ゲイリー・シニーズ

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ゲイリー・シニーズの詳細情報・プロフィール

生年月日

1955/3/17

身長

173cm

出身地

アメリカ/イリノイ州

詳細

父親は映画界の名編集者として知られたロバート・L・シニーズ。ゲイリーが監督・製作・出演を担当した傑作「二十日鼠と人間」(92)は、父親が編集している。ちょっとつり上がった大きな目とトンガリ気味の眉毛、尖った耳と、インパクトある風貌の個性派俳優。18歳で、現在も名門のステッペンウルフ劇団を設立し、演出家兼俳優として活躍している根っからの演劇人。[%ジョン・マルコヴィッチ%]と共演してブロードウェイ・デビューを飾った。映画では[%リチャード・ギア%]主演の「マイルズ・フロム・ホーム」(88)を監督し、役者としてよりも監督として先にデビューを果たす。映画への俳優デビューは、戦争ドラマ「真夜中の戦場/クリスマスを贈ります」(92)。94年、「フォレスト・ガンプ/一期一会」(94)のベトナム戦争で足を失うダン中尉役でブレイクし、アカデミー賞助演男優賞にもノミネートされた。「アポロ13」(95)の飛べなかった宇宙飛行士、「グリーンマイル」(99)の小さいが印象的な役、「ミッション・トゥ・マーズ」( )で妻を失った悲しみから立ち直れず、別の世界に行ってしまう火星探索隊員などを演じる。どこか屈折している役が多く、「身代金」(96)、「スネーク・アイズ」(98)、「レインディア・ゲーム」( )などの極悪人役もよく似合う。第33代アメリカ大統領ハリー・S・トルーマンを熱演した「プレジテント・トルーマン」(95)、冷静沈着な強盗を演じた[%ケヴィン・スペイシー%]初監督作品の「アルビノ・アリゲーター」(96)でも印象的な演技を見せているが、彼独特のニヒルで知的な持ち味は得難い。社会派監督ジョン・フランケンハイマーのTV映画「ジョージ・ウォレス/アラバマの反逆者」(97)では、6 年代、マーティン・ルーサー・キング牧師と対立して公民権運動を弾圧したアラバマ州知事を演じて、エミー賞を受賞。フィリップ・K・ディック原作のSFミステリー「クローン」( 1)では、自分がクローンだと知った男を演じると共に、製作も兼ねている。[%アンソニー・ホプキンス%]＆[%ニコール・キッドマン%]のラブロマンス「白いカラス」には二人の恋愛の証人ともなる作家役で登場。「ビッグ・バウンス」( 4)では陰険な不動産業者、[%ジュリアン・ムーア%]主演のミステリー「フォーガットン」( 4)では医師役。近年は、TVシリーズ「CSI.: NY」( 4)のレギュラーを務めており、そのつながりで「CSI:マイアミ3」( 5)にもゲスト出演している。私生活では、ステッペンウルフ劇団の団員だった女優モイラ・ハリスと、81年に結婚し、現在は3人の子供がいる。

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