Z世代の約半数「将来、子どもがほしくない」 4割強は「お金の問題以外」に理由【子育てに関するZ世代の意識調査】
■8割以上が「習い事をさせたい/進学をさせたい」
「将来、子どもがほしい」と回答した18歳から25歳までのZ世代の男女248人に、「自身の子ども時代(自身が育った環境)」について、複数の質問をしたところ、「習い事はある程度、させてもらった」という人は「あてはまる」、「ややあてはまる」をあわせ8割という結果に。「経済面で進学はある程度、希望通りさせてもらった」という人は「あてはまる」、「ややあてはまる」をあわせ9割近い結果となった。
将来、子どもにはどのようにしたいか(どのような環境で子育てをしたいか)(対象:全国の18歳から25歳までの未婚で子どもがいないZ世代の男女457人のうち、「将来、子どもがほしい」と回答した男女248人)
さらに、「将来、子どもにはどのようにしたいか(どのような環境で子育てをしたいか)」について複数の質問をすると、「(自身と同様もしくは以上に)習い事をさせたい/進学をさせたい」という人は「あてはまる」「ややあてはまる」をあわせ8割を超えた。
また「(自身と同様もしくは以上に)習い事や進学が難しいなら、子どもはあきらめるか人数を減らしたい」という人は「あてはまる」、「ややあてはまる」をあわせ6割強になった。
■「自治体による子育て支援の違いを引越しに考慮」7割
子育て支援が自治体によって異なることについて(対象:全国の18歳から25歳までのZ世代の男女500人)
次に、全国の18歳から25歳までのZ世代の男女500人に、「子育て支援が自治体によって異なることについて」を質問したところ、「一律にすべきだと思う」が「自治体ごとに独自の施策があってよいと思う」を上回ることが結果になった。
また、「子育てをする場合、自治体による子育て支援の違いを引越しの際に考慮すると思う」かどうか質問をすると、「思う」、「やや思う」をあわせ7割となった。
【「子育てに関するZ世代の意識調査」概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年2月7日(火)~2月9日(木)
調査対象:全国の18歳~25歳までに男女500人(比較対象として、26歳から59歳までの男女500人のうち子どもがいる354人)