クランクイン!

咲妃みゆ、宝塚退団10年を前に熱望した作品にチャレンジ「音楽学校の合格発表を見た時の衝撃にも似た喜びと興奮」

演劇

◆「いつかご一緒したい!」杉原邦生と待望の初タッグ


『スカイライト Skylight』メインビジュアル
――共演の山路和弘さん、中山翔貴さん、演出の杉原邦生さんの印象はいかがですか?

咲妃:山路さんとは今回が2度目の共演になります。1度目は朗読劇で親子を演じさせていただいて、平家物語という壮絶な作品でした。朴ろ美さんが演出を手掛けられ、俳優同士が目を合わせずに芝居をするという構造でした。なので、声を頼りに、お互いの表情や情感を想像して対話するという、俳優としてもすごく学びの多い演劇でご一緒させていただきました。そんな山路さんと今回は対面でお芝居をさせていただけることが楽しみですし、山路さんがどういうふうに役を構築していかれるのか、お稽古場で学ばせていただきたいです。

中山さんは今回初めて共演させていただきますが、27歳にしてこの作品に挑戦できるというのは、羨ましい限りだなと思います。今回が2作目の舞台ご出演とのことで、俳優としての可能性に溢れた中山さんから生み出される表現に、私もハッとさせられることも多々あるでしょうし、初心に返らせていただく気持ちでご一緒したいなと思っています。

個性豊かな私たち3人をまとめてくださるのが、杉原邦生さんという多才な演出家さん。松尾スズキさんのご縁でお話をさせていただく機会があったのですが、創作を楽しむ心を常に持っていらっしゃる方だなという印象を受けました。「どうしよう…」と稽古で行き詰まったら、きっと邦生さんが風穴を開けてくださるんじゃないかなと。信頼を寄せて挑みたいと思います。

杉原さん、山路さん、中山さんとだったら大丈夫!という根拠のない自信がなぜか私の中にあります。

――「杉原さんといつかご一緒したい!」と思われていたと伺いました。

咲妃:コクーン アクターズスタジオ第1期生の卒業公演『アンサンブルデイズ-彼らにも名前がある-』の演出を手掛けられていて、その演出が腰を抜かすぐらい素晴らしかったんです。終演後初めてご挨拶させていただいたのですが、地面に頭がつく勢いで「素晴らしかったです!」と感動をお伝えしたところ、邦生さんも地面に頭がつくくらい恐縮してお辞儀をしてくださって(笑)。「素敵な方だな」と思ったのが最初の出会いでした。

――『アンサンブルデイズ』のどんなところに心惹かれましたか?

咲妃:第一に松尾さんの脚本が素晴らしかったです。加えて、自分が約15年間芸能活動を続けさせていただいてきた中で感じたことのある気持ちがもう全て舞台上で描かれていたんですね。辛かったり、悲しかったり、でもうれしかったり、いろんな感情を引き出されて、放心状態になりました。今自分がこうやって健やかに舞台に立たせていただけることをありがたくも思ったし、でも当たり前ってないんだよなということも、アンサンブルデイズの皆さんのおかげで改めて感じて、頑張ろうって思ったんです。

俳優業を続けさせていただく上で心に留め置きたい覚悟を芽生えさせてくださった舞台なので、杉原さんには勝手に感謝しています。

次ページ

◆不出来な部分を認める勇気が備わり「人として生きやすくなってきている」

3ページ(全4ページ中)

【公演概要】

舞台『スカイライト Skylight』
舞台『スカイライト Skylight』メインビジュアル

『スカイライト Skylight』

◆日程・会場
2027年1月20日~1月31日:神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオ
2027年2月6日・7日:兵庫・神戸文化ホール 中ホール

◆作
デヴィッド・ヘア

◆翻訳
小澤英実

◆演出
杉原邦生

◆出演
咲妃みゆ
山路和弘
中山翔貴
チケット情報はこちら

この記事の写真を見る

関連情報

咲妃みゆ の関連記事 ›

最新ニュース

おすすめチケット

powered by ローチケ

おすすめ動画 ›

注目の人物 ›

トップへ戻る