嵐 櫻井翔の“個性”と“強み”を深掘り! 「ご唱和ください」ファンを歓喜させた言葉の魔法<ラストツアーカウントダウン連載>

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2026年2月28日 07:00

■“サクラップ”の魔法

 さらに櫻井は、俳優としても活躍の場を広げる。2002年に放送されたドラマ『木更津キャッツアイ』(TBS系)ではバンビ役を演じ、本作には現在でも根強いファンが存在する。2007年には二宮和也と共に『山田太郎ものがたり』(TBS系)で主演を務め、さらに2011年の『謎解きはディナーのあとで』(フジテレビ系)で演じた毒舌執事・影山役は多くの視聴者から愛された。2013年の『家族ゲーム』(フジテレビ系)では、ミステリアスな吉本荒野を演じ、狂気的な演技が話題に。2023年から2025年は『大病院占拠』(日本テレビ系)を始めとした“占拠シリーズ”と呼ばれる作品に出演し、本作で櫻井は初の刑事役に挑戦した。

 櫻井といえば“サクラップ”と呼ばれるラップの存在も欠かせない。櫻井はこれまでに数々のラップ詞を手掛け、まっすぐで力強いメッセージを届けてきた。櫻井はすべての活動において“言葉”の力が強く、それはコンサートや歌番組での盛り上げ方からも実感することができる。「come on every body say」「みなさんご一緒に」「ご唱和ください」などのあおりを聞いた観客たちは、櫻井が言葉にすることによって魔法がかかったようにヒートアップするのだ。

 『ベストアーティスト2025』で披露されたSTARTO ENTERTAINMENTのアーティストによるシャッフルメドレーでは、櫻井は楽曲に参加していなかったものの、ラストに村上信五と丸山隆平に連れられてステージに登場。櫻井が「ご唱和ください!」と口にすると、その場だけでなくSNS上でも大盛り上がりを見せた。

 これまでに櫻井が積み上げてきた仕事の裏には膨大な努力があったはずだが、櫻井はそれを表に見せず、スマートにやり切る。それもあってか、櫻井は「知的でスマート」な印象を持たれることも多い。しかし、彼はアイドルとしての魅力はもちろん、親しみやすい人間味あふれる一面もあわせ持っている。バラエティ番組ではバク転を練習している中で着地が不格好になり「お願いだから放送しないで」と嘆いたり、初めてケーキ作りをする際に謎の行動をとってしまったり、かわいらしい一面も。

 完璧のように見える櫻井が、メンバーといる時や、ふとした瞬間に見せる愛すべき抜け感も彼の魅力の1つ。キャスター、アイドル、俳優…あらゆる魅力とスキルを持つ櫻井だが、ラストツアーでは“嵐の櫻井翔”としてどんな姿を見せてくれるのか楽しみだ。(文:朝日奈風果)

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朝日奈風果(ライター)

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