望海風斗&坂本昌行、“ステージ”とは「生きる実感をくれる場所」 トップを走り続ける原動力を語る
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――お2人は今回、初共演となります。宣材写真&動画の撮影で初めてお会いしたとのことですが、その時の印象やこれまでに持たれていたイメージがあれば教えてください。
望海:坂本さんは、多方面でたくさんの人々を魅了されてきた方。舞台を拝見していた勝手なイメージで、(大きな声で)「やあ!」「どうも!」といった感じでお越しになるのかなと思っていたら、ものすごく紳士的で、温かくて。
坂本:イメージとは真逆でしたね(笑)。
望海:あはは! そうなのです、そのお姿にとてもホッとしたんです! すごく気を遣ってくださって、いろいろなお話をしながら場の空気をほぐそうとしてくださったりとお優しいので、申し訳ないなと思いながらも甘えさせていただきました。
坂本:ステージを観ていると、役者さんの人となりが見えてきたりするじゃないですか。望海さんの舞台をいくつか観たことがあるんですが、すごく役に真摯に向き合っていて、素直で純粋な表現をされる方だなと思っていました。そして月並みな言葉で申し訳ないですが、“うまいなぁ…”って(笑)。出るべくして出てきた方だと感じています。
望海風斗
――お互いの目からご覧になって、“演じる役柄と重なるな”と感じるようなところはありますか。
坂本:“歌・ダンス・芝居”の三拍子がそろっている上に、ユーモアを持たれている。ファニーにぴったりの方だと思います。
望海:坂本さんと撮影で初めてお会いした時に、ファニーがニックを見てハッとする感覚が理解できた気がして。その時の気持ちを大事にしたいです。坂本さんは、ギャンブラーな部分など、ニックと重なる要素をまったく持っていないとおっしゃっていて…。
坂本:1ミリもありません(笑)。
望海:そうおっしゃっている坂本さんが、本来のジェントルな姿からどのように役として変わっていくのか。今からお稽古場で見られるのが楽しみです。
――望海さんがおっしゃるようにハッとする魅力などとても重なるように思いますが、坂本さんは、年齢や経験を重ねたからこそできるニック像についてどのように感じていますか。
坂本:僕は実年齢と俳優のレベルが伴っていないなと、ふと気づいたことがあって。だからニックを演じることにも、自分の中ではちょっとビビっているんですね。子どもの頃は“55歳”というとおじいちゃんだと思っていましたが、なってみるとおじいちゃんではないし(笑)。大人の男を演じるとなると、もっと中身を成長させていかなければいけないなと思うこともあります。ただ1人でもがいていてもしょうがないので、稽古場で演出家の方の話を聞き、共演者の皆さんとセリフで会話をする中で、自分なりのニック像を作り上げていきたいなと思っています。
望海:私も、ファニー役ではいろいろな挑戦があるので今からビビっています(苦笑)。でも共演者の皆さんもすごく明るい方ばかりなので、楽しく賑やかにお稽古が進んでいくと思うと、これからがとても楽しみになっています。
■ステージは生きる実感をくれる場所――望海風斗と坂本昌行の原動力
【公演概要】
ミュージカル『ファニー・ガール』
9月8日〜29日 東京都 日生劇場
10月9日〜18日 大阪府 梅田芸術劇場 メインホール
10月24日〜11月1日 福岡県 博多座
11月10日〜15日 愛知県 御園座
■スタッフ
音楽:ジュール・スタイン
歌詞:ボブ・メリル
脚本:イソベル・レナート
改訂台本:ハーヴェイ・ファイアスタイン
演出:マイケル・メイヤー
振付:エレノア・スコット
タップ振付:アヨデル・カセル
■キャスト
ファニー・ブライス:望海風斗
ニック・アーンスティン:坂本昌行
エディ・ライアン:水田航生
ストラコシュ夫人:高泉淳子
フローレンツ・ジーグフェルド:益岡徹
ブライス夫人:中尾ミエ
ミーカー夫人:藤咲みどり
トム・キーニー:伊藤俊彦
池田航汰/岩瀬光世/小島亜莉沙/佐々木誠/白山博基/寺町有美子/照井裕隆/堂雪絵/長澤仙明/中村遙花/深瀬友梨/堀江慎也/松島蘭/松田聖菜/宮内裕衣