリアを見つめるばかりだ……。R・レスター監督が描いた、異色の女性映画。3人の男女
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007/ゴールドフィンガー
制作年:
シリーズ第3作。米国政府の金塊を放射能で汚染しようとする悪玉ゴールドフィンガーにボンドは対決を挑む。この作品で初めてボンドの愛車アストン・マーチンが登場。殺人帽、レーザー光線といった秘密兵器も次々と飛び出し、楽しさ倍増。主題歌も大ヒットした。
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007/サンダーボール作戦
制作年:
シリーズ第4作。第1作と同じくジャマイカが舞台。悪の組織スペクターに盗まれた核弾頭をボンドが奪回するクライマックスの海中での大戦闘シーンは、迫力満点だ。ボンドの仇役には、チェリが扮し好演。トム・ジョーンズの主題歌もヒットした。
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007は二度死ぬ
制作年:
ジェームズ・ボンドが日本に乗り込んで活躍するシリーズ第5作。米・ソ両国の直接対決を画策するスペクターの陰謀を、日本側の諜報部員の協力を得て打ち砕く。ボンドガールには浜美枝。日本ロケの場面が作品の内容とは別に楽しめる。
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007/ムーンレイカー
制作年:
地球に毒ガスをまいて人類を滅亡に追い込み、選ばれた人間だけで新世界を創造しようとするドラックス。スペースシャトルをめぐる怪事件から悪事を知ったボンドがベニス、アマゾン、そして宇宙を舞台に闘うシリーズ第11作。脇役キールも快調。
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007/ダイヤモンドは永遠に
制作年:
レーゼンビーの不評で再びコネリーの登場となったシリーズ第7作。ダイヤの密輸組織を捜査するため潜入したボンドは、宿敵スペクターの首領ブロフェルドが地球征服を狙ってワシントンDCの爆破を計画していることを知る……。
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007/オクトパシー
制作年:
アメリカの威信を失墜させようと、NATO基地の核爆弾爆破をもくろむインドの王族カマル。インドと西独を舞台にボンドとカマルの闘いが展開する。スリル満点の派手なアクションがテンポよく続くシリーズ第13作。ムーア主演作の中では好編。
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007/黄金銃を持つ男
制作年:
KGBやマフィアを相手に100万ドルで殺しを引き受ける、“黄金銃を持つ男“スカラマンガ。香港、タイ、シンガポールを舞台に太陽熱エネルギーを利用した装置“ソレックス“をスカラマンガから奪取するためボンドが活躍する。シリーズ第9作。
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007/美しき獲物たち
制作年:
高性能マイクロチップを追ってパリへ飛ぶボンドの前に現れた青い瞳の男。地球征服をたくらむ大富豪を相手に、頭脳と技の凄絶な闘いが始まる……。G・ジョーンズの怪演、主題歌をデュラン・デュランが担当、と話題の多いシリーズ第14作。
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モンテ・ウォルシュ
制作年:
開拓時代も終わりに近いある西部の町。牧場の経営も大企業の進出で先細りだ。ガンマンのモンテの仲間ショーティは牧場をクビになり、無法者となって強盗三昧。モンテはやむなくショーティと対決することになる……。ジャンヌ・モローをはじめ個性派俳優をそろえ、死にゆく西部のロマンに捧げた挽歌。監督は「ローズマリーの赤ちゃん」「ミスター・グッドバーを探して」などの撮影監督W・A・フレイカー。
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フォロー・ミー
制作年:
一流会計士のチャールズは、新妻のベリンダが浮気をしているのではという疑問に悩まされ、探偵のクリストフォールに調査を依頼する。かつてヒッピーの経験もあるベリンダは、仕事一筋のチャールズとの生活にも、上流社会との付き合いにも慣れなかったのだ。そのため、ベリンダは毎日、浜辺に行ったり、動物園に行って過ごしていた。クリストフォールは調査を始めるが、ドジな彼はすぐにベリンダにばれてしまう。次第にベリンダは彼のことを面白がり、興味を持つようになる。話すこともなく、お互いの存在だけは認めているという関係が10日も続くと、二人の間に奇妙な感情が流れ始める……。P・シェーファーの一幕ものの映画化で、主題曲も大ヒット。ロンドンの穴場的スポットを回るロケーションも楽しいロマンティックな恋愛劇。
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真夜中のカーボーイ
制作年:
大都会ニューヨークに夢を抱き、その男性的魅力で富と名声を得ようとテキサスからやって来たカウボーイ姿の男。現実は厳しく、孤独感に襲われるなかで彼はラッツォと出会う。肺を病み足の不自由なラッツォの夢は、フロリダへ行くことだったが……。イギリス出身のシュレシンジャーの渡米第1作で、1970年代を先取りしたやるせないタッチが成功を収めた。
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ダンス・ウィズ・ウルブズ
制作年:
「アンタッチャブル」「フィールド・オブ・ドリームス」などで人気を得たK・コスナーが自ら製作し、監督まで務めた野心作。幼い頃に「西部開拓史」を見て西部の広大な空間に憧れ、いつの日か映画を作り草原を馬で駆け回りたいというコスナーの夢がついに実現。1863年、南北戦争の激戦地で負傷した北軍中尉ジョン・ダンバーは片足を切断されると思い込み、絶望して敵軍の中に単身飛び出すという自殺的行為をとる。が、ジョンは生還。思わぬことから英雄となり、足の傷も回復したジョンは勤務地の選択権を与えられ、開拓のフロンティアを見てみたいという望みをかなえるためにダコタ最西部の砦に赴く。しかしジョンが着いてみると砦には誰もいない。インディアンに襲われたのか? 一人で砦にとどまるジョンがひと月も過ごした頃、馬泥棒のインディアンが現れる。お互いに悪意がないと知ったジョンとインディアンの一族は、言葉が通じないながらもそれぞれを理解しようと近づき合っていく。後に未公開シーンを追加した4時間の完全版も公開された。
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007/ロシアより愛をこめて
制作年:
シリーズ第2作。「007/ゴールドフィンガー」と並んで最も人気の高い初期代表作。犯罪組織スペクターは仕事の邪魔になるボンド暗殺計画を立て、暗号解読機と美女タチアナを呼び水に彼をイスタンブールに誘い出す。敵側の殺し屋との列車内での息詰まる対決、ボートでの追撃戦、ヘリコプターからの銃撃戦など見せ場満載。ヤングはメリハリの効いた演出で、アクション映画の原点を心ゆくまで追求している。ショウ、レーニアなどの名優たちの悪役ぶりも見事にキマり、クライマックスを盛り上げる。1964年初公開時のタイトルは「007/危機一発」で、マット・モンローの歌う主題歌も大ヒットした。
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キングコング
制作年:
1933年以来、43年ぶりにリメイクされた元祖怪獣映画。ラスト・シーンの舞台がエンパイア・ステートビルから世界貿易センタービルに変わっただけで、ほぼオリジナルを踏襲している。J・ラングがコングに愛される美女役でデビュー。
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不思議の国のアリス
制作年:
世界中で愛読されている同名の傑作童話を映画化。少女アリスが一匹のウサギを追いかけたことから始まる摩訶不思議な世界を、名優P・セラーズらがライブ・アクションで完全に再現。歌のシーンが全体の4分の1を占めるミュージカル・エンターテインメント。
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美しき冒険旅行
制作年:
1968年に「パフォーマンス」で監督デビューしたN・ローグが、オーストラリアの原野を舞台に撮影兼任で撮り上げた第2作。都会育ちの少女とその弟は父の自殺の巻きぞえになって砂漠にとり残されてしまう。そこで出会ったのが原住民の少年。彼は風習に従って一年間一人で砂漠を放浪していたのだった。3人は次第に仲良くなっていくが……。ビデオ、DVDタイトルは「WALKABOUT 美しき冒険旅行」。
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愛と哀しみの果て
制作年:
1913年、デンマークの財産家の娘カレンはスウェーデンの男爵と結婚。アフリカの大地に魅せられてケニアに渡って来た。そこでコーヒー農園を経営することになったカレンは、限りない夢と希望に燃えていた。だが、高地でのコーヒー栽培はうまくいかず、夫の乱行にも悩まされる。そんな彼女を支えてくれたのは、冒険家デニスの優しい抱擁だった……。第58回アカデミー賞で、スピルバーグの「カラーパープル」と各賞を争い、結果的に計7部門を獲得した名作。ポラックの手堅い演出、レッドフォード、ストリープという当時、男女No.1のスターの競演は興行面での成功も収めた。
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ハメット
制作年:
ハードボイルド小説の元祖ダシール・ハメットを主人公にしたJ・ゴアスのベストセラー小説『ハメット』の映画化。失踪した中国娘の行方を追う探偵ハメットは、巨大な陰謀の渦に巻き込まれていく……。1930年代の風俗を伝えるセピア調の映像は秀逸。
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