高校生と小池知事が“東京の未来”を語るオンラインイベント開催! ハリー杉山「みんなで作る、そんな未来が楽しみ!」
東京都は、「『都知事!わたし、東京をこう変えたいです!』~留学に挑んだ高校生、世界で学び、小池知事と語る~」を、12月26日(月)にオンラインにて開催。イベントには、小池都知事のほか、留学経験のあるタレントのハリー杉山や留学を経験した高校生6名、UAE国際交流事業に参加した高校生3名が登壇した。
【写真】MCで登壇したハリー杉山
■MCは海外留学経験のあるハリー杉山
海外留学経験のあるタレントのハリー杉山をMCに迎えた本イベントでは、海外留学を経験した高校生が、都政、社会、学校、地域などの課題について考えたこと、想いを巡らせたことを踏まえ、“未来につながる、持続可能な社会への提案”を小池都知事に実施。
第一部では、留学を経験した高校生による、“留学をしようと思ったきっかけ”や“不安にどう立ち向かってきたのか”を中心としたエピソードや留学を楽しむコツなどが披露された。一方、現地での学習や、コロナ禍という特殊な状況下ならではの苦労として「ホストファミリー全員がコロナに感染した」というエピソードも。
留学中の待ち合わせトラブルなどに苦労したというハリー杉山は、「こういったイレギュラーで使った会話はいい学びになる」と、自身の経験も踏まえたアドバイスを送った。
■高校生が知事に「未来の東京」を提案
「都知事!わたし、東京をこう変えたいです!」~留学に挑んだ高校生、世界で学び、小池知事と語る~の様子
第二部では、高校生たちによる都知事へ「未来の東京」をテーマにしたプレゼンテーションが実施された。留学先での学び、気づきをもとに「これからの東京をどのように変えていきたいか」を議題に披露されたプレゼンでは、「太陽光発電」、「水素利用」、「節水」、「プラスチック削減」、「食料自給率」、「環境保全、地産地消等」の順で高校生プレゼンターそれぞれがスライドなどを用いて堂々とした発表が行われた。
前半の「太陽光発電」、「水素利用」、「節水」の3つのプレゼンテーションを受けたハリー杉山は、リアルタイムでイラストや文字を起こし視覚的に発表をまとめる機能“グラフィックレコーディング”の画像も交え、「一つひとつのプレゼンがキャッチ―で分かりやすいですね!」とコメント。
小池百合子都知事
続く後半の「プラスチック削減」についてのプレゼンに対して小池知事は、「50年後、海には、魚よりプラスチックが多くなってしまうことが危惧されていますが、東京都では紙で作ったタンブラーなどリユースできるものなどを支援しています。地産地消や、環境問題への対策を推進するのは我々消費者なので、お買い物をする時などにはそういった面にも注目してほしい」とコメント。また食料自給率の話題では「米の消費に絡めて、ぜひ今年のお正月は“おもち“をひとつでも多く食べてほしいですね!」とユーモアを交えて振り返った。
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