なぜ「かまぼこ」に板がついてるか知ってる？ 紀文食品の回答が「知らなかった」と話題に
手ごろな値段で料理のプラス1品にちょうどよい「かまぼこ」。普段何気なく使用している食品ですが、なぜ板がついてるかと聞かれると知らない方も多いのではないでしょうか？ そんな疑問に答えるように、老舗練り物メーカーの紀文食品が、公式Twitterでかまぼこに板がついている理由について投稿し、「知らなかった」と話題を集めています。今回クランクイン！トレンドは、紀文食品に詳しい話を聞いてみました。
【写真】包丁の向きを変えるだけ！ かまぼこを板から簡単に外す方法
■言われてみると気になる
「Q．かまぼこになんで板ついてんの？」から始まる今回のツイートでは、画像付きでかまぼこに板がついている理由を説明。何でも「板が余分な水分を吸収しておいしさを保ってくれているから」とのことで、「知らなかった」「勉強になった」「板とかまぼこの境界線のかまぼこが好き」など反響を集めています。
しかし、なぜ余分な水分を吸収することで、おいしさが保たれるのでしょうか？ 紀文食品に問い合わせたところ、「板が吸収する水分は余分なものですので、必要以上には吸わず、かまぼこと板の間で適度な水分調整がされるため、おいしさを保つことができます」と教えてくれました。
また、そもそもなぜ板がついているのかを聞くと、「かまぼこに使うすり身は柔らかいため、崩れないように板の上にのせて成型しています」との回答。歴史上古くから板に乗せる形で作られており、紀文食品ではこの方法がスタンダードだといいます。
最後に、暑くなり始めた今の季節におすすめの“さっぱりレシピ”について尋ねると、「シンプルに醤油とわさびで板わさとして食べるのはもちろん、きゅうりやみょうがのようなシャキシャキした野菜と一緒に梅肉で和える、『蒲鉾とみょうがの梅肉あえ』もこれからの時期にさっぱりしたおすすめです」と返答が。かまぼこ、梅肉、みょうが、きゅうりなどの具材をあえるだけの簡単レシピのため、夏の「もう1品！」にぴったりです。
ちなみに、板からかまぼこが上手に取れないときは、「包丁を峰（背）にして、板に沿うようにおろすと上手に外すことができます」とのこと。実際に試してみたところ、す～っと気持ちよく板から外すことができました。ぜひかまぼこを購入した際には試してみてはいかがでしょうか？
Q. かまぼこになんで板ついてんの？
— 紀文【公式】???? ???? (@kibun_kitchen) May 26, 2023
A. 板が余分な水分を吸収しておいしさを保ってくれているから pic.twitter.com/1NGnrkNX4d
