JO1 鶴房汐恩、学生時代は「頭は良かった」 自称“成績優秀”な木全翔也にツッコミも
■学生時代は「頭はよかったですよ」
――演じるにあたり、監督とは何か相談されましたか?
初顔合わせのときに監督から「原作にとらわれ過ぎないでほしい」という話があったんです。なので、原作をあまり見ずに、自分なりのスタンスと役への解釈で現場に突っ込んでみました。最初は監督から「ちょっと違うね」と言われて撮り直すことも多かったです。その節はご迷惑をおかけしてしまいました。
それでも、撮影を重ねるごとに蒼馬准をつかんでいけて。とあるシリアスなシーンを撮り終えたとき、監督が僕のところに来て「いいね、准!」と言ってくれたんです。あれは気持ちよかったですね(笑)!
――過去の准は17歳の高校生ですが、鶴房さんはどんな学生時代を過ごしていましたか?
友達と楽しいこと・面白いことを見つけるのが大好きな少年でした。3歳から水泳を10年間続けていたので、それも頑張っていましたね。高校生からはアルバイトをしながら友達と遊ぶ計画などを立てて、楽しい学生生活を送っていました。あっ、頭はよかったですよ。
――『しょうもない僕らの恋愛論』(読売テレビ・日本テレビ系)で木全さんにインタビューしたときも「成績優秀だった」と話していました(笑)。
恐らく、彼は成績優秀ではなかったでしょう! 実際のところ、僕も含めてメンバーみんなおばかだと思います。メンバーの中で一番勉強してきたのは、(河野)純喜くんじゃないかなぁ。でも僕、地頭はいいと思っていて。ちゃんと勉強したら、東大の首席もいけると思っています(笑)。暗算と漢字はJO1の中で一番だという自信がありますね。
――記憶力がいい?
記憶力はめちゃくちゃいいと思います! 今回のドラマのセリフも早く覚えられた気がします。
――すごい! そのほか、今回のドラマ出演を経て、役者として成長したと感じることや発見したことはありますか?
僕、普段はあまり緊張することがないんです。ただ、ドラマの撮影で長いセリフを言うとき、胸が締め付けられるような感覚になって。セリフを頭に入れてきたはずなのに、なぜか出なくなっちゃったんです。緊張するってこういうことなのかと学びましたし、それを乗り越えたとき、いい緊張感を持って演じられるようになった気がして。貴重な経験になりました。
――今後も演技の仕事にも取り組んでいきたい?
その気持ちは大いにあります。今回のようなクールでカッコいい役もいいですが、ダサいキャラクターやおばかな役も演じてみたいですね。「カッコいい」もうれしいですが、芝居が「すごい」と言われるようになりたいです。
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