『すぱっち』“空”町田啓太の変化に「ドキッとした」 “優”赤楚衛二の絶妙なあざとさも注目
幸せのカタチ=“スーパーリッチ”を追い求める社長・氷河衛(江口のりこ)のジェットコースターのような半生を描くテレビドラマ『SUPER RICH』(フジテレビ系/毎週木曜22時)。本作は、仕事一筋で生きてきた衛が、貧乏な専門学生・春野優(赤楚衛二)と出会うことで、新たな価値観を見出していく物語だ。10月28日(木)に放送された第3話では、衛を巡る優と宮村空(町田啓太)のバトルが本格化した。そこで本稿では、優と空、正反対な二人のキャラクターをじっくりと分析していきたい。(文=菜本かな) ※本記事はネタバレを含みます。ご注意ください
【写真】守ってあげたい 笑顔がかわいい春野優役の赤楚衛二
■衛、0から会社をスタート
新生スリースターブックスの社員たち (C)フジテレビ
おしゃれなオフィスビルを引き払い、古い一軒家から新生スリースターブックスを始めることにした衛。ついて来たのは、会社の役員である空や、今吉零子(中村ゆり)、そして田中リリカ(志田未来)をはじめとするインターン生たち。
さらに、電子書籍編集部の碇健二(古田新太)に、鬼頭流星(嘉島陸)…とここまでは分かるが、なぜか優の姿もある。無給で雑用することと引き換えに、衛と一緒に暮らすことになったと言うのだ。これは、衛の“忠犬”空も、気が気でないだろう。
優&氷河衛(江口のりこ) (C)フジテレビ
「必要なこと以外、話すな。常に(衛から)5m以上離れろ」と優をけん制する空。その姿は、衛への愛がダダ漏れで、また、言いつけを律儀に守ろうとする優も愛らしい(そもそも、狭い家なのでそんなに離れることはできないのだが…)。忠犬と野良犬、二人のワンコから愛されている衛。これはもう、一文なしになっても幸せなのでは? SNS上でも、「衛になりたい人生だった…」「年下わんこ赤楚くんがうちで同棲してくれるなら全財産あげてもいい」など衛をうらやむコメントが見受けられた。
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